10人ソシエダがバレンシアにドロー、久保はベンチ入りも出場せず《ラ・リーガ》

2022.11.07 02:17 Mon
Getty Images
レアル・ソシエダは6日、ラ・リーガ第13節でバレンシアをホームに迎え、1-1で引き分けた。ソシエダのMF久保建英はベンチ入りも出場機会はなかった。

前節ベティスに敗れた5位ソシエダ(勝ち点22)は、3日前に行われたヨーロッパリーグではマンチェスター・ユナイテッドの前に敗戦。肩の負傷でその試合を欠場していた久保がベンチに入った。

10位バレンシア(勝ち点15)に対し、ソシエダは10分に先制する。コレイアからボールを奪ったイジャラメンディがボックス左に侵入。クロスを送ると、ギジャモンのクリアボールがそのままゴールに吸い込まれた。
オウンゴールで先制したソシエダだったが、14分に退場者を出してしまう。エルストンドがボールを失ってリーノにチャレンジすると、スパイクの裏が足首に入り、VARの末に一発レッドカードとなった。

すると25分に追いつかれる。ペナルティアーク中央からリーノにコントロールシュートを決められた。
劣勢となったソシエダだったが39分に勝ち越しのチャンス。左クロスをセルロートがヘッド。シュートは枠を捉えていたが、ゴールライン前にいたエズカジャルの好カットに阻まれた。

ハーフタイムにかけても守勢に回ったソシエダは1-1のまま前半を終えた。

迎えた後半、開始5分にソシエダに決定機。左クロスにセルロートが合わせたシュートがバーに直撃した。

その後はソシエダが守勢に回る時間が続いたものの、バレンシアに好機は許さない。結局、終盤にかけても集中した守備でバレンシアの攻撃を抑え込んだソシエダが引き分けに持ち込み、勝ち点1を挙げている。

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