あと一歩でJ1昇格を逃した熊本からベストイレブンに2名! MF河原創「今でも悔しい」、FW髙橋利樹「全ての人に感謝」

2022.11.15 08:45 Tue
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2022シーズンの明治安田生命J2リーグのアウォーズが14日に開催。各賞が発表された。

これまではJ1をメインに全てのカテゴリーを同一のアウォーズで表彰していた中、今シーズンからはカテゴリーを分けてアウォーズを開催。そのため、J2のベストイレブンや最優秀選手賞のタイトルが誕生した。

初代J2ベストイレブンには、見事にJ2を制し、J1への昇格を果たしたアルビレックス新潟から最多の6名が選出。また、2位の横浜FCと4位のロアッソ熊本からは2名ずつ、3位のファジアーノ岡山からは1名が選出された。
1年前は明治安田生命J3リーグを優勝してJ2に昇格した熊本は、4位と大躍進。J1参入プレーオフでは、大分トリニータ、モンテディオ山形を下して決定戦に進出。惜しくも京都サンガF.C.との試合は1-1の引き分けに終わり、クラブ史上初のJ1昇格を逃していた。

その熊本からはキャプテンのMF河原創とエースのFW髙橋利樹がベストイレブンにえらばれた。
河原は受賞について「まずはベストイレブンに選んでいただき、凄く嬉しいです。チームとしてはJ1昇格ができませんでしたが、個人としては凄く充実した楽しいシーズンを送ることができました。ありがとうございます」とコメント。昇格こそできなかったが、充実していたと振り返った。

一方の髙橋は「J2ベストイレブンに選んでいただき、本当に光栄に思います。監督、スタッフ、チームメイト、自分に携わる全ての人に感謝したいと思います」とコメント。こちらも、自身を支えてくれた周囲への感謝を述べた。

13日に京都とのプレーオフを終え、一夜明けてのアウォーズ。改めて京都戦を振り返った河原は「チャンスも多く作りましたし、その中で昇格できなかったというのは、今でも悔しいです」とコメント。悔しさが残るという。

ただ、自身はリーグ戦フル出場と大車輪の活躍。そのシーズンについては「精神的にも身体的にもキツい時期はありましたが、起用してくれた監督やスタッフ、毎試合ケアをしてくれたトレーナーだったり、選手、家族含めて、色々な方に支えてもらって、フル出場できたので、本当にみんなに感謝したいです」と、周りの支えがあってこそのフル出場だとした。

その河原は今季成長できた点について「毎試合課題だったり、良かったところを全員で振り返りながらチームとして成長できましたし、個人としても毎試合試合を見て、反省だったりもっとこうしていこうと改善しながら1年できたので、色々な面で成長できたシーズンでした」と、しっかりと反省をすることが成長に繋がったと感じているようだ。

髙橋はチーム最多の14得点、リーグでも得点ランキング3位タイとなった。印象に残っているゴールは「試合の流れなどを加味すれば、ホームの大宮アルディージャ戦」とコメント。ゴールレスで迎えた78分に決めた決勝ゴールを挙げた。

また、14得点については「シーズン始まる前に2桁ゴールは目標にしていたので、それが取れたことは自信にもなりますし、自分のところにボールを届けてくれたチームメイトに感謝したいです」と感謝を口に。ゴールを量産できた要因については「自分は大卒1年目から熊本でやらせてもらって、大木監督とも3年目になりますし、大木監督のやりたいサッカーをやり続けた結果、3年目に浸透して、J1には上がれませんでしたがこのようなシーズンの終え方ができたと思います」と、積み上げてきたものが実ったと語った。

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川崎フロンターレは4月30日、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)ファイナルズの準決勝でアル・ナスルと対戦し、2-3で勝利。クラブ史上初の決勝進出を決めた。 準々決勝でアル・サッド(カタール)との延長戦までもつれ込んだ死闘を3-2で制し、クラブ史上初のACLベスト4進出を果たした川崎F。 同じJリーグ勢の横浜F・マリノスを4-1で破ったサウジアラビアの強豪とのファイナル進出を懸けた大一番では先発5人を変更。佐々木旭、河原創、脇坂泰斗、家長昭博、エリソンに代えてファンウェルメスケルケン際、橘田健人、大関友翔、伊藤達哉、神田奏真を起用した。 一方、対戦相手のアル・ナスルではクリスティアーノ・ロナウド、デュラン、マネ、ブロゾビッチらワールドクラスのタレントがスタメンに名を連ねた。 ともに初のファイナル進出を懸けた大一番。試合は開始早々に川崎Fにピンチが訪れる。1分、ボックス左に抜け出したデュランに左足シュートを打たれたが、ここはGK山口瑠伊の好守で事なきを得た。 いきなりのピンチを守護神のビッグセーブで凌ぐと、ここから押し返していく。6分には相手陣内でブロゾビッチからボールを奪ったマルシーニョがそのままボックス付近まで運んでミドルシュートを狙うが、これは枠の右に外れた。 ファーストチャンスでのゴールには至らずも、良いリズムで進めていく川崎F。すると10分、相手スタープレーヤーのお株を奪うワールドクラスの一撃で先制点を奪う。 相手陣内中央で収めた大関が左サイドのマルシーニョに展開。ボックス付近まで運んでクロスを上げると、DFシマカンのヘディングのクリアが浮き球の形でボックス中央へこぼれる。これに反応した伊藤が力感の抜けた圧巻の右足ダイレクトボレーシュートをゴール左上隅の完璧なコースに突き刺した。 世界を知る小兵アタッカーのスーペルゴラッソで準々決勝に続いて先手を奪った長谷部茂利監督のチーム。ただ、以降はこれで目が覚めたアル・ナスルの攻勢を受ける展開に。デュランやロナウドにミドルレンジから足を振られるが、シュートミスに救われる。 以降はマルシーニョの献身的なプレスバックや高井幸大の狙いを持った潰しなど、メリハリを利かせた守備を軸に守備一辺倒とならず、うまくゲームを進めていく。だがしかし、前半半ば過ぎに相手の個の力に屈する。 28分、対角フィードで左サイドの深い位置に侵攻したアル・ブシャルからのマイナスのパスをボックス左で受けたマネにカットインから強引に右足を振られると、ゴール前のDF丸山祐市にディフレクトしてコースが変わったシュートに対して、GK山口が何とか足に当てたもののボールがゴール左に決まった。 アル・サッド戦に続いてリードを守り切れなかった川崎Fはここから耐える展開が続いていく。相手にボールを握られたなかで全体が深い位置に押し下げられると、なかなかセカンドボールも拾えない。 34分には右のポケットに侵入したブロゾビッチの浮き球のクロスを、ゴール前のロナウドに打点の高いヘディングで合わせられたが、これは枠の右上角を叩いた。続く38分にはオフサイドにはなったものの、ロナウドとデュランのコンビに決定的なシーンも作られる。 それでも、粘りの守備で連続失点を回避した川崎Fは41分に見事な推進力を見せて勝ち越しゴールを奪う。左サイドから中央への横パスに反応した伊藤が相手のDF2人との球際を続けて制し、ペナルティアーク付近の神田へ横パス。これはDFシマカンにブロックされたが、撥ね返りがワンツーの形で戻ってくると、伊藤はすかさずGKベントとの一対一でシュート。これはファインセーブに阻まれたが、こぼれ球にいち早く詰めた大関が左足シュートをゴール左隅に蹴り込んだ。 スタメン抜擢の若武者の値千金の一撃で再びリードを手にしたなか、アル・ナスルのピオリ監督もすぐさまリアクション。1枚カードをもらっていたアリ・ラジャミを下げてラポルテ、アル・ハッサンに代えてアンジェロ・ガブリエウをハーフタイムを待たずに同時投入。これでオタビオがボランチに下がり、アンジェロが右サイドハーフに入る攻撃的な布陣にシフトした。 前半終盤も緩みを見せず、1点リードで試合を折り返した川崎F。ハーフタイムでは殊勲の大関、神田に代えて脇坂、エリソンと主力をピッチに送り出した。 後半も引き続きボールを握られる展開となったが、54分にはビッグチャンスを創出。右に流れたエリソンのカットインから中央の脇坂、マルシーニョと繋いでボックス左に抜け出した山本悠樹が完璧なグラウンダーのクロス。これにゴール前のエリソンが反応したが、その直前でGKベントに見事な反応で触られて押し込めない。 追加点は奪えずも集中した守備でリードを維持するなか、60分過ぎには少し足を痛めた橘田、マルシーニョを下げて河原、家長を続けて投入。これで伊藤を左サイドハーフに配置換え。さらに、70分にはファンウェルメスケルケン際を下げて佐々木を投入し、20分以上を残して5枚の交代カードを使い切った。 後半半ば以降は自陣で構えて相手の攻撃を撥ね返す状況が続いたが、左に移っても変わらぬ存在感を示した背番号37が三度攻撃の突破口を開いた。 76分、自陣左サイドで相手のパスをブロックした伊藤が馬力のある仕掛けで一気に局面を打開。左に流れて引き取った山本から相手陣内左サイドでボールを受けたエリソンがボールキープを匂わせての反転突破でDFラポルテを振り切ってGKベントをゴールライン際で引き付けてプルバック。これに反応した家長が無人のゴールへ左足シュートを流し込み、大きな3点目を奪った。 2点差に広げて完全に逃げ切り態勢に入った川崎F。相手のパワープレー気味の攻撃に対しても高井を中心に身体を張った守備で撥ね返し続ける。だが、87分には波状攻撃を受けた末にボックス外のヤヒヤにミドルシュートを打たれると、ゴール前でDF丸山の頭を掠めたボールがゴールネットに突き刺さり、1点差に詰め寄られる。 これで一気に緊迫感増した後半最終盤は完全に自陣深くに押し込められたが、ロナウドの決定的な直接FKやミドルシュートはGK山口が圧巻のセーブで阻止。さらに、ほぼラストプレーとなったアル・ナスルのロングボールでロナウドにゴール前への抜け出しを許したが、ここはDF佐々木の身体を投げ出すプレーが世界屈指のストライカーの精度を乱してシュートをミートさせず。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、スター軍団アル・ナスルを総力戦で撃破した川崎Fが初の“アジア青覇”に王手をかけた。 そして、5月3日に行われるファイナルでは同じく初優勝を目指すアル・アハリと運命の決戦に臨む。 アル・ナスル 2-3 川崎フロンターレ 【アル・ナスル】 サディオ・マネ(前28) アイマン・ヤヒヤ(後42) 【川崎F】 伊藤達哉(前10) 大関友翔(前41) 家長昭博(後31) <span class="paragraph-title">【動画】決勝進出となった川崎Fの圧巻3ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">ゴラッソで先制!<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%A7?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#マルシーニョ</a> の仕掛けから<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BC%8A%E8%97%A4%E9%81%94%E5%93%89?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#伊藤達哉</a> が右足ダイレクトボレー‼<br><br>この大一番で貴重な先制ゴラッソを叩き込む<br><br>ACLエリート ファイナルズ 準決勝<br>アル・ナスル×川崎F<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> LIVE配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%81%BF%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%9C?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Jみようぜ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/frontare?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#frontare</a> <a href="https://t.co/OIkFOQ1G13">pic.twitter.com/OIkFOQ1G13</a></p>&mdash; 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