「礼儀正しすぎてビックリする」、初来日のローマDFスピナッツォーラが日本の印象語る

2022.11.24 22:01 Thu
©超ワールドサッカー
来日中のASローマのイタリア代表DFレオナルド・スピナッツォーラが、超ワールドサッカーの取材でジャパンツアーについて語った。

イタリア屈指の名門で、昨シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)の初代王者に輝いたローマ。今回は3年ぶりに実施される「EUROJAPAN CUP 2022」への招待を受け、2004年以来となる来日を果たした。

24日、FENDIとのパートナーシップ契約締結を祝うカクテルイベントに参加したスピナッツォーラは、「やっぱり身体にピッタリのサイズで作ってくれているから、着心地は“モルトベーネ”。最高だよ」と、身を包む公式スーツへの好印象を語っている。
今回、初来日のスピナッツォーラだが、前日に渋谷で期間限定オープンの『CASA ROMA』のオープニングセレモニーに参加したこともあり、ファンとの触れ合いの中で早くも日本人の礼儀正しさに感銘を覚えているという。

「日本は素敵だね。じっくりと見る時間はないけど、日本人は素晴らしくて礼儀正しすぎてビックリするよ。これまでは時間があまりなかったけど、これから街歩きしたりできるけど、トーキョーはすごいっていう印象だよ」
「観光する時間はほとんどないから、できるだけいろんなものを経験したいと思うよ。ただ、食事に関しては日本独自のものを食べたいと思っているんだ。だから、スシを食べたいね!」

また、ローマは今回のジャパンツアーで25日に名古屋グランパス戦(豊田スタジアム)、28日に横浜F・マリノス戦(国立競技場)とJリーグのチームを相手に2試合を戦う。

笑顔がトレードマークで、前日のイベントでも親しみやすいファン対応で日本のロマニスタを魅了した個の打開力に長けたサイドプレーヤーは、「日本人のファンだけでなく世界中のファンに対して、楽しみながらプレーして勝つというローマの魅力を伝えたいね」と、“魅せて勝つ”ことを約束した。

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「特別なカリスマ」33歳バロテッリは今でもモウリーニョ監督を尊敬…古巣ミランについては「レオンが調子悪いと勝てないね」

元イタリア代表FWマリオ・バロテッリがローマのジョゼ・モウリーニョ監督、そして古巣ミランについて語った。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 バロテッリは昨夏スイスのシオンへ加入も、チームは2部リーグに降格し自身も1年で契約満了。今月15日、2021-22シーズンにリーグ戦31試合出場で18ゴール4アシストを叩き出したトルコのアダナ・デミルスポルへと約1年ぶりに復帰した。 かつてインテルで神童または悪童として鮮烈にデビューした奔放なストライカーも今年で33歳。2019年にブレシアへ移籍して以降、1年ごとにクラブを転々とする生活を送っているが、今でも10代の頃にインテルで師事したジョゼ・モウリーニョ監督(現:ローマ)を慕っているようだ。 イタリア『TV Play』に出演したバロテッリは「モウリーニョは素晴らしい試合を演出する監督じゃない。けど、特別なカリスマ性があり、選手に競争力と決断力を与えてくれる。もちろん試合へのアプローチはあるけど、重点は戦術じゃないんだ。まさに人格者だよ」と“スペシャル・ワン”を称える。 さらに「ローマでは1年目にヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)で優勝した。当然だよ。常に勝利すべき監督なのだからね。いつも攻撃的に攻めるタイプではないけど、彼のチームは難攻不落だ。ロベルト・マンチーニ(監督)にも信念があるが、モウリーニョほどは勝てない」と語り、プロデビュー時とマンチェスター・シティで共闘したマンチーニ監督よりワンランク上の指揮官とした。 一方で、古巣ミランのステファノ・ピオリ監督については「ピオリ? 好きだけど、ラファエル・レオンの調子が悪ければミランはほとんど何もできないじゃないか。レオが悪ければミランが勝つのは難しい…」とし、ミランの現状をシンプルに考察した。 また、ミランがフランス代表FWオリヴィエ・ジルー(36)の後継者を探し続け、今夏も多くのFWを獲得したことについて問われると、若い選手がその役割を担うのは容易ではないと冗談混じりに主張する。 「若い選手じゃなきゃダメなのか? ここにいるじゃないか(笑) ミランが若い選手と契約するのはいいんだけど、問題は彼らがプレーするのはそこらのスタジアムではなく、サン・シーロであるということだよ。あの舞台で力を発揮するには、個性のある者でなければいけないんだ」 2023.09.26 20:50 Tue
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イタリア代表常連もナポリで控え…ラスパドーリが今冬移籍も? アタランタ&ローマが関心継続か

ナポリがイタリア代表FWジャコモ・ラスパドーリ(24)を手放す可能性もあるようだ。 ラスパドーリはイタリア代表に定着する万能アタッカーで、サッスオーロで脚光を浴びたのち、2022年夏にナポリ入り。加入初年度にセリエA優勝メンバーとなるも、ここまでおよそ2年半、一度も定位置を確保できていない。 今季も途中出場か90分間ベンチかで、リーグ戦の先発起用はたった2度。この冬に向け、アタランタ、ユベントス、ローマがラスパドーリ獲得のアイデアを保有と伝えられていた。 アルフレッド・ペドゥーラ氏の最新レポートいわく、ユベントスは去り、アタランタとローマが引き続きラスパドーリに関心。選手自身はイタリア代表における地位を守るため、プレータイム確保へ移籍を希望しているという。 ローマに関しては、ウズベキスタン代表FWエルドル・ショムロドフ(29)の放出話が進んでおり、これが成立なら前線にスペースが空くことに。ナポリは適切なオファーと判断すれば、完全移籍でもラスパドーリを放出するとされる。 2025.01.22 15:17 Wed

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