リヨン会長が決意表明! 生え抜き19歳シェルキをPSGから守り抜く覚悟「行かせるつもりはない」

2023.01.26 21:29 Thu
19歳シェルキ(写真中央)を守り抜く覚悟
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19歳シェルキ(写真中央)を守り抜く覚悟
リヨンの会長は、下部組織育ちの逸材であるU-21フランス代表FWラヤン・シェルキ(19)のパリ・サンジェルマン(PSG)移籍を認めない方針だ。

シェルキはアルジェリアにルーツを持つリヨン生え抜きのアタッカーで、2020年1月のトップチーム昇格後、今季は大幅にプレータイムが増加。メインは途中出場だが、公式戦18試合出場で1得点3アシストを記録している。

そんな19歳の逸材に目をつけたのがPSGというわけだが、この動きに対してリヨンのジャン・ミシェル・オラス会長は毅然とした態度で立ち向かう模様。自身のツイッターに、ライバルクラブから生え抜きタレントを守り抜く決意を綴った。
「クラブ、サポーター、スタッフ、選手… 誰もが同意することがたった1つあるとするなら、それはラヤン(・シェルキ)のように才能豊かな者をリヨンが守り抜くということだ」

「家(リヨン)でのように己を表現することはできないだろう。そんなクラブのベンチに彼を送り込むつもりはない!」
念頭にあるのはもちろんPSGからの触手だが、「移籍したところでベンチが定位置になる」といった意味合いだろう。

この投稿にはサポーターから「早くも心配いらないな」というホッとしたコメントが寄せられる一方、「どうせそのうち…」など、いずれ根負けするだろうという神経質な反応も寄せられている。

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