謎の存在? ミランが22歳MFアドリのレンタル放出or保持で議論

2022.12.26 20:31 Mon
Getty Images
ミランフランス人MFヤシン・アドリ(22)を巡って議論を深めているようだ。

今夏にミランの一員となったアドリ。ボルドーからの加入は昨夏だが、1年間はフランスにとどまり、満を持して活躍の場を移す格好となった。

だが、迎えた今季のプレータイムは4試合114分間のみ。才能溢れる攻撃的MFではあるものの、イタリア『カルチョメルカート』から「謎の存在」と表現されるように、コーチ陣が起用法に最適解を見出せていない。
来年1月の移籍市場に向けては、アドリを半年レンタルに出すか、残すかで幹部らの意見が割れており、全員が納得する結論がない模様。クレモネーゼ、リーグ・アンの複数クラブからレンタルの申し出が来ている状況だという。

とは言え、少しずつ残留に傾いており、MFブラヒム・ディアスの去就が怪しいことも理由に。B・ディアスは今季がレアル・マドリーからの2年レンタルの2年目で、買い取りオプションの金額は2200万ユーロ(約31億1000万円)。
ミランがB・ディアスの買い取りオプションを行使する可能性は現段階で低く、同選手の後釜としてもアドリに期待しているとのことだ。

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後半の連続ゴールでジェノアに逆転勝利でミランが公式戦3連勝!【セリエA】

ミランは5日、セリエA第35節でジェノアとアウェイで対戦し2-1で勝利した。 公式戦2連勝中の9位ミラン(勝ち点54)は、完勝した前節のヴェネツィア戦のスタメンからエイブラハムとレオンをヨビッチとロフタス=チークに変更した以外は同じ先発メンバーを採用。最前線にヨビッチ、2シャドーにプリシックとロフタス=チークを並べた[3-4-2-1]で試合に臨んだ。 リーグ戦連敗中の13位ジェノア(勝ち点39)に対し、ミランは8分にピンチ。右サイドでボールを受けたノートン=カフィーがDF2枚の間を抜く強引な突破でボックス内に侵入すると、左足のシュートを放ったが、これはGKメニャンが好セーブではじき出す。 さらにミランは23分にもセットプレーからピンチを迎えたが、アーロンの右CKをファーサイドに走り込んで合わせたメシアスのシュートは、再びGKメニャンがファインセーブ。 ピンチを凌いだミランだが、直後の24分に相手選手と交錯したフォファナが左足を負傷するアクシデント。フォファナは治療を受けて一度はピッチに戻ったが、28分にラファエル・レオンが緊急投入された。 不運な形で交代枠を使ったミランは38分、中盤でルーズボールを奪ったロフタス=チークのパスを受けたテオ・エルナンデスがボックス手前まで持ち上がりミドルシュート。 さらに41分には、アレックス・ヒメネスのパスをボックス手前のレオンがワンタッチではたくと、ゴール前に抜け出したプリシックが決定機を迎えたが、シュートはGKレアーリに阻まれた。 ゴールレスで迎えた後半、ハーフタイムサベッリを下げてザノーリを投入したジェノアが61分にスコアを動かす。右サイドから中央に切り込んだザノーリがトールスビーとのパス交換から左サイドに展開。これを受けたメシアスの落としからアーロンがクロスを供給すると、直前に投入されたヴィティーニャが右足ボレーでゴールネットを揺らした。 先制を許したミランは、70分にヨビッチとA・ヒメネスを下げてサンティアゴ・ヒメネスとフェリックスを投入。すると76分、フェリックスのロングパスでDFの裏に抜け出したS・ヒメネスがボックス右からダイレクトクロスを供給すると、これを中央で収めたレオンのシュートが相手DFに当たってゴールに吸い込まれた。 追いついたミランは、直後の77分にもラインデルスのパスから左サイドを駆け上がったレオンがボックス左から折り返しを供給すると、守備に戻ったフレンドルップに当たったボールをがゴールに吸い込まれ、オウンゴールで逆転に成功した。 結局、これが決勝点となり、逆転勝利のミランが公式戦3連勝を飾った。 ジェノア 1-2 ミラン 【ジェノア】 ヴィティーニャ(後16) 【ミラン】 ラファエル・レオン(後31) OG(後32) 2025.05.06 06:35 Tue
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直近5戦4勝のミラン、コンセイソン監督は選手の活躍を称賛「選手たちが成功し、勝利することが私たちの喜び」

ミランのセルジオ・コンセイソン監督が5日にアウェイで行われ、2-1で勝利セリエA第35節ジェノア戦を振り返った。 試合が動いたのはゴールレスで迎えた後半。ミランは61分に右サイドから中に切り込んだザノーリに左サイドへボールを展開されると、アーロンのクロスをヴィティーニャに流し込まれた。 先制を許したミランは、70分にヨビッチとA・ヒメネスを下げてサンティアゴ・ヒメネスとフェリックスを投入。すると76分、ボックス右に抜け出したS・ヒメネスのダイレクトクロスを中央で収めたレオンがシュート。これが相手DFに当たってゴールに吸い込まれた。 さらにその1分後には、ラインデルスのパスから左サイドを駆け上がったレオンの折り返しが守備に戻ったフレンドルップのオウンゴールを誘い、2-1で逆転勝利した。 [4-2-3-1]から[3-4-2-1]へ布陣を変更し、直近5試合で4勝と好調を維持するミランだが、セルジオ・コンセイソン監督は好調の要因がフォーメーション以外にも多くの取り組みがあると語った。 「我々はシステムだけでなく、個人やグループ、チームレベルで協力して取り組んでいる。時には失点したゴールのようなミスもある。だからこそ、我々はここで集中力を切らさずに仕事に取り組んでいるんだ。選手たちが成功し、勝利することが私たちの喜びだよ」 「今日は、私たちが強く、団結したグループであることを証明するものだったと思う。ポジションを変え、ジョアン(・フェリックス)とサンティアゴ・ヒメネスを前線に置いた。これは監督の手腕ではなく、選手たちの実力を示すものだ」 また、前半途中に負傷交代したユスフ・フォファナの状態についてもコメントした。 「彼は少し足に問題を抱えていた。週中にトレーニングに参加できるよう努力した。しかし、また症状がぶり返した。大したケガではないと思うが何とかしなければならない。私たちにはすべての選手が必要なんだ」 2025.05.06 08:50 Tue
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ヴェローナの“武闘派”守備的MFをインテル&ミランが注視か レダ・ベラヤヌ20歳

ミラノの二大巨頭が、エラス・ヴェローナのモロッコ代表MFレダ・ベラヤヌ(20)を注視か。 ベラヤヌはフランス出身で先月モロッコ代表デビュー。169cm53kgと小柄ながら、激しいデュエルを苦にしない武闘派の守備的MFだ。 昨季途中に加入したヴェローナで今季から定位置を掴んだなか、23日の代表ウィーク明け初戦はホームでインテルと対戦。 イタリア『カルチョメルカート』によると、インテルはピエロ・アウシリオSD、ダリオ・バッシンGMが来場し、このベラヤヌのプレーに目を光らせる予定なのだという。 どうやら、インテル以外にも複数のセリエAクラブがベラヤヌを注視しているようで、そのひとつはミラン。 インテルとミラン、どちらも現段階でベラヤヌは「リストアップの端っこ」だそうだが、若くしてフィジカル面がしっかりした選手とあって、注目に値する存在とみなしているようだ。 インテルがベラヤヌの獲得へ本腰を入れるとしたら、それはアルバニア代表MFクリスティアン・アスラニ(22)の売却とセットだという。 2024.11.21 15:45 Thu
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「ここにメッシはいない」発言のイングランド代表DF、フェリックスとの会話を説明

ミランのイングランド代表DFカイル・ウォーカーが自身の発言について説明した。 マンチェスター・シティから今冬ミランへとレンタル移籍したウォーカー。ミランではここまで公式戦10試合に出場している。 そのウォーカーは、3月30日に行われたセリエA第30節のナポリ戦での発言が話題に。ハーフタイムにピッチを後にする際、ポルトガル代表FWジョアン・フェリックスに話しかけ、「ボールをパスしろ、ここにはメッシはいない」と言ったとされていた。 試合は後半に1点を返すも、2-1で敗れたミラン。ウォーカーはイギリス『BBC』の「The Kyle Walker Podcast」でこの発言について説明した。 「ジョアンに『君はメッシじゃないんだから、パスを出せ』と言ったわけではない。『プロセスを確立しよう』と言っただけだ」 「彼も僕の意見に同意し、もっとパスを回して、もう少しコントロールする必要があると言った」 「ジョアンにだけ言ったわけではない。そこにカメラがあることも知らなかった。それでも、僕は言ったことは何も変えなかっただろう」 もう少しパスを繋いで崩そうという話をするためにアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを引き合いに出したというウォーカー。メッシを含め、限られた数人だけだと強調した。 「僕が言ったのは、メッシのような人は誰もいないということだ」 「世界中のどのチームにも、その気になれば試合の流れをひっくり返すことができる特定の選手がいる。彼らを称賛する。キリアン・ムバッペ、ヴィニシウス・ジュニオール、モハメド・サラー、そして年初から絶好調のウスマーヌ・デンベレだ」 「それ以外は、チームゲームだと言ったんだ」 個人技でどうにかできることは考えず、多くのチームは連携連動で崩していくことが重要だというウォーカー。ミランで同僚でもあるポルトガル代表FWラファエル・レオンはその可能性はあるが、自身がマンチェスター・シティで学んできたことは、いかにプロセスを大事にするかだったとし、ナポリ攻略にはそれが重要だという話をしただけだと語った。 「ジョアンに言ったのは、(ラファエル・)レオンは素晴らしいということだ。ボールを渡せば、3人、4人、5人を抜き去り、ゴール前にボールを入れることができる選手の1人だ」 「ここ数年、(マンチェスター・)シティでの喜びのほとんどは、あるプロセスから生まれたものだった。全ては、ピッチ上の自分の位置を把握するプロセスだった。それはパスを通すということだった」 「メッシのような選手がいれば、4人の選手を相手にゴールを決めることができる。試合はずっと楽になる」 「ただ、ナポリのような強豪相手には、パスを回して相手を疲弊させるプロセスが必要だと感じている。そうすれば隙が生まれる。それがジョアンと話し合ったことだ」 2025.04.24 18:15 Thu
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マルディーニ氏の27歳長男が現役引退へ...ミランやセリエAでのプレー叶わずもセカンドキャリアは…

ミランのレジェンド、パオロ・マルディーニ氏の長男が現役引退を決断したようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 ミランのクラブ史における最大のバンディエラと言っても過言ではないマルディーニ氏。クラブキャリア全てをミランに捧げ、史上最高の左サイドバックとも称された男は、今夏まで古巣でテクニカル・ディレクター(SD)を務めていた。 そんなマルディーニ氏には2人の息子がおり、どちらも父に続いてサッカー選手に。次男はミランからエンポリへ武者修行中の元U-20イタリア代表FWダニエル・マルディーニで、長男が現在無所属のDFクリスティアン・マルディーニ(27)だ。 まだ21歳の次男ダニエルが偉大な父に追いつけ追い越せと言わんばかりに逞しくセリエAで奮闘する一方、長男クリスティアンはミランの下部組織を退団後、セリエCやセリエDでのキャリアが中心となり、一時はマルタでのプレーも経験した。 現在に至るまでセリエAへのステップアップが叶っていないなか、昨シーズンはセリエCのレッコに所属も1年で契約が切れて現在は無所属。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、クリスティアンは現役引退を決断したという。 セカンドキャリアは代理人業。イタリアの著名なエージェントであり、イタリア代表のMFサンドロ・トナーリ(ニューカッスル)やMFダビデ・フラッテージ(インテル)、MFブライアン・クリスタンテ(ローマ)、また弟ダニエルなども顧客に持つジュゼッペ・リソ氏の下で働き始めるとのことだ。 祖父のチェーザレ・マルディーニ氏、そして父であるパオロ・マルディーニ氏...先代2人のように偉大なキャリアを築けなかったクリスティアン・マルディーニだが、いつの日かカルチョに大きな影響力を持つ大物代理人となる日が来るかもしれない。 2023.09.13 15:01 Wed

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