精巣がん克服のアラーが復活弾、指揮官も「幸せな瞬間」と祝福

2023.02.05 13:23 Sun
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Getty Images
ドルトムントのコートジボワール代表FWセバスティアン・アラーが復活のゴールを決めた。今夏にアヤックスからドルトムントに加入したアラー。しかし、その直後に精巣がんが発覚し、治療のため無期限離脱を強いられることになった。

一時は引退も危ぶまれたが、2度の手術を乗り越え、先月23日にブンデスリーガ第16節のアウグスブルク戦で復帰。4日に行われた第19節のフライブルク戦にも先発すると、待望の瞬間が訪れた。
2-1で迎えた51分にセットプレーの流れからポルトガル代表DFラファエウ・ゲレイロが左サイドからクロスを上げると、ゴール前で待っていたアラーがヘディングシュート。叩きつけられたボールがゴールネットを揺らし、ドルトムントでの初得点となった。

エディン・テルジッチ監督は5-1で勝利を飾った試合後、アラーを祝福。本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクでのゴールを喜ぶとともに、今後の活躍に期待を語った。

「7月か8月には初ゴールを決めてほしいと思っていたが、それが今日実現した。重要なゴールであり、本拠地の“黄色い壁”の前で決められたということも喜ばしい」

「彼にとっても、我々にとっても、非常に大きな意味を持つ幸せな瞬間だ。これから始まるゴールラッシュの第一歩になってくれれば良いと感じている」

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