「武器や特徴を理解」上田綺世が今季15ゴールの量産に言及、元J1得点王の前田遼一コーチに学ぶ「見習う部分はすごく多い」

2023.03.21 23:18 Tue
©︎CWS Brains, LTD.
21日、日本代表はキリンチャレンジカップのウルグアイ代表戦に向けて千葉県内でトレーニングを実施。カタール・ワールドカップ(W杯)後初の活動となった今回のトレーニングキャンプにはまだ全員が合流していない中、多くの観衆の前でトレーニングを行った。練習後、FW上田綺世(セルクル・ブルージュ)が報道陣の取材に応対。リーグ戦で14ゴールと活躍する現在の状態を語った。
「リーグ戦での結果はシーズンを通して自分がやってきたこともあるので、コンディションが良いというよりは噛み合ってきたかなと思います」

カタールW杯では45分間の出場に終わり、悔しさも味わった上田。そのW杯後に多くのゴールを決めているが「そういうわけではないです」とW杯の悔しさをぶつけているわけではないとコメント。「クラブの中で自分のポジションでやることがあって、集中しています」と、クラブの中で噛み合い始めたことが理由だとした。

ヘディングでのゴールやクロスからのゴール、裏への抜け出しなど、ゴールのパターンも増えている上田。「求められていることや自分の強みを見せることは常に継続してきたことで、最後の試合はポジションが変わったこともありますが、シーズンを通して常に継続してきたことで、自分の武器や特徴をチームに理解してもらうことができて、少しずつ信頼に変わって、パスも集まってきていてというのが最近結果を残せている理由かなと思います」と語り、積み上げてきたものによる信頼の獲得が、色々なゴールに繋がっていると感じているという。
クラブではシャドーだが、日本代表では1トップに入る上田。「引き出しというところで言うと、普段やらないポジションでも自分は1トップだという自覚があります」とコメント。「新しい引き出しを持って1トップができると思いますし、今のポジションでも吸収できることや新しい点の取り方を模索できると思うので、前向きに取り組んでいるつもりです」と、1トップとしてプレーするための成長をクラブでできているという。

その中で、日本代表はかつてJ1で得点王にも輝き、日本代表でもプレーした前田遼一氏がコーチに就任した。上田と同じFW出身のコーチがいることについて、プラスに働くと感じているようだ。

「生粋のゴールゲッターだと思いますし、より少ないタッチでゴールを重ねるイメージがあるので、僕がずっとワンタッチゴールにこだわるように、より簡潔にゴールを奪う方が良いと思っているタイプなので、見習う部分はすごく多いと思います」

「FW論というか、同じポジションだからこそもらえる指示、話せることもあると思うので、そういうところから刺激を得られると思います」


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