去就注目の日本代表MF鎌田大地、来季のドルトムント行きが濃厚に

2022.12.15 19:50 Thu
Getty Images
フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地(26)のドルトムント移籍が濃厚となっているようだ。イタリア『メディアセット』が報じている。

ここ数年のフランクフルトの躍進と鎌田自身の活躍から、ヨーロッパでにわかに評価を高めている鎌田。特に今季は現行契約のラストシーズンということもあり、注目度は一層増している。

今冬の移籍ないしは来夏の移籍に向けて様々な憶測が飛び交う中、移籍先として多くの候補が上がっているイタリアから注目の情報が届いた。
『メディアセット』によれば、鎌田はフランクフルトと契約を延長せず、来夏にフリーでドルトムントへ移籍する意向を固めたとのこと。移籍完了まであと一歩というところのようだ。

ドルトムントは以前から報じられているように鎌田に強い関心を示していたクラブ。チームの主軸を担うイングランド代表MFジュード・ベリンガムがビッグクラブから狙われているのも影響しているのおかもしれない。

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フランクフルトが2025-26シーズンからアディダスと契約! 10年続いたナイキとの契約は来季がラストに

フランクフルトは24日、2025-26シーズンからアディダスとパートナーシップ契約を結ぶことを発表した。契約期間は5年となる。 フランクフルトは、2014年からナイキとサプライヤー契約を結んでいた中、契約継続が見込まれていたが、2024-25シーズンを持って契約が終了する。 フランクフルトは過去、1974年から78年、1980年から87年にかけてアディダスのユニフォームを着用しており、その間に3度のDFBポカール優勝を経験した。 ドイツ『ビルト』によれば、ナイキとの交渉がうまく進まなかったとのこと。また、ナイキのヨーロッパ本社がフランクフルトに元々あり、その後ベルリンにあったものの、オランダのアムステルダムへと移転することも関係しているという。 その間、アディダスはチャンスがあるとしてナイキ以上のオファーを提示。今回契約に至ったという。 フランクフルトの最高経営責任者(CEO)である、アクセル・ヘルマン氏は、今回の契約についてコメントしている。 「アディダスとのパートナーシップは、アイントラハト・フランクフルトにとって国内外の競争力を強化するためのさらなる一歩となる。議論の特徴は、当クラブがあらゆるスポーツ分野で力強く発展し続けるという確信だった」 「プロサッカーチームを擁する最大のマルチスポーツクラブとして、アイントラハト・フランクフルトはスポーツのあらゆる分野をパートナーシップに結び付ける。我々のクラブが前進するにあたり、スポーツ界で最も重要な世界的ブランドの1つである世界的な専門知識から恩恵を受けることができることを非常に嬉しく思う。我々は、今後数年間を非常に楽しみにしている」 2024.06.25 23:35 Tue
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ユナイテッド関心のアンドレ・シウバ「モチベーションにつながる」

フランクフルトのポルトガル代表FWアンドレ・シウバ(25)が、噂のあるマンチェスター・ユナイテッドからの関心に言及している。 2019年夏にミランからレンタル移籍で加入し、今シーズンから完全移籍へ移行しているアンドレ・シウバ。ミランでは公式戦41試合で10ゴールと燻っていたが、昨季のコロナ明けから得点感覚を取り戻すと、今季はここまでリーグ戦21試合の出場で19ゴールをマーク。現在はケガで欠場したバイエルン戦を除いて5試合連続ゴール中だ。 この活躍には当然ビッグクラブからの目が注がれるようになり、最近ではユナイテッドが今夏に獲得に動くとの噂があがっていた。 ポルトガル『O Jogo』のインタビューに応じたアンドレ・シウバは、ただの噂だと否定しながらも、モチベーションにつながる一種の材料になると、喜びを露わにしている。 「噂は聞いたよ。でも噂は噂だ」 「シーズンの終わりには、仕事へのモチベーションを高めてくれるものになっているはずさ。それは自分が成し遂げてきたことが実を結び、良い道のりを歩んできた証なんだ」 2021.03.02 15:30 Tue
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S・ランスで日本人コンビのバックアップ担う19歳FWにフランクフルト行きが浮上

スタッド・ランスのU-20フランス代表FWママドゥ・ディアコン(19)にフランクフルト移籍の可能性が高まっているようだ。 ストラスブール生まれで2021年からランスの下部組織でプレーし、現在はファーストチームの準主力に成長したディアコン。全体的には粗削りではあるものの、今季はここまで公式戦33試合3ゴール2アシストの数字を記録。伊東純也、中村敬斗の日本代表コンビのバックアップを担いつつ、中村が中央でプレーする際には同時起用でアタッキングユニットを形成している。 180cmの左利きアタッカーは今シーズン15試合以上に出場したことで、2027年まえの延長オプションが自動で行使されているが、移籍市場に精通するジャーナリストのサシャ・タヴォリエリ氏によれば、フランクフルトが獲得への動きを本格化されているという。 フランクフルトとディアコンはすでに個人間で合意に至っており、今後はランスが要求しているとされる1000万ユーロ(約16億4000万円)の移籍金の支払いを巡るクラブ間での交渉を進めていくことになるという。 なお、フライブルクの日本代表MF堂安律(26)をメインターゲットに定めるフランクフルトでは、ディアコンに加えてストラスブールのU-21フランス代表FWディラネ・バクワ(22)にも関心。こちらも左利きアタッカーではあるが、ウイングバックでのプレーも可能だ。 2025.05.13 15:00 Tue

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