「影響力は限定的」三笘薫、2試合連続アシストは評価も期待値の高さもあり現地評価は上がりきらず「いつものような効果的なプレーはない」

2023.03.16 11:20 Thu
Getty Images
ブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫だが、最高の評価は得られなかった。
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15日、延期されていたプレミアリーグ第8節でブライトンはホームにクリスタル・パレスを迎えた。
前節はヘディングでのアシストに、オウンゴールを誘発させた三笘。この試合も先発出場すると15分に仕事をする。

ハーフウェイライン付近でボールを持った三笘はドリブル開始。すると絶妙なスルーパスを前線へと送る。ソリー・マーチが見事なタイミングで飛び出していると、マーチは素早くシュート。ゴール右にシュートが決まりブライトンが先制した。

2試合連続でのアシスト、今季3つめのアシストとなった三笘。このゴールが決勝点となりチームの勝利に貢献していた。
ただ、決勝ゴールをアシストした三笘に対し、イギリス『Sussex Live』は7点(10点満点)と評価。軒並み高い評価の中では少し低いものとなった。

「彼は多くボールを持っていなかったが、ボールを持った時はすぐに効果的なプレーをした」

「彼はタイミングの良いパスでマーチのゴールを生み出したが、いつものような効果的なプレーはなく、78分で交代した」

また、イギリス『Sussex Express』も7点(10点満点)の評価を与え、8点の選手が多い中ではアシストを記録も少し減点されている。

「前半、クロスを上げようとしたクラインに完璧なスライディングチャレンジを見せ、完璧に重みのあるパスでマーチの先制点をお膳立てするなど、両面を見せた」

「後半の影響力は限定的で、あまりうまくいかなかった。エストゥピニャンのクロスにうまく頭で合わせられず。79分にエンシソと交代した」

相手の警戒度は増すばかり。縦への突破を防がれ苦しんだ中、今回は中央に仕掛けてのスルーパスで進化を見せる三笘だが、後半は特に目立ったプレーもない状況。局面での違いを見せ結果を残しているが、期待は大きいだけに長い時間チームに貢献することが必要になりそうだ。




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