パスポート盗まれ移籍がおじゃんに…ボルドーのSDが不幸に見舞われる
2023.02.01 15:30 Wed
ご多分に漏れず移籍市場の最終日でリクルートに努めていたボルドーだが、ある不幸に見舞われ、交渉がひとつ破談となってしまっていたようだ。
例年通り、締め切り最終日に多くの取引が成立した今冬の移籍市場。エンソ・フェルナンデスやジョルジーニョなどビッグネームの移籍も実現した。
その一方で、ボルドーは成立寸前だった移籍がひとつおじゃんになってしまっていたという。『AFP通信』によれば、ある交渉の最終確認のためスポーツ・ディレクターのアドマー・ロペス氏がフランスを発とうとしていたところ、パスポートやPCが入ったバッグを盗まれ、渡航できなくなってしまったようだ。
ボルドーは今回の移籍市場でホンジュラス代表FWアルベルト・エリスがブレストへレンタル移籍したため、代わりのストライカーを探していた。名前は公表されていないが、交渉にあたっていた当該選手は、すでに個人間およびクラブ間合意に達しており、まさに移籍一歩手前というところだったという。
しかし、今回の事件で書類の最終チェックを済ませられず、最終的に水の泡に。今冬の移籍市場ではパリ・サンジェルマン行きが迫っていたハキム・ツィエクがチェルシー側の書類不備により移籍できなかったというケースがあるが、ボルドーのように外的要素による頓挫となれば大きな無念だろう。
例年通り、締め切り最終日に多くの取引が成立した今冬の移籍市場。エンソ・フェルナンデスやジョルジーニョなどビッグネームの移籍も実現した。
その一方で、ボルドーは成立寸前だった移籍がひとつおじゃんになってしまっていたという。『AFP通信』によれば、ある交渉の最終確認のためスポーツ・ディレクターのアドマー・ロペス氏がフランスを発とうとしていたところ、パスポートやPCが入ったバッグを盗まれ、渡航できなくなってしまったようだ。
しかし、今回の事件で書類の最終チェックを済ませられず、最終的に水の泡に。今冬の移籍市場ではパリ・サンジェルマン行きが迫っていたハキム・ツィエクがチェルシー側の書類不備により移籍できなかったというケースがあるが、ボルドーのように外的要素による頓挫となれば大きな無念だろう。
なお、昨季に1990-91シーズン以来となる2部降格となったボルドーは、ここまでリーグ・ドゥで首位と10ポイント差の3位に位置している。
ボルドーの関連記事
|
ボルドーの人気記事ランキング
1
元イングランド代表の35歳アンディ・キャロル、財政破綻でフランス4部のボルドー加入
ボルドーは18日、元イングランド代表FWアンディ・キャロル(35)の加入を発表した。 かつてはイングランドを背負って立つ大型ストライカーとして期待された時期もあったキャロル。フェルナンド・トーレス氏の後釜としてのリバプール行きがうまくいかず、その後は母国クラブを転々としながらキャリアを紡いだ。 だが、昨年9月に海外で心機一転を図り、リーグ・ドゥのアミアン移籍を決断し、公式戦31試合で4得点1アシスト。今季もここまでリーグ・ドゥ4試合に出場中だったが、アミアンのリリースによると、双方合意で契約解消に至った。 そうしてキャロルが新たな舞台とするボルドーだが、今夏に破産申請。その財政破綻により、シャンピオナ・ナシオナル2(フランス4部相当)での戦いを余儀なくされている。 フランス『Le Parisien』によると、かつてアミアン加入時に誘いをかけ、現在はボルドーでリクルートを司どるジョン・ウィリアムズ氏との繋がりもこの移籍が実現した理由の1つという。 2024.09.18 22:07 Wed2
ボルドー、バルセロナB主将DFパレンシアをレンタルで獲得!
▽ボルドーは14日、バルセロナBからスペイン人DFセルジ・パレンシア(22)を今シーズン終了までのレンタル移籍で獲得することで合意したと発表した。同選手は15日にメディカルチェックを受診した後、正式に加入となる。 ▽バルセロナのマシア出身の右サイドバックのパレンシアは2015年からバルセロナBでプレー。豊富な運動量に加え、元々中盤でプレーした技術を武器にビルドアップでも貢献できる、バルセロナ育ちらしいラテラルだ。さらに、2016年からはバルセロナBでキャプテンを務めるなど、リーダーシップにも優れるタレントだ。 ▽ここ数年、トップチームでのプレー機会が与えられる可能性が指摘されてきたが、レンタル先のボルドーで自身初のトップリーグを経験することになりそうだ。 2018.08.15 13:23 Wed3
ボルドー移籍のファン・ウィジョ、SNSで思い綴る「ガンバ大阪は私にとって宝のような存在」
ガンバ大阪からボルドーへの移籍が決定した韓国代表FWファン・ウィジョが、SNSでクラブに別れを告げた。 G大阪のエースとしてチームをけん引してきたファン・ウィジョは14日、ボルドーへの移籍が発表された。ラストマッチとなった発表直前の13日にホームで行われたJ1第19節の清水エスパルス戦では、勝利で飾り、試合後にはチームメイトからの胴上げ、ファン・サポーターからの声援で送り出された。 そのファン・ウィジョは自身のインスタグラム(hwang_uijo)を更新し、ファン・サポーターに感謝と別れの言葉を日本語で綴っている。 「こんにちは。ファン・ウィジョです。まず、ガンバ大阪での2年間、たくさんの応援をしていただき、ありがとうございます」 「ガンバ大阪は私にとって宝のような存在だと思います。ガンバ大阪に来て多くのことを学び、楽しい思い出とたくさんの経験をすることが出来たので、これからもずっと良い記憶であり続けると思います」 「日本一のスタジアムで最高の選手、スタッフそしてサポーターの方々と一緒にサッカーを出来て嬉しかったですし、幸せでした」 「これからもガンバ大阪との幸せな思い出を忘れず、私もより良い姿をお見せできるよう努力します。ガンバ大阪にも私にもたくさんの応援よろしくお願いします。ありがとうございます」 ファン・ウィジョは2017年夏に城南FCから加入。今シーズンの明治安田生命J1リーグこそ4得点にとどまったが、得点ランキング3位の16得点を挙げた2018シーズンは残留の救世主として輝き、個人としても初のベストイレブンを受賞した。韓国代表としても近年、主力として定着しており、通算27試合8ゴール。2018シーズン途中にG大阪を一時離脱してオーバーエイジ枠で出場したアジア競技大会で得点王に輝き、大会優勝とともに、兵役免除を勝ち取っている。 2019.07.15 18:05 Mon4
ベンフィカの伝説フェルナンド・シャラーナ氏が63歳で逝去…“小さな天才”と称されたアタッカー
ベンフィカのレジェンドである元ポルトガル代表MFのフェルナンド・シャラーナ氏(享年63)が逝去した。ベンフィカが10日、レジェンドの訃報を伝えた。 ベンフィカの下部組織出身で1970年代から1980年代に活躍したシャラーナ氏は、“ペケーニョ・ジェニアル(小さな天才)”との愛称で知られた左利きの小柄なアタッカー。 ベンフィカでは1974年から1984年、1987年から1990年の合計13年間の在籍期間に主力として活躍し、6度のプリメイラ・リーガ制覇を含め14個のタイトル獲得に貢献。個人としては1976年と1984年にポルトガルの年間最優秀選手賞も受賞していた。 また、ポルトガル代表として通算27キャップを刻んだシャラーナ氏は、1984年から1987年までプレーしたフランスのボルドー時代には負傷に悩まされて活躍の機会は限られたものの、2度のリーグ・アン優勝を経験していた。 現役引退後は古巣ベンフィカのアシスタントコーチや暫定指揮官、パソス・デ・フェレイラのコーチなどを歴任していた。 2022.08.10 21:23 Wed5