首位遠ざかる痛恨ドローにS・インザーギも肩落とす 「がっかり」

2023.02.14 10:55 Tue
Getty Images
インテルシモーネ・インザーギ監督が振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。

13日のセリエA第22節で19位に沈むサンプドリアのホームに乗り込んだ2位のインテル。最終的に25本ものシュートを浴びせたが、最後までネットを揺らせず、勝ち点1を掴むにとどまった。

これで公式戦3連勝がストップ。首位ナポリと勝ち点差が広がる痛恨の結果にS・インザーギ監督も肩を落としている。
「がっかりだ。違う結果を目指したわけだからね。この試合を甘く見てはいなかったし、前半に良いプレーをして、かなりのチャンスもあった。すべてを出し切ってくる相手に対して、もっと良いフィニッシュが必要だったね」

「客観すれば、選手は正しい戦い方をして、うまくプレーしたが、いくつかの場面でよりシャープさが必要だった。自分たちを見つめ直さなければ。3連勝中だったし、今夜も勝利を望んだのは明らかだったんだ」
イタリア人指揮官はまた、FWロメル・ルカクについて「働いたが、時間が必要だ。良いスタートを切り、前進する我々を助けてくれた。ただ、得点できただろうに、後半は少し落ち込んでしまったね」と語っている。

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