横浜FM、川崎F、C大阪、岡山などでプレーしたDF田中裕介が現役引退を決断「最高で夢のようなサッカー人生でした」

2023.01.11 22:50 Wed
twitterfacebookhatenalinegplus
Jリーグ4クラブでプレーし最後は東京都1部でプレーした田中裕介
Jリーグ4クラブでプレーし最後は東京都1部でプレーした田中裕介
SHIBUYA CITY FCは10日、DF田中裕介(36)が現役を引退することを発表した。

田中は桐光学園高校から2005年に横浜F・マリノスへと入団。左サイドバックとして加入もなかなか出番を得られず、右サイドバックにコンバートされた時期も。2011年に川崎フロンターレへと完全移籍すると、2015年にはオーストラリアのウェスタン・シドニー・ワンダラーズへと完全移籍する。

2015年7月にはセレッソ大阪へと完全移籍。2019年にはファジアーノ岡山へと完全移籍すると、2021年シーズン限りで退団。2022年に東京都1部のSHIBUYA CITY FCへと加入した。
SHIBUYA CITY FCでは7試合に出場したが、2022シーズン限りで現役引退を決断。クラブを運営する株式会社PLAYNEWの執行役員に就任することも発表された。

J!通算228試合10得点、J2通算108試合2得点、リーグカップ通算59試合4得点、天皇杯通算32試合3得点、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)通算14試合、Aリーグでも10試合に出場した。

田中はクラブを通じてコメントしている。

ーーーーー
この度私田中裕介は2022シーズンをもってサッカー選手人生から引退する事を決断しました。
サッカーを始めて30年、高校を卒業してプロの世界に飛び込んでから18年が経ちました。

人生の大半をサッカーと共に過ごしてきた今、
私が抱える感情は2つあります。

1つは「夢のような長い道のり」だったなという事です。サッカーボールを蹴り始めてから今日まで自分では想像もできなかった長い道のりを走ってくる事ができました。

小さい頃の夢であった
プロサッカー選手になれた事も
そこから18年間もプレーできた事も多くの苦しみを感じた事も
その苦しみを遥かに超える喜びの数々を経験できた事も全て夢の中にいたように感じています。

もう1つは「感謝」です。
自分のサッカー人生を振り返って胸を張って言える事はサッカーを通して最高な方々に出会えた事が1番の幸せでした。

シルクロードSC、町田JFC、桐光学園、横浜F・マリノス、川崎フロンターレ、Western Sydney Wanderers、セレッソ大阪、ファジアーノ岡山、SHIBUYA CITY FC。

地元東京の小さなクラブチームから始まったサッカー人生。
そこから今日に至るまで私が所属した全ての素晴らしいクラブ、スタッフ、サポーター、選手の皆様と出会えた事で本当に素晴らしいサッカー人生を送る事ができました。
皆様のおかげで今の自分があります。感謝しております。

最後に両親へ。
小さい頃から自分の挑戦を応援してくれてありがとう。
スパイクが壊れたらすぐに新しいスパイクを買ってくれて、常に身体に良いものをと栄養にも気を遣ってくれたね。おかげで大きな手術を一度もする事なく、ここまでこれたよ。

無理して走ってきたボロボロの脚を見て今年で辞めようと思うと伝えた時に
「充分すぎるくらいに楽しませてもらったよ。ありがとう。」
この言葉を言われた事が最高に嬉しかったよ。

『生まれ変わっても同じサッカー人生を歩みたい』

心の底からそう言える最高で夢のようなサッカー人生でした。
本当にありがとうございました!!




関連ニュース
thumb

藤枝、来季加入内定の中京大学FW永田貫太の特別指定選手承認を発表

藤枝MYFCは1日、2024シーズン加入内定の中京大学FW永田貫太(21)が特別指定選手として承認されたと発表した。背番号は「49」となる。 永田は5月30日に来季からの加入内定が発表。愛知県出身であり、鵬学園高校から中京大学へと進学していた。 今年4月には、パリ五輪世代であるU-22日本代表候補にも選出。千葉県の高円宮記念JFA夢フィールドで行われたトレーニングキャンプに参加した。 2023.06.01 18:45 Thu
twitterfacebook
thumb

名古屋がU-19日本代表MF鈴木陽人のトップチーム昇格内定を発表! 9歳から名古屋一筋の生え抜き選手

名古屋グランパスは1日、同クラブU-18に所属するMF鈴木陽人(18)のトップチーム昇格内定を発表した。2024シーズンからの合流となる。 鈴木は愛知県出身であり、2014年のU-12カテゴリーから名古屋に所属。先月24日に行われたルヴァンカップのヴィッセル神戸戦ではトップチームで先発出場を果たし、前半にプレーしている。 また、アンダー世代の各年代日本代表の一員としても戦っている。U-15日本代表候補、U-16日本代表候補、U-17日本代表、U-18日本代表候補に入った経験があり、6月に活動を行うU-19日本代表にも選出された。 鈴木はクラブを通じて、トップチーム昇格内定に対する想いを明かしている。プロとして戦っていく上での意気込みや周囲への感謝を語った。 「このたび、トップチームへの昇格が決まりました。グランパスという歴史のあるチームでプロキャリアをスタートできることを大変嬉しく思います。1人のプロ選手としての自覚を持ち、責任ある行動をします」 「名古屋グランパスでプロになりたいと思い、9歳でアカデミーに加入しました。これまでの10年間で楽しいことも辛いことも多く経験しました。自分がここまで来られたのは、初めて観た豊田スタジアムでの試合の光景が何度も自分を奮い立たせてくれたからです。何万人もの観客の方々に囲まれる中で闘っているプロの選手たちが輝いていたのをずっと覚えています。いつか自分もあの舞台に立ちたいと思い、10年間トレーニングに励んできました」 「自分の武器はドリブルと、ゴールやチャンスを創る前線でのアイデアです。その武器でチームの勝利に貢献するとともに、子どもたちに夢を持ってもらえるようなプレーをする選手になります。最終的な目標は日本、世界を代表する選手になることです」 「今まで自分の成長に携わってくださった指導者の方々や仲間、家族への感謝の気持ちを忘れずに、1日でも早く活躍している姿をお見せできるように頑張ります。応援よろしくお願いします!」 2023.06.01 16:26 Thu
twitterfacebook
thumb

柏、中京大DF桒田大誠の2025年加入内定を発表! 「謙虚に全力で闘います」

柏レイソルは1日、中京大学に在学するDF桒田大誠(20)の2025シーズン加入内定を発表した。 千葉県出身の桒田。暁星国際高校から中京大学に進学すると、今年3月には全日本大学選抜メンバーに選出された。 2025年より晴れてプロキャリアをスタートさせることになった桒田は、クラブを通じて意気込みを述べている。 「2025シーズンから柏レイソルに加入することになりました、中京大学の桒田大誠です。小さい頃からの夢であったプロサッカー選手としてのキャリアを地元でもある柏レイソルという素晴らしいクラブでスタートできることを大変嬉しく思います」 「自分の特徴を存分に発揮して、今まで支えてくださった方々への感謝を忘れず、謙虚に全力で闘いますので、応援よろしくお願いします」 2023.06.01 15:35 Thu
twitterfacebook
thumb

名古屋MF吉田温紀がプロA契約 「今まで自分に携わってくださった方々に感謝」

名古屋グランパスは1日、MF吉田温紀(20)とのプロA契約締結を発表した。 U―15カテゴリーから名古屋でプレーする吉田は昨季からトップチームに昇格し、今季のここまでルヴァンカップの2試合に出場。その1試合の5月24日に行われたヴィッセル神戸戦でプロA契約締結条件をクリアした。 クラブを通じて「このたび、A契約を結ぶことができとても嬉しく思います」と喜びつつ、決意を新たにしている。 「今まで自分に携わってくださった方々に感謝し、恩返しできるように名古屋グランパスの一員として活躍していきたいと思います!また、多くの試合に出場し、グランパスの勝利に貢献できるように頑張ります!」 2023.06.01 15:30 Thu
twitterfacebook
thumb

新潟が東洋大DF稲村隼翔の2025年加入内定を発表! 今季は特別指定選手してプレー

アルビレックス新潟は1日、東洋大学からDF稲村隼翔(21)の2025シーズン加入内定を発表した。なお、今シーズンは特別指定選手としてプレーし、背番号は「45」となる。 稲村は東京都出身であり、U-15までFC東京の下部組織に所属。クラブは選手の特徴として「速さを活かしたカバーリング能力の高いセンターバック。また、正確な技術でビルドアップができ、広い視野からロングボールを繰り出し、チャンスを生み出すことにも長けている」と紹介している。 まずは特別指定選手として、プロの世界に入ることが決まった稲村。クラブを通じて、関係者への感謝や意気込みを述べている。 「アルビレックス新潟ファミリーの皆さん、はじめまして!2025年シーズンから加入することになりました、東洋大学の稲村隼翔です。まず初めに、これまで自分を支えてくださった家族、友人、指導者の方々や、応援していただいている皆さんに感謝を伝えたいです。この恩を、皆さんの想像を超える活躍をして、返していきたいと思っています」 「そして、とても温かいアルビレックス新潟サポーターの皆さんの前で熱いプレーをして、たくさんの方に長く愛してもらえるような選手になれるように、頑張りますので、ぜひ応援よろしくお願いします!」 2023.06.01 13:22 Thu
twitterfacebook
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly