首位快走のナポリ指揮官、スクデット獲得は「二度とないチャンス」

2023.01.22 13:07 Sun
Getty Images
ナポリのルチアーノ・スパレッティ監督が、リーグタイトルに向けた想いを語った。イタリア『スカイ』が伝えている。
PR
21日に行われたセリエA第19節でサレルニターナとのアウェイ戦に臨んだナポリ。序盤からボールを支配して相手を押し込むと、48分には左サイドに抜け出したポルトガル代表DFマリオ・ルイのグラウンダーのクロスから、イタリア代表DFジョバンニ・ディ・ロレンツォが先制ゴールを決めた。試合を折り返して48分にはナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンが追加点を奪取。このリードを終盤までキープし、2-0で完勝を収めた。
スパレッティ監督は試合後、格下を相手にしっかりと3ポイントを勝ち取ったチームを評価。先制点を奪ったディ・ロレンツォについては、主将としてピッチで示す振る舞いを称賛した。

「こういった試合は、様々な面でコンディションを崩すことがある。熱意があっても余裕を持ちすぎてしまったり、あるいは責任が重くなりすぎたりすることもある。何より常に良いプレーをすること、正しいリズムで結果を出すことが大切だ」

「前半は相手のボックス内に詰め寄りすぎて、スペースを見つけることができず、カウンターのリスクを負うだけになってしまった。その後、決定的なプレーが2つあって、プレーの流れが変わった。後半は自分たちがやるべきことをしっかりやり、試合をバランスよくコントロールすることができた」
「ディ・ロレンツォはチームにとって手本となる存在だ 彼にはキャプテンマークを巻く資格があり、私がそれを提案したところ、チームのみんなが賛成してくれた」

「練習への入り方、チームメイトへの言葉のかけ方、試合でのスピード感などが印象的な選手だ。それがこの試合では違いを生み出した。チームにシグナルを最初に出す選手が彼なのだ」

また、2位ミランとの差を暫定で「12」まで広げ、首位を独走する中、スクデットについても言及。「我々にとっては2度とないチャンスだ。それに応じて行動しなければならないことを知っているし、常に自分たちのサッカーをしながら、謙虚に、そしてプロフェッショナルとして物事を進めていく姿勢が必要だ」と33年ぶりとなるリーグタイトル獲得に現実味を感じながらも、気を引き締めた。

PR
関連ニュース

快勝後に衝撃! ラツィオ10番が今夏退団を表明…「クラブにはもう解消を申し出た」

ラツィオの10番がまさかの退団表明だ。イタリア『スカイ』が報じた。 2016年夏にリバプールから出番を求め、ラツィオにたどり着いた元スペイン代表MFルイス・アルベルト(31)。通算302試合(51得点76アシスト)の出場数を誇るとともに、コッパ・イタリア優勝にも貢献し、今やクラブの顔と化す。 今季もここまで公式戦39試合で4得点8アシストをマーク。12日に行われたセリエA第32節のサレルニターナ戦では8アシスト目で4-1の快勝に貢献したが、その試合後の『DAZN』によるインタビューで契約解消の申し出を明らかにした。 「来季のプロジェクトには参加しない。クラブにはもう解消を申し出た。正直なところ、この2、3週間の出来事で大変だった。これ以上はラツィオから1ユーロも受け取りたくない。多くのものを与えてくれたクラブから身を引き、この給与をほかの選手に託すのが正しい」 ラツィオとは昨年10月に2027年夏までの新契約を結んだばかり。ちなみに、試合後のインスタグラムではサポーターに感謝の言葉を綴り、最後の試合まで全力を尽くす旨を誓っている。 2024.04.13 08:55 Sat

鎌田フル出場のラツィオ、フェリペ・アンデルソンのドッピエッタなど4発で最下位サレルニターナに快勝【セリエA】

ラツィオは12日、セリエA第32節でサレルニターナをホームに迎え、4-1で快勝した。ラツィオのMF鎌田大地はフル出場している。 前節ローマ・ダービーをウノゼロで落とした8位ラツィオ(勝ち点46)は、鎌田が[3-4-2-1]のボランチで先発となった。 最下位サレルニターナ(勝ち点15)に対し、オープンな入りとなった中、ラツィオは7分に先制する。フェリペ・アンデルソンが敵陣でボールを奪って持ち上がり、ボックス右へ。カットインから左足でシュートを流し込んだ。 さらに14分、CKからベシーノが追加点を挙げたラツィオだったが、2分後にチャウナのヘディングシュートですかさず1点を返される。 それでも押し込み続けると35分に3点目。中央をL・アルベルト、カステジャノスと繋ぎ、最後はボックス内に侵入したフェリペ・アンデルソンがシュートを決めきった。ハーフタイムにかけてもラツィオが押し込んだ中、3-1で前半を終えた。 迎えた後半も敵陣でのプレーを続けたラツィオは開始6分、鎌田のパスを受けたフェリペ・アンデルソンにハットトリックのチャンスが訪れたが、ボックス内から放ったシュートは枠を捉えきれなかった。 さらに60分、フェリペ・アンデルソンとのワンツーからボックス内のL・アルベルトに決定機もシュートはGKコスティルのファインセーブに阻まれた。 終盤にかけても試合をコントロールしたラツィオは、87分に途中出場のイサクセンにゴールが生まれて4-1で快勝。ダービー敗戦からバウンスバックしている。 2024.04.13 05:43 Sat

ベテランGKオチョアがサレルニターナ退団へ、契約は2025年夏まで残るも早期解除か

サレルニターナのメキシコ代表GKギジェルモ・オチョア(38)が、今シーズン限りでチームを離れるようだ。 メキシコ代表として148キャップを誇り、これまでワールドカップ(W杯)5大会に出場してきたキャリアを持つオチョア。クラブキャリアとしては母国のクラブ・アメリカでプロデビューすると、その後はフランスやスペイン、ベルギーのリーグでプレーしてきた。 2019年8月に古巣のクラブ・アメリカへ戻ったが、2022年12月末に延長オプションの付随した半年契約でサレルニターナ入り。チームの守護神に定着して契約延長も勝ち取ると、今シーズンはセリエAで20試合に出場している。 しかし、クラブは開幕から苦しい戦いが続いており、リーグ戦29試合を消化して最下位に低迷。残留圏との勝ち点差は「11」にまで広がっており、セリエA残留は極めて難しい状況となっている。 そんな中で、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、オチョアとサレルニターナは今シーズン終了後の退団で合意したとのこと。契約は2025年夏まで残っているものの、早期解除の形になる模様だ。 これにより、オチョアは夏の移籍市場をフリーの状態で迎えることに。7月には39歳を迎えるがまだ引退の意向はなく、新天地を探す予定だという。 2024.03.26 13:45 Tue

リベリ氏が来季バイエルンのユースコーチ就任か…サレルニターナからのスタッフ入りの要請を拒否

元フランス代表MFフランク・リベリ氏が、来季からバイエルンのユースコーチに就任する可能性があるようだ。イタリア『スカイ』が報じている。 2022年10月に現役を引退したリベリ氏は、すぐに最後の所属クラブとなったサレルニターナのテクニカル・コーチに就任し指導者の道をスタート。これまでパウロ・ソウザ監督、フィリッポ・インザーギ監督、ファビオ・リベラーニ監督の下でコーチを務めてきた。 しかし、今季のサレルニターナは、ここまで2勝8分け19敗で最下位に低迷。19日には、今季3人目の指揮官となったリベラーニ監督の解任と、ステファノ・コラントゥオーノ氏(61)の新監督の就任を発表した。 『スカイ』によれば、古巣であるバイエルンが来季のユースチームのコーチにリベリ氏を招へいする可能性があると報じており、同紙ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏はリベリ氏がサレルニターナからコラントゥオーノ氏のコーチングスタッフ入りの要請を拒否し、現在も家族と共にドイツに滞在していると伝えている。 2024.03.21 00:40 Thu

セリエA最下位サレルニターナ、今季4人目の指揮官としてコラントゥオーノ氏が内部昇格

サレルニターナは19日、ファビオ・リベラーニ監督(47)の解任と、ステファノ・コラントゥオーノ氏(61)を新指揮官に任命したことを発表した。 サレルニターナは今季ここまで2勝8分け19敗で、残留圏内の17位エンポリとは11ポイント差の最下位に低迷。今季3人目の指揮官となったリベラーニ監督は2月にフィリッポ・インザーギ監督の後任として就任していたが、1分け4敗の未勝利と立て直すことはできなかった。 コラントゥオーノ氏は過去にトリノやアタランタ、ウディネーゼ等を率い、現在はサレルニターナの下部組織を統括するマネージャーを務めていた。 サレルニターナの指揮官を務めるのは今回が3度目となるが、奇跡の残留に導けるか。 2024.03.19 23:00 Tue
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly