J2外国籍選手のW杯ゴールは史上初! オーストラリアが岡山デューク弾1発でチュニジア撃破《カタールW杯》

2022.11.26 21:05 Sat
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カタール・ワールドカップ(W杯)のグループD第2節、オーストラリア代表vsチュニジア代表が26日に行われ、1-0でオーストラリアが勝利した。初戦で前回王者フランス代表に1-4と力負けを喫したオーストラリアと、欧州の強豪デンマーク代表と互角の戦いを演じるも、0-0のドローに終わったチュニジア。ともに白星発進を切れておらず、是が非でもこの一戦で勝ち点3を掴みたいところだ。

序盤はオーストラリアが前線から積極的にプレスをかけ、チュニジアが守る展開。オーストラリアは14分にチュニジア最終ラインのトラップミスをファジアーノ岡山所属のミッチェル・デュークが奪い、パスを繋いでゴール前にクロスを送るも肝心のシュートは打てず。
対するチュニジアも徐々に盛り返し、19分には自陣から素早いカウンターを仕掛けて一気にバイタルエリアまで侵入。だが、ゴール前でオーストラリアDFの懸命の守備に阻まれ、待望の今大会初ゴールはならず。その直後、オーストラリアに先制を許す。

23分、オーストラリアはデュークがセンターサークル付近から左サイドへ展開し、そのままゴール前へスプリント。深い位置まで持ち運んだグッドウィンからのアーリークロスをゴール前で頭で合わせ、ファーネットに流し込む。J2リーグでプレーする外国籍選手がW杯でゴールを挙げるのは史上初、外国籍Jリーガーのゴールも2010年の南アフリカ大会の韓国代表DF李正秀(鹿島アントラーズ)以来、9人目となった。
今大会の初失点を喫したチュニジアは40分に決定機。左サイドのスローインからジェバリが抜け出し、エリア内まで侵入すると、巧みなステップでDFを翻弄し、右サイドから走り込んだフリーのドレーガーへラストパス。ドレーガーは右足ダイレクトで狙うも、DFにブロックされてしまう。

前半アディショナルタイム3分にはまたしてもチュニジアに決定機。右サイドの角度のない位置からジェバリが低いクロスをゴール前に送り、DFの背後から入り込んだムサクニがニアで合わせる。だが、惜しくもゴール右に外れ、千載一遇のチャンスを逃してしまった。

後半立ち上がり、オーストラリアが主導権を握った前半とは真逆の展開に。チュニジアがボールを保持して同点を目指す一方、オーストラリアは押し込まれる時間が長引き、カウンターに追加点のチャンスを窺う。

しかし、チュニジアは前がかりにならざるを得ないためか、しばしば後方が手薄になる瞬間が。オーストラリアがロングボールで陣地を挽回し始めると、チュニジア選手らはさらなる失点を警戒したか、攻撃がややトーンダウンしてしまう。

それでも、敗れれば決勝トーナメント進出が遠のく状況の中、60分過ぎから再び勢いを見せ、67分に前回大会でゴールも記録したエースのハズリを投入。72分にはゴール左からムサイニが強烈な左足シュートを放つも、GKライアンに阻まれる。

一方、1点リードのオーストラリアも懸命に応戦。75分には右サイドバックのカラチッチに代え、横浜F・マリノスでもプレーしたセンターバックのデゲネクを投入し、安定した守備の構築を目指す。

86分、オーストラリアは最終ラインでセンターバックのロールズがボールを後逸し、あわやGKと1対1というシーンに。だが、相棒のサウターが全速力で戻って対応し、絶体絶命のピンチを救う。

チュニジアはなおも同点を目指し、オーストラリア陣内に攻め込むも、最後までネットを揺らすことはできず。結局、デュークの虎の子の1点を守り抜いたオーストラリアが1-0で勝利し、今大会初勝利をゲット。2006年のドイツ大会以来となる決勝トーナメント進出に望みを繋いだ。

対するチュニジアは決勝トーナメント進出が遠のく結果に。命運は前回王者フランスとの第3節に持ち込まれることとなった。

オーストラリア代表 1-0 チュニジア代表
【オーストラリア】
ミッチェル・デューク(前23)


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メッシが開始1分19秒のキャリア最速弾! アルゼンチンがオーストラリアとのカタールW杯再戦に快勝《国際親善試合》

国際親善試合のアルゼンチン代表vsオーストラリア代表が15日に北京工人体育場で行われ、アルゼンチンが2-0で勝利した。 カタール・ワールドカップ王者のアルゼンチンは、今回のインターナショナルマッチウィークでアジア遠征を敢行。北京でオーストラリア、19日にジャカルタでインドネシア代表と対戦。 そのアジア遠征初戦ではカタールW杯のラウンド16で対戦したサッカルーズと対峙。この一戦ではインテル・マイアミ行きが決定した注目のメッシを始め、オタメンディやエンソ・フェルナンデス、ディ・マリアら優勝メンバーがスタメン起用となった。 対するオーストラリアもカタールW杯の主力を起用。守護神ライアンやサウター、FC町田ゼルビアのミッチェル・デュークもスタメンに入った。 試合は開始早々に主役が魅せる。開始2分、相手陣内左のハーフスペースをドリブルで運んだエンソ・フェルナンデスから横パスを受けたメッシが冷静な左への切り返しでDF1枚をかわしてペナルティアーク付近から左足を一閃。これがゴール左上隅の完璧なコースに決まった。なお、試合開始1分19秒でのゴールはメッシにとってキャリア最速ゴールとなった。 ここから一気にアルゼンチンペースかに思われたが、以降は世界王者がボールを握りながらも一進一退の攻防が続いていく。 そういった中、オーストラリアも前半半ばにデュークに見せ場。28分、左サイドからのボスのクロスに反応したボックス内のデュークにシュートチャンスも、左足でのシュートはパワー不足でGKマルティネスのセーブに遭う。 その後、前半終盤には再び攻勢を強めたアルゼンチンが追加点を狙う。38分にはディ・マリアからパスを受けたメッシが左足を振っていったが、このシュートはわずかにクロスバーの上を越えた。 アルゼンチンの1点リードで折り返した試合は後半もスカローニのチームが攻勢を見せる。立ち上がりに背後へ抜けたディ・マリアのロブショット、直後にはメッシが珍しいヘディングシュートを放っていくが、いずれもGKライアンの守備範囲。 その後、フレンドリーマッチということもあって、互いに選手交代を行っていく中、アルゼンチンはアルバレスやロ・チェルソを投入。対するオーストラリアはデュークやオニールが下がって、ボレロ、ジェンローが投入された。 66分にはアルゼンチンがボックス手前中央の好位置でFKを獲得。これをキッカーのメッシが直接狙ったが、壁にディフレクトして左CKに。だが、直後の68分には左CKの二次攻撃から左サイドでメッシとパス交換したデ・パウルからの正確な右足クロスに反応し、タイミング良くゴール前にフリーで飛び込んできたペッセージャが完璧なヘディングシュートを右隅へ流し込んだ。 これで試合に大勢が決すると、アルゼンチンは終盤にガルナチョやパレデスらをピッチに送り出して試合をクローズにかかる。アルバレスやガルナチョが3点目のチャンスをモノにできなかったが、危なげなくオーストラリアの攻撃をクリーンシートで凌ぎ切った。 この結果、主役メッシのゴラッソで2-0の快勝を収めたアルゼンチンが、オーストラリアとの再戦をきっちり制した。 アルゼンチン代表 2-0 オーストラリア代表 【アルゼンチン】 メッシ(2分) ペッセージャ(68分) <span class="paragraph-title">【動画】メッシがゴラッソでキャリア最速弾!</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> MESSI GOLAZO <br><br>2 minutes into the game and Messi does what he does best. <br><br>Stream the game for FREE on the <a href="https://twitter.com/CBSSports?ref_src=twsrc%5Etfw">@CBSSports</a> app and <a href="https://twitter.com/PlutoTV?ref_src=twsrc%5Etfw">@PlutoTV</a> <a href="https://t.co/iJdAI0Cbj9">pic.twitter.com/iJdAI0Cbj9</a></p>&mdash; CBS Sports Golazo (@CBSSportsGolazo) <a href="https://twitter.com/CBSSportsGolazo/status/1669317065508016128?ref_src=twsrc%5Etfw">June 15, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2023.06.15 23:09 Thu
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オーストラリアにAFC脱退を求める声? 同連盟会長が明かす

▽アジアサッカー連盟(AFC)のサルマーン・アール=ハリーファ会長は、一部の中東国が、同連盟からオーストラリアサッカー連盟(FFA)を脱退させることを望んでいると明かした。UAEの新聞『アル・イテハド』が伝えた記事をオーストラリア『ABC.net』が伝えている。 ▽2006年1月からAFCに加盟したFFAは、現在開催されているアジアカップ2015の開催国としてアジアサッカーのために尽力。さらにオーストラリア代表は、韓国代表との決勝戦に臨むなど、アジアサッカー界の“顔”として認知されている。そうしたなか、AFCのサルマーン・アール=ハリーファ会長は現在、同連盟内でFFAをアジアサッカー界から脱退させる動きがあることを明かした。 「私がAFCの会長に選ばれる前(アール=ハリーファ氏の会長就任は2013年)に、オーストラリアが連盟に加入した」 「その際、AFCの総会において、オーストラリアが連盟に留まるか、もしくは脱退させるかについての再審議や決議がなされていない」 「現在、西側のアジア諸国で、オーストラリアの脱退を求める動きがある」 「そういったアラブ国家が1カ国だけではないということも認識している」 2015.01.30 11:41 Fri

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