宿敵ミラン撃破へ、セリエAで苦しんだインテルMFバレッラが自虐交えCLへの思い明かす「僕らはCLの方が機能している」

2023.05.08 21:33 Mon
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インテルのイタリア代表MFニコロ・バレッラがチャンピオンズリーグ(CL)への思い入れを語った。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。
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今シーズンのCLでベスト4に駒を進めているインテル。選手も関係者もファンも13年ぶりのビッグイヤーを夢見るなか、まずはこれから始まる準決勝で宿敵ミランを倒さねばならない。1stレグは10日、2ndレグは16日に行われる。全世界が注目する18年ぶりのCLミラノダービーを前にし、欧州サッカー連盟(UEFA)のインタビューに応じたバレッラは、一筋縄ではいかない今シーズンここまでの戦いを振り返りつつ、CLへの思い入れを自虐を交えながら語った。
「僕にとっても、チームにとっても浮き沈みがあり、少し奇妙なシーズンになっているね。だけど、この時期になっても最大限のエネルギーを費やせる戦いが残っているというのは嬉しいことだよ。奇妙に聞こえるだろうけど、僕たちインテルはセリエAよりCLの方がうまく機能している(笑)」

「これには理由があるかもしれない。CLの雰囲気は他にはないものだし、アンセムを聴くと自分自身が後押しされた気持ちにもなる。無意識のうちに自分のエネルギーを全て発揮できる舞台なんだろうね。これぞCLだ」
CLという舞台が選手各々の最大限のパフォーマンスを引き出してくれるという見解を示したバレッラ。ミラノダービーに向けても気持ちの昂りは隠せない。

「全世界がこの試合を追うだろう。そこでピッチに立てれば、どんな選手だって幸せだよ。サン・シーロが両チームのファンでいっぱいになれば、自分がその場所に立っていると実感が湧くはずだからね。だが、時に寒気すら感じさせる強い感情を与えてくれるのは、インテルのファンだけだ」

2004-05シーズン以来18年ぶりに開催されるCLミラノダービー。バレッラも魂を震わせる決戦がいよいよ近づいてきた。

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