「クソみたいなシーズンだ」 リシャルリソンがコンテ監督の采配批判、自身の扱いにも「理解できない」

2023.03.09 17:04 Thu
Getty Images
トッテナムのブラジル代表FWリシャルリソンアントニオ・コンテ監督からの扱いに不満を爆発させた。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。

昨夏の移籍市場で、エバートンから6000万ポンド(現レートで約97億1000万円)の移籍金で加入したリシャルリソン。しかし、コンテ監督から全幅の信頼を得るまでには至らず、7試合の先発にとどまるプレミアリーグではいまだゴールがない。

8日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのミラン戦でも、勝利が必須の状況でベンチスタートに。70分から投入されるも決定的な仕事はできないままゴールレスドローに終わり、CL敗退が決定した。
このミラン戦後、『ESPN Brazil』の取材に応じたリシャルリソンは指揮官の采配を公然と非難。自身の扱いに納得できないと不満を示し、コーチ陣からの説明を要求した。

「僕もこの扱いは理解できていない。(先発した)ウェストハム戦とチェルシー戦では2勝していて、良い流れで進んでいたんだ。それなのに、突然ステッリーニは僕をベンチにして、ウォルバーハンプトン戦は5分間だけの出場だった。なぜだと聞いても、何も教えてくれなかった」
「そして、昨日はジムでテストを受けて、良ければ試合に出ると言われたよ。試合になったらベンチに置かれたけどね。こうした扱いは理解に苦しむ」

「明日、監督が何を言うか見てみたいね。でも、ここに馬鹿な人間はいない。僕はプロフェッショナルとして毎日働いていて、プレーがしたいんだ」

「今シーズンは、言葉が悪くなって申し訳ないがクソみたいなシーズンだ。出場時間は少なく、ケガの苦しみもあった。それでも、ピッチに入ったら自分の人生を捧げるつもりでいる。2試合で良いプレーをしたのだから先発すべきだと思うし、このことで泣いたりはしない」

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スパーズのEL決勝進出高まる状況でプレミア第37節のアストン・ビラvsトッテナムの試合日程が変更に

プレミアリーグ第37節のアストン・ビラvsトッテナムの試合日程の変更が発表された。 現在、熾烈なトップ5争いを繰り広げる7位のアストン・ビラと、16位のトッテナムの一戦は、当初5月18日(日)に開催予定だった。 しかし、ヨーロッパリーグ(EL)決勝進出の可能性があるトッテナムが、5月21日(水)に行われるサン・マメス(ビルバオ)に十分な準備期間を得るため、アストン・ビラとプレミアリーグに5月16日(金)への日程変更を訴えていた。 EL準決勝1stレグではトッテナムがホームでボデ/グリムトに3-1で勝利。これに対して同じプレミアリーグ勢のマンチェスター・ユナイテッドが、アウェイでアスレティック・ビルバオに3-0で先勝。イングランド勢同士のファイナルの可能性が高まっている。 そのユナイテッドは元々プレミアリーグ第37節で16日にチェルシーとのアウェイゲームを戦う予定で、トッテナムが18日に試合を行う場合、公平性という部分で問題が生じるため、最終的にノースロンドンのチームの要請が認められる形となった。 なお、新たな日程ではアストン・ビラvsトッテナムが現地時間5月16日(金)の19:30(日本時間27:30)、チェルシーvsマンチェスター・ユナイテッドが20:15(日本時間28:15)にリスケジュールとなった。 2025.05.07 14:35 Wed
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無冠煽り、相手選手の模倣…プレミアリーグでは批判的・嘲笑的なゴールセレブレーションへの処罰が厳格に?

プレミアリーグでは今後、ゴールセレブレーションをする際に注意が必要となるかもしれない。 今シーズン、いくつかのゴールセレブレーションが物議を醸しているプレミアリーグ。得点を記録した選手がチームメイトやファンと祝うのはサッカーの醍醐味の一つであり、試合の盛り上げに大きく貢献しているが、一方で相手を嘲笑するようなセレブレーション対しては批判も少なくない。 例えば、1月26日に行われたプレミアリーグ第23節トッテナムvsレスター・シティでは、レスターのFWジェイミー・ヴァーディが同点弾を決めた際のゴールセレブレーションが話題に。ヴァーディはユニ右袖の「プレミアリーグのエンブレム」を指差した上で、トッテナムファンに向けて指で「0」の形を作り、無冠の続くクラブを煽った。 また、2日に行われたプレミアリーグ第24節アーセナルvsマンチェスター・シティ戦では、アーセナルの若手DFマイルズ・ルイス=スケリーがゴールを決めた際に、シティのFWアーリング・ハーランドがよく見せるあぐらをかいて目をつぶるセレブレーションを披露。これについても物議を醸すこととなった。 この2つのセレブレーションについては、いずれもお咎めなし。しかし、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、今後は警告の対象になる可能性があるようだ。 プレミアリーグの最高責任者であるプレミアリーグの最高責任者トニー・スコールズ氏は、「バランスの問題だ。我々は皆、セレブレーションを見るのが好きだとは思う。中にはとても面白いものもあるが、限度はある。それが嘲笑や批判に及ぶのなら、我々は対処する必要があるだろう」と語っている。 実際、今シーズンもエバートンのFWイリマン・エンディアイエがブライトン&ホーヴ・アルビオン戦でゴールを決め、ブライトンのエンブレムにも描かれるカモメのポーズをとったところ、イエローカードを提示される事態に。今後はより厳しい目が向けられる可能性があり、選手たちはセレブレーション時に慎重となる必要があるだろう。 2025.02.06 15:10 Thu

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