ルカク、インテル残留望むもアピール足らずか…CEO「以前の姿ではまだない」

2023.03.15 17:05 Wed
Getty Images
インテル残留を望むといわれるベルギー代表FWロメル・ルカク(29)だが、まだ上層部を納得させるものではないようだ。

チェルシー移籍からわずか1年でインテルに舞い戻ったが、ケガの影響もあり、ここまで公式戦18試合の出場にとどまるルカク。それでも、直近の6試合では3ゴールと盛り返す。
だが、インテルの最高経営責任者(CEO)を務めるジュゼッペ・マロッタ氏は今夏に1年のローン契約が切れるルカクについて、まだ残すかどうかを決めかねているのかもしれない。

15日にホームで行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのポルト戦前にイタリア『スカイ』に話した。

「1シーズンのローン移籍なのだから、彼はチェルシーに戻る。とはいえ、今季は変則的なシーズン。我々の問題であり、他クラブでもそうだ。自チームの選手が特異なあのワールドカップに出たんだ」
「ルカクも、(マルセロ・)ブロゾビッチも完全に回復しきったわけじゃない。ルカクに至ってはフィジカルとフィットネスがプレーの重要な要素だ。100%の状態にないし、以前のルカクではまだない」

関連ニュース

エンポリ戦で負傷のアルナウトビッチ、左ハムストリングのケガで2カ月程度の離脱か

インテルは25日、オーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチが離脱したことを発表した。 今夏13年ぶりにインテル復帰を果たしたアルナウトビッチは、ここまで全試合に出場しており、24日に行われたセリエA第5節のエンポリ戦にも72分から出場。しかし、試合終盤の90分にスプリントした際に左足を負傷。プレー続行が不可能となり、そのままピッチを後にしていた。 そして、その検査結果が報告され、左ハムストリングに中程度のダメージがあることが確認された。 なお、クラブは詳細な離脱期間について触れておらず、数週間後に再検査を実施するとだけ発表。『フットボール・イタリア』によれば、この手のケガは回復までにかなり時間がかかり、オーストリア代表FWは2カ月程度の離脱になる可能性があると報じている。 2023.09.25 23:15 Mon

「欧州の競争力が衰退」インテルのマロッタCEO、サウジ勢のスター選手乱獲に懸念「売却に制限を」

インテルの最高経営責任者(CEO)を務めるジュゼッペ・マロッタ氏が移籍市場について語った。 今夏の移籍市場でも卓越した手腕を発揮したマロッタCEO。自国の選手でNo.1の人気銘柄だったイタリア代表MFダビデ・フラッテージを大争奪戦の末に確保し、ミラン行き濃厚とされたフランス代表FWマルクス・テュラムの強奪にも成功した。 他クラブが羨むほどの大型補強を敢行したなか、チームはセリエAで開幕5連勝。一方で、チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ初戦は敵地でレアル・ソシエダと辛くも1-1のドローに終わったが、イタリア『Radio Anch’io Sport』に出演したマロッタCEOは欧州でのドロー発進を気にしない。 「ハイレベルなソシエダを称賛すべきだ。彼らはとても攻撃的かつテクニカルな集団であり、我々も大いに悩まされた」 「ドローはシモーネ・インザーギ(監督)が新加入選手を起用するターンオーバーを実行したことによるもので、彼らのリアクションや既存選手との融合を確認できたことがポジティブな側面として強調されるべきだ」 また、自身の腕の見せどころである移籍市場にも言及。今夏はインテルが着々と補強を進める一方、サウジアラビア勢による欧州のスター選手乱獲が相次ぎ、人権問題を抱える同国政府が少なからず関与していることも背景にあり、大きな波紋を広げた。 マロッタCEOはサウジアラビアを含む中東方面への選手流出を全否定しているわけではないが、今夏のペースが今後も続くようなら「規制すべき」と明言した。 「我々(欧州)はこの新たなシナリオに対し、これからも慎重にリスク評価を続ける必要がある。今のところ、アラビア勢がキャリア終盤でもない年齢の選手を引き抜いており、我々の競争力が衰退することとなった」 「クラブにとって最大のリスクは経済的に困窮することであり、サウジアラビアへの選手売却は金銭的利益をもたらすものだ。だが、選手という資産を保護するには、やはり売却に制限を設けるべきなのだろう」 2023.09.25 18:27 Mon

“生まれながらのインテリスタ” ディマルコが契約延長&昇給へ

インテルがイタリア代表MFフェデリコ・ディマルコ(25)との契約延長を進めているようだ。 24日、セリエA開幕4連勝のインテルは第5節でエンポリと対戦。開幕4連敗&無得点の相手にアウェイでなかなかネットを揺らせない時間が続くも、51分、ディマルコが自慢の左足をひと振りし、スーパーミドルをネットへ突き刺した。 このゴールが決勝点となり、1-0で勝利したインテルは破竹の5連勝。イタリア『カルチョメルカート』は勝利の立役者であり、試合後のインタビューで「必ず契約延長したい」と語ったディマルコの契約交渉の経過について解説した。 まずはディマルコの立ち位置について。インテリスタから絶大な支持を得る下部組織出身のイタリア人レフティーは今やチームメイトを引っ張るリーダー的存在にもなっているといい、シモーネ・インザーギ監督も絶大な信頼をおく。 ここ数週間で契約延長に向けた協議が始まったとみられ、首脳陣はその成長を称えるべく、2026年6月までとなっている契約期間の延長だけでなく、年俸150万ユーロ(約2億3000万円)からの昇給も口頭で約束しているとのことだ。 時期は不確かながらも数カ月以内に両者が合意するのは確実。セリエBへの武者修行、スイスへの完全移籍放出など遠回りをしてから現在の地位を築いたディマルコだが、「生まれながらのインテリスタ」を自称する25歳はすでに愛するクラブの“顔”となっている。 <span class="paragraph-title">【動画】圧巻!糸を引くディマルコのスーパーボレー!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="1G2vguDhq0Q";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.09.25 16:21 Mon

開幕5戦全勝のインテル指揮官「辛抱強くうまくプレー」 負傷アルナウトビッチは「これからテスト」

インテルのシモーネ・インザーギ監督が振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。 セリエA開幕から4戦全勝で首位のインテル。ミッドウィークのチャンピオンズリーグ(CL)を挟み、24日のセリエA第5節ではエンポリのホームに乗り込んだ。 開幕から4戦全敗で最下位に沈み、早くも監督交代に踏み切った相手との一戦を0-0で折り返したが、52分にフェデリコ・ディマルコが均衡を破ると、それが決勝点となった。 唯一の開幕5戦全勝で首位をひた走るS・インザーギ監督も手堅く勝ち切る戦いぶりを評価している。 「辛抱強く、うまくプレーできた。前半は何度もチャンスを作りながら、1つも決められず、ラスト15分間は少しペースを失ってしまったが、後半は正しい形でアプローチし、ディマルコのゴールが後押ししてくれたよ」 また、後半途中からの出場だったが、負傷したマルコ・アルナウトビッチについてはこう話している。 「これからテストをする。出たときは調子が良かったし、今日唯一の懸念材料だね。屈筋に違和感があったみたいだ。様子を見るしかない」 2023.09.25 11:15 Mon

インテルがディマルコのゴラッソでリーグ戦5連勝! フラッテージが移籍後初先発【セリエA】

インテルは24日、セリエA第5節でエンポリとのアウェイ戦に臨み、0-1で勝利した。 前節ミランとのミラノ・ダービーを制し、開幕4連勝とした首位・インテル(勝ち点12)は、20日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)初戦でレアル・ソシエダと対戦。終盤にラウタロ・マルティネスのゴールで追いつき、1-1のドローで終えていた。 そのソシエダ戦からはスタメンを6選手変更。テュラム、チャルハノール、ディマルコらが先発に復帰し、フラッテージは移籍後初のスタメン入りを果たした。 5連敗スタートでアンドレアッツォーリ新監督を迎えた最下位・エンポリに対し、インテルは立ち上がりから主導権を握る。キックオフ直後に左サイドを崩すと最後はチャルハノールがシュート。その数分後には、右サイドからフラッテージのシュートに繋がったが、どちらも枠を捉えなかった。 その後も押し込むインテルだが、ゴールを奪うことができず徐々にエンポリにボール保持を許す。35分には左CKを獲得し、ショートコーナーからテュラムがヘディングでネットを揺らすが、オフサイドの判定によりノーゴールとなった。 40分には、チャルハノールから右ポケットにスルーパスが通り、フラッテージがクロスを試みるが、飛び出したGKベリシャが阻止。こぼれ球を押し込もうとラウタロ・マルティネスが反応したが、すぐにベリシャが体勢を立て直しボールを抑えた。 0-0で迎えた後半はエンポリFWシュペンディのシュートで幕を開け、インテルは少しヒヤッとさせられる。 それでも51分、先制ゴールを奪ったのはインテル。左CKからのクロスが相手にクリアされると、ボックス手前左で構えていたディマルコが左足を一閃。このシュートがゴール右上に突き刺さり、ようやくリードを奪った。 エンポリも65分にチャンスを迎える。バルダンツィが中盤でムヒタリアンからボールを奪うとドリブルで前進。追いかけたバストーニはファウル覚悟で止め、イエローカードを受ける。ボックス手前で得たFKのキッカーはラノッキアが務め、ゴール右を狙ったシュートが枠を捉えたが、ここはGKゾマーがきっちりとセーブした。 追加点を奪いたいインテルは、72分にアルナウトビッチやバレッラを投入。その後の78分には、ボックス手間左でボールを収めたテュラムが、カットイン気味に中へ切り替えしてから右足を振ったが、シュートは惜しくも枠の右に外れた。 まだ勝ち点を奪える可能性があるエンポリは、終盤にセットプレーからバルダンツィがシュートまで持ち込むが、ここはシュートブロックに遭う。後半アディショナルタイムにもホームの声援を受けるエンポリが猛攻を仕掛けたが、結局試合は0-1で終了。23本のシュートを放ちながら1得点に終わるという課題も見えたインテルだが、下位チームからきっちりと勝ち点「3」を奪い、リーグ戦5連勝とした。 2023.09.24 21:39 Sun
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly