C・ロナウドが現在の充実強調、ユナイテッドでの退団騒動を経て「より良い人間になった」

2023.03.23 17:40 Thu
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Getty Images
アル・ナスルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、マンチェスター・ユナイテッドでの困難な時期が成長につながったと強調した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

昨夏にチャンピオンズリーグ(CL)出場を熱望し、マンチェスター・ユナイテッドからの移籍を望んだC・ロナウド。しかし、具体的なオファーは届かず残留すると、チーム内での序列は低下。その後、インタビューでクラブやエリク・テン・ハグ監督を公然と批判したことで昨年11月に契約解除となると、翌月にアル・ナスルが獲得を公式発表した。

サウジアラビアで1億7700万ポンド(約280億円)の年俸を受け取ることになったC・ロナウドは、キャプテンとしてサウジ・プロ・リーグで8試合に出場して9ゴール2アシストを記録。衰えぬ活躍もあり、指揮官が交代したポルトガル代表にも引き続き招集された。
23日に行われるユーロ2024予選第1節のリヒテンシュタイン代表戦に先だった記者会見で、C・ロナウドは現在の充実を強調。困難な時期があったと認めつつ、それが成長につながったと喜んだ。

「自分のキャリアの中で、悪い時期があったと言うことに問題はない。ただ、後悔している暇はないんだ。人生は続くものであり、うまくいってもいかなくても、それは自分の成長の一部になった。山の頂上にいると、下に何があるか見えないことも多いんだ」

「今、僕はより準備ができていると感じる。そして、それがとても重要であると学んだよ。僕はこれまで、過去数カ月のような困難な経験は一度もなかったと思う。その経験を得て、より良い人間になったんだ」

また、C・ロナウドはフェルナンド・サントス前監督からロベルト・マルティネス監督に指揮官が代わったポルトガル代表に言及。現在のチームにはポジティブな雰囲気があり、順調な歩みを見せていると語った。

「これは僕たち全員にとって別の章になるだろう。チーム内のエネルギーは順調で、前向きな雰囲気がある。それはもっとも重要なことだろう。新鮮な空気が流れていて、異なるアイデアとメンタリティがあるんだ」

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