クレモネーゼがナポリに続きローマ撃破でベスト4進出! トリノ撃破のフィオレンティーナと準決勝で激突《コッパ・イタリア》
2023.02.02 07:38 Thu
コッパ・イタリア準々決勝、ローマvsクレモネーゼが1日にスタディオ・オリンピコで行われ、1-2で勝利したクレモネーゼが準決勝進出を決めた。
ラウンド16でセリエBのジェノアを破ったローマは、セリエA未勝利で最下位も、前ラウンドでナポリに大金星を挙げたクレモネーゼとベスト4進出を懸けて激突した。
直近のセリエAでナポリとのデルビー・デル・ソーレに惜敗したモウリーニョのチームは、新年初黒星からバウンスバックを図る一戦へ先発6人を変更。スモーリングやディバラ、エイブラハム、ザレフスキらが温存され、クンブラやベロッティ、タヒロビッチといった控え選手がスタメンに入った。
以降はチャンスこそないものの、危なげなくゲームをコントロールしていたホームチームだったが、痛恨のミスから先制を許す。26分、ハイラインの最後尾でボールのコントロールを誤ったクンブラがデサースにボールを奪われてそのままボックス内に持ち込まれる。GKルイ・パトリシオは我慢してボールへのアタックを試みたが、わずかに接触してしまいPK献上。これをデサースにゴール左上隅に突き刺された。
一発勝負のカップ戦では許されないイージーミスでビハインドを追ったチームは、すぐさま反撃に出ていく。しかし、主力と控え選手の呼吸がいまひとつ合わず、アタッキングサードに入る前の場面でのミスが続出。ハーフタイム直前には畳みかける攻めを仕掛けたが、前半の内に追いつくことはできなかった。
これを受け、モウリーニョ監督はハーフタイムに4枚替えを敢行。失点に絡んだクンブラや1枚カードをもらっていたマンチーニらを下げて、ディバラとザレフスキ、スモーリング、マティッチと主力を投入。この交代で[4-2-3-1]の攻撃的な布陣にシフトした。
だが、立ち上がりの49分には再びミスから失点を喫する。オケレケの抜け出しに対応したDFイバニェスが足を滑らせて突破を許すと、ボックス右でピッケルがグラウンダーで入れた際どいクロスに大外で対応したDFチェリクの足に当たったボールがゴールネットに吸い込まれた。
これで苦しくなったローマは57分にタヒロビッチを下げて切り札のエイブラハムを投入。早くも5枚のカードを使い切って前がかる。
ここから決死の猛攻を見せるホームチームはペッレグリーニの豪快なジャンピングボレーや、セットプレーで存在感放つスモーリングらのシュートでゴールに迫るが、相手GKの好守などに阻まれてゴールが遠い。
後半半ばから終盤にかけても相手の粘り強い守備を崩し切れないローマは、前半からの微妙な判定にフラストレーションを募らせるベンチのスタッフ陣が続けてカードをもらうなど、流れが悪い。
その後、試合終了間際の94分にはエイブラハムのお膳立てからベロッティの見事なシュートで1点を返したが、短い残り時間で同点に追いつくことはできず。
この結果、ナポリに続きローマ撃破のクレモネーゼがベスト4進出の快挙を達成。一方、ホームで屈辱敗戦のローマは公式戦連敗となった。
また、同日行われた準々決勝のフィオレンティーナvsトリノは、2-1で勝利したフィオレンティーナが準決勝進出を決めた。
前半から主導権を握ったホームチームは、ゴールレスで折り返した後半半ばの64分にセットプレーの二次攻撃からテルジッチの正確な左クロスをゴール前のヨビッチが頭で合わせて先制に成功。
その後、1点差が維持されたまま試合終盤に突入すると、相手守備の拙いロングボール処理からイコネが鋭い左足のシュートを突き刺し、追加点を奪取。その後、トリノがカラモーのゴールで一矢報いたが、フィオレンティーナがそのまま逃げ切った。
ラウンド16でセリエBのジェノアを破ったローマは、セリエA未勝利で最下位も、前ラウンドでナポリに大金星を挙げたクレモネーゼとベスト4進出を懸けて激突した。
直近のセリエAでナポリとのデルビー・デル・ソーレに惜敗したモウリーニョのチームは、新年初黒星からバウンスバックを図る一戦へ先発6人を変更。スモーリングやディバラ、エイブラハム、ザレフスキらが温存され、クンブラやベロッティ、タヒロビッチといった控え選手がスタメンに入った。
立ち上がりから主導権を握ったローマは、序盤の13分にクリスタンテの斜めのフィードに反応したタヒロビッチに決定機。ゴール左でボレーシュートを狙うが、これはややコースが甘くトップチーム初ゴールとはならず。
以降はチャンスこそないものの、危なげなくゲームをコントロールしていたホームチームだったが、痛恨のミスから先制を許す。26分、ハイラインの最後尾でボールのコントロールを誤ったクンブラがデサースにボールを奪われてそのままボックス内に持ち込まれる。GKルイ・パトリシオは我慢してボールへのアタックを試みたが、わずかに接触してしまいPK献上。これをデサースにゴール左上隅に突き刺された。
一発勝負のカップ戦では許されないイージーミスでビハインドを追ったチームは、すぐさま反撃に出ていく。しかし、主力と控え選手の呼吸がいまひとつ合わず、アタッキングサードに入る前の場面でのミスが続出。ハーフタイム直前には畳みかける攻めを仕掛けたが、前半の内に追いつくことはできなかった。
これを受け、モウリーニョ監督はハーフタイムに4枚替えを敢行。失点に絡んだクンブラや1枚カードをもらっていたマンチーニらを下げて、ディバラとザレフスキ、スモーリング、マティッチと主力を投入。この交代で[4-2-3-1]の攻撃的な布陣にシフトした。
だが、立ち上がりの49分には再びミスから失点を喫する。オケレケの抜け出しに対応したDFイバニェスが足を滑らせて突破を許すと、ボックス右でピッケルがグラウンダーで入れた際どいクロスに大外で対応したDFチェリクの足に当たったボールがゴールネットに吸い込まれた。
これで苦しくなったローマは57分にタヒロビッチを下げて切り札のエイブラハムを投入。早くも5枚のカードを使い切って前がかる。
ここから決死の猛攻を見せるホームチームはペッレグリーニの豪快なジャンピングボレーや、セットプレーで存在感放つスモーリングらのシュートでゴールに迫るが、相手GKの好守などに阻まれてゴールが遠い。
後半半ばから終盤にかけても相手の粘り強い守備を崩し切れないローマは、前半からの微妙な判定にフラストレーションを募らせるベンチのスタッフ陣が続けてカードをもらうなど、流れが悪い。
その後、試合終了間際の94分にはエイブラハムのお膳立てからベロッティの見事なシュートで1点を返したが、短い残り時間で同点に追いつくことはできず。
この結果、ナポリに続きローマ撃破のクレモネーゼがベスト4進出の快挙を達成。一方、ホームで屈辱敗戦のローマは公式戦連敗となった。
また、同日行われた準々決勝のフィオレンティーナvsトリノは、2-1で勝利したフィオレンティーナが準決勝進出を決めた。
前半から主導権を握ったホームチームは、ゴールレスで折り返した後半半ばの64分にセットプレーの二次攻撃からテルジッチの正確な左クロスをゴール前のヨビッチが頭で合わせて先制に成功。
その後、1点差が維持されたまま試合終盤に突入すると、相手守備の拙いロングボール処理からイコネが鋭い左足のシュートを突き刺し、追加点を奪取。その後、トリノがカラモーのゴールで一矢報いたが、フィオレンティーナがそのまま逃げ切った。
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