喧嘩別れ? ユナイテッドの伝説ドワイト・ヨーク氏、初監督を8ヶ月足らずで辞任…

2023.01.23 15:00 Mon
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドOBのドワイト・ヨーク氏(51)が、初監督のクラブを8ヶ月足らずで辞任した。イギリス『サン』が伝えている。

ヨーク氏は現役時代の1998-99シーズンにユナイテッドで3冠を達成した名FW。日本ではシドニーFC時代の2005年にクラブ・ワールドカップ第1回大会で三浦知良とともにプレーしたことでもお馴染みだ。母国トリニダード・トバゴでは英雄として崇められている。

そんなレジェンドは昨年7月にAリーグ・メン(オーストラリア1部)のマッカーサーFCで指揮官に就任。2009年の現役引退から13年越しの初監督となり、今季のリーグ戦13試合を消化した段階で5勝2分6敗の6位という成績だったが、21日に辞任が発表された。
オーストラリア『シドニー・モーニング・ヘラルド』によると、ヨーク氏はクラブ全体のプロ意識の欠如を嘆いていたとのこと。そのストレスなのか、以前からロッカールームで複数の選手へ暴言を吐いており、辞任間際にもクラブ会長と幹部に対して「ここは酒呑みチームか?」と言い放ったという。

クラブは公式サイト上で「チームへの貢献に感謝している」と綴ったものの、実際には大きな遺恨を残す辞任となった模様。一方、ヨーク氏には早くも新天地が噂されており、正指揮官が不在の古巣シドニーFCが招へいを検討しているとのことだ。

ドワイト・ヨークの関連記事

トリニダード・トバゴサッカー協会(TTFA)は1日、同国代表の指揮官にドワイト・ヨーク氏(52)を招へいしたことを発表した。 現役時代にマンチェスター・ユナイテッドで活躍し、トリニダード・トバゴ代表として72キャップを刻んだ同国を代表するレジェンドのヨーク氏。2006年ドイツ・ワールドカップでは主将として母国をW 2024.11.02 07:00 Sat
ドワイト・ヨーク氏が、マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードについて語った。 サー・アレックス・ファーガソン時代の美しきユナイテッドを彩ったドワイト・ヨーク氏。小国トリニダード・トバゴの英雄にして、98-99シーズンのプレミアリーグ得点王、その年のユナイテッドはトレブル(3冠 2024.08.28 16:40 Wed
オーストラリア1部リーグのAリーグ・メンに所属するマッカーサーは15日、新監督にドワイト・ヨーク氏(50)を招へいすることを発表した。 契約期間は2022年7月1日からの2シーズンとのことだ。 マッカーサーは、2021-22シーズンのAリーグ・メンで7位となり、上位6位まで出場するプレーオフ進出を逃していた 2022.05.15 18:40 Sun
アヤックスのコートジボワール代表FWセバスティアン・アラーが、偉大な記録を作った。 今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)に出場しているアヤックス。グループステージでは、ドルトムント、スポルティング・リスボン、ベシクタシュと同居した中で、6連勝を飾った。 そのアヤックスを牽引しているのがアラー。今年1月に 2021.12.08 21:49 Wed
かつてマンチェスター・ユナイテッドで活躍したトリニダード・トバゴの英雄、ドワイト・ヨーク氏が、イングランド代表MFジェシー・リンガード(27)に言及した。イギリス『エクスプレス』が伝えている。 8歳からユナイテッドユースに所属し、2011年のトップチームデビュー後も生え抜きの選手として同クラブで活躍を続けるリンガ 2020.06.30 12:50 Tue

シドニーFCの関連記事

Aリーグ・メン最大の集客力を誇るシドニーダービーだが、今季3度目の対戦は観客動員が激減する可能性もありそうだ。 酒井宏樹や水沼宏太など、日本人選手も数多く参戦するオーストラリア1部のAリーグ・メン。 24-25シーズンを迎えるにあたっては、かつてバイエルンやユベントスなどで活躍した元ブラジル代表FWドグラス 2025.02.05 17:58 Wed
アジアサッカー連盟(AFC)は12日、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)のノックアウトステージ組み合わせ抽選会を実施した。 日本からはサンフレッチェ広島が参加しているACL2。広島はグループを首位で通過し、ノックアウトステージに進出した。 その広島は、ラウンド16でベトナムのナムディンFCとの対戦が決 2024.12.12 19:20 Thu
7日、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)E組第4節のシドニーFCvsサンフレッチェ広島が行われ、広島が1-0勝利でグループ4連勝とした。ノックアウトステージ進出も決定だ。 J1リーグ2連敗で首位陥落の広島だが、その間に行われたシドニーとのホーム戦は2-1で勝利。敵地リターンマッチの今回、相手は元ブラジル代表 2024.11.07 18:58 Thu
シドニーFCの元ブラジル代表MFドグラス・コスタが、サンフレッチェ広島戦で負傷した。豪『news.com.au』が伝える。 バイエルンやユベントスなどに所属し、今夏初のアジア挑戦でオーストラリア1部・シドニーFCへ加入した34歳D・コスタ。全盛期は世界トップクラスのウインガーとして名を馳せた。 新天地で24 2024.10.25 13:00 Fri
23日、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)グループE第3節のサンフレッチェ広島vsシドニーFCが広島サッカースタジアムで行われ、ホームの広島が2-1で勝利した。 広島はカヤFC―イロイロ、東方SCに2連勝。同じく2連勝中のシドニーFCをホームに迎えた。 明治安田J1リーグでは首位を走るなか、直近の第3 2024.10.23 21:13 Wed

記事をさがす

シドニーFCの人気記事ランキング

1

【ACLプレビュー】オーストラリア王者相手に、Jリーグ王者は連勝なるか《横浜F・マリノスvsシドニーFC》

19日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2020の第2節が行われる。 Jリーグ王者として臨む横浜F・マリノスは、ホーム・横浜国際総合競技場にシドニーFCを迎え第2戦を戦う。 ◆初戦で勝利、連勝へ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20200219_18_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 2014年以来のACL出場となった横浜FMは、初戦でアウェイの全北現代モータース(韓国)戦を戦った。 試合は終始押し込む展開となったものの、なかなかゴールを奪えず。それでもMF遠藤渓太が得点を含む2ゴールに絡む活躍を見せ、初戦で勝利を挙げた。 ホームで迎えるシドニー戦は、連勝といきたいところ。反省点としては全北現代戦で多くのチャンスを作りながらも、ゴールが2に終わったことだろう。 アンジェ・ポステコグルー監督も「良い結果、良いサッカーができて、良いスタートが切れた」と満足感を示していた。ホームでの初戦は4日後にJ1リーグの開幕を控えるだけに、しっかりと勝利して、リーグ戦開幕となるガンバ大阪戦に弾みをつけたい。 ◆初戦となるシドニーFC <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20200219_18_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 対するシドニーFCは、上海上港(中国)との初戦が新型コロナウイルスの影響で中止に。横浜FM戦が初戦となる。昨シーズンのAリーグでは、グランドファイナルで優勝をおさめて出場を決めている。 今シーズンもシーズン中ではあるが、現在勝ち点40で首位に立っており調子は良いだろう。Aリーグでは引き分けを挟んで11連勝中。1月31日に行われたブリスベン・ロアー戦も1-0で勝利を収めていた。 ブンデスリーガのボルシアMGやシャルケ、ヘルタ・ベルリンでもプレーしたMFアレクサンデル・バウムヨハンやディナモ・キエフやツルヴェナ・ズヴェズダでもプレーしたMFミロシュ・ニンコビッチ、レディングやボルトン、ウォルバーハンプトン、カーディフなどでプレーしたFWアダム・ル・フォンドレらが所属。ル・フォンドレは、今シーズンのAリーグで15試合に出場し15ゴールを記録している。 Aリーグ勢はグループステージでの敗退が多いものの、シドニーFCが脱却できるか。オーストラリア王者としての意地を見せてくるだろう。 ★横浜F・マリノス予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20200219_18_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div> GK:梶川裕嗣 DF:松原健、チアゴ・マルチンス、伊藤槙人、ティーラトン MF:扇原貴宏、マルコス・ジュニオール、喜田拓也 FW:仲川輝人、オナイウ阿道、遠藤渓太 監督:アンジェ・ポステコグルー ◆注目選手 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20200219_18_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 注目選手はMF遠藤渓太をピックアップ。 前節は1ゴール1アシストとチームの勝利に貢献。強力なアタッカー陳において、今シーズンはレギュラーポジション確保に燃えている。 トップに入るFWエリキも復帰し、競争はより激しくなることは想定されるが、しっかりとホームで活躍する姿を見せ、Jリーグ開幕戦に弾みをつけられるか。 2020.02.19 14:35 Wed
2

元イングランド代表MFロドウェルがシドニーFCを退団…2年間で25試合の出場に終わる

Aリーグ・メンのシドニーFCは22日、元イングランド代表MFジャック・ロドウェル(33)の退団を発表した。 若き頃にエバートンで次世代のスター候補として大いに期待されたが、2012年夏のマンチェスター・シティ行きを境にキャリアが落ち込み、そこから自国クラブを転々としたロドウェル。2021年11月のウェスタン・シドニー・ワンダラーズ入りでオーストラリアに活躍の場を移した。 そして、2022年8月にシドニーと2年契約を結び、国内移籍を決断。今季もケガに苦しんだりと公式戦9試合にとどまるなど、通算で25試合2ゴールだった。 スロバキア代表FWロベルト・マク(33)のほか、ブラジル人FWファビオ・ゴメス(26)、ブラジル人DFガブリエウ・ラセルダ(24)、U-23オーストラリア代表GKアダム・パヴレシッチ(21)とともに退団となり、ウフク・タレイ監督は「退団する各選手にクラブでの貢献に感謝する」とコメントした。 2024.05.23 11:10 Thu
3

広島が敵地でもシドニーFCを撃破、グループステージ通過が決定! 加藤陸次樹の1発でウノゼロ勝ち【ACL2 2024-25】

7日、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)E組第4節のシドニーFCvsサンフレッチェ広島が行われ、広島が1-0勝利でグループ4連勝とした。ノックアウトステージ進出も決定だ。 J1リーグ2連敗で首位陥落の広島だが、その間に行われたシドニーとのホーム戦は2-1で勝利。敵地リターンマッチの今回、相手は元ブラジル代表MFドグラス・コスタが不在である。 広島のスタメンは、11月も日本代表メンバーに招集されたGK大迫敬介、今季限りで引退する青山敏弘など。大迫は15分、ゴール前での混戦から至近距離のシュートを左手一本で弾き出す。 一進一退、ややシドニーペースというなか、青山は28分、左サイドに流れての守備対応でかわされ、ボックス手前でユニフォームを引っ張ってのイエローカードを提示される。 青山の判断で危機回避、FKも凌いだ広島だが、なかなか押し返すには至らず。ロングボールが唯一の光明というなか、32分に満田誠が裏抜けも、オフサイドで先制点に繋がらない。 42分、広島は松本大弥がシドニーのフィードに対する処理で後手を踏み、GK大迫が一対一という状況に。落ち着いてシュートコースを限定した大迫のセーブで難を逃れる。 45+2分、ボックス右のポケットで背後をとった満田がゴール前へラストパス。ファーから駆け上がった柏好文はフリー、眼前にGKもいなかったが、枠へ流し込めずに決定機逸。 0-0で折り返した58分、柏が今度はボックス左からカットインの姿勢で右足を振るが、ファーを狙ったシュートは巻ききれずに枠外へ。試合は少しずつオープンな展開へと移行していく。 60分、直前投入の加藤陸次樹がファーストタッチで先制弾。オーバーラップした志知孝明がクロスを上げ、ニアへ走った加藤が巧みなヘディングシュートを突き刺した。 その直後、広島はシドニーに中央を崩され、モロッコ人FWアナス・オウアヒムにゴール前から決定的なシュートを放たれる。GK大迫が間一髪のスーパーセーブで凌ぎ切る。 大迫は70分にも、至近距離からのワンタッチシュートを身体に当てるスーパーセーブが。劣勢を強いられる広島だが、最後は守護神大迫が凌いで時計の針を進めていく。 結局、敵地でウノゼロ勝ちの広島。 ACL2・グループEで4連勝の首位、2位シドニーとは勝ち点6差とし、ノックアウトステージ進出を手繰り寄せた。 シドニーFC 0-1 サンフレッチェ広島 【広島】 加藤陸次樹(後15) 2024.11.07 18:58 Thu
4

ビッグネーム揃わず観客動員ガタ落ち? 豪州Aリーグ最大の集客力を誇るシドニーダービー、今季3度目の対戦はマタ欠場が確実に

Aリーグ・メン最大の集客力を誇るシドニーダービーだが、今季3度目の対戦は観客動員が激減する可能性もありそうだ。 酒井宏樹や水沼宏太など、日本人選手も数多く参戦するオーストラリア1部のAリーグ・メン。 24-25シーズンを迎えるにあたっては、かつてバイエルンやユベントスなどで活躍した元ブラジル代表FWドグラス・コスタがシドニーFCに加入し、ビッグネームの到来ということに。 一方、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズには、チェルシーやマンチェスター・ユナイテッド、ヴィッセル神戸に在籍した元スペイン代表FWフアン・マタが加入。シドニーの両雄に世界的ビッグネームが揃ったのである。 これにより「シドニーFC vs ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ」はAリーグ・メンNo.1の集客力をもつ対戦カードということに。 いきなり第1節で実現したワンダラーズホームの「2万7496人」、第5節シドニーFCホームの「3万0777人」は、いずれも両軍ホームゲームの今季最多であり、今季のAリーグ・メン全体でも1位・2位。2試合ともコスタ&マタが揃って出場し、シドニーダービーを盛り上げた。 また、両軍とも当該ダービー以外のホームゲーム観客動員は、上述の数字に遠く及ばず。ウェスタンに至っては6000〜7000人が常であり、シドニーFCも1万人を少し超える程度。まさにドル箱となったシドニーダービーである。 そんななか、レギュラーシーズンの最終対決が2月8日に開催予定。 ところがオーストラリア『news.com』によると、ウェスタンは1月31日の試合でマタがハムストリングを負傷。加入からケガなしだったなか、開始11分で交代を余儀なくされ、8日には間に合わないことが確実となった。 マタはダービーを3日後に控えた5日、「なにせハムストリングだ。新しい良いニュースはないよ。シドニーFC戦は雰囲気が格別に良くなるし、出場できなければ残念だ」とコメント。「チームの勝利を願う」とも付け加えた。 マタ欠場がほぼ確実な今季3度目のシドニーダービー。集客力の低さゆえ財政難に陥るAリーグだが、当日の観客動員やいかに…ドグラス・コスタ単体で集客効果がないことは、昨季との比較でも明らかになっているところである。 2025.02.05 17:58 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly