“赤ん坊”から“青年”へ…J1初昇格へ岡山・木山隆之監督がPOに意気込み「自分たちのペースに試合を持ち込む」

2022.10.28 17:33 Fri
©超ワールドサッカー
クラブ史上初となるJ1昇格を目指すファジアーノ岡山監督の木山隆之監督が、J1参入プレーオフのモンテディオ山形戦へ意気込みを語った。Jリーグは28日、J1参入プレーオフに出場するクラブの合同記者会見を実施。対戦カードごとに選手と監督が出席した。

木山監督は、今シーズンから岡山の監督に就任。チームはオフに積極補強を行った。シーズン当初から結果を残し上位につけていると、シーズンを通して安定し戦いを披露。最終盤に負けがこんだが、 20勝12分け10敗でクラブ史上最高位のJ2を3位で終えていた。
クラブとして2度目のJ1昇格のチャンス。前回は2016年で、6位でシーズンを終えたが、松本山雅FCに勝利したが、セレッソ大阪に1-0で敗れ、J1昇格を逃していた。

今回は6位の山形との対戦。木山監督はプレーオフに向けて意気込みを語った。
「リーグ戦が終わり、プレーオフに進出することになりました。チームは昇格を目標に今年1年全力で戦ってきましたので、最後プレーオフでそのチャンスがあることは非常に嬉しいことですし、チームとしても目標を達成するために、全力で試合に臨んでいきたいと思います。ホームでやれるので、サポーターとひとつになって全力で頑張っていきたいと思います」

今シーズンは山形とリーグ戦で2度対戦。4月8日に行われた試合は0-1で勝利していたが、主審による競技規則の適用ミスが発覚し、5カ月後に再試合。2-0で勝利すると、10日後のホームゲームでも2-1で勝利していた。

異例のシーズン3試合を戦った相手だが、山形について木山監督は「非常に攻守で組織されていて、特に攻撃においては動きとボールの繋ぎとを含めて、本当に高いチームであると思っています」とコメント。「我々も山形のフットボールをリスペクトしていますし、その中で我々がしっかりとそこに負けないように、我々の特徴を出してしっかりと戦っていきたいと思います」と、リスペクトしながらも、しっかりと勝ちにいくとした。

山形対策については「我々の良さは個人のパワーであったり、強さであったり、そういうことをチーム戦術に組み込んで攻守でアクティブにプレーしていくというのが根幹にあります」と自分たちの特徴を語り、「その中で非常にテクニックがあって、チームとしてオーガナイズされていて、組織的な攻撃ができる山形に対して、我々がやれることは、しっかりとタフに戦っていくこと。その中で、自分たちのペースに試合を持ち込むことだと思います。全力でやり切ってみたいと思います」と、タフに戦い、自分たちのペースに持ち込みたいと意気込んだ。

3位ということでアドバンテージを持ってプレーオフに臨める岡山。木山監督は必ずしも有利ではないと現在のレギュレーションについて言及した。

「リーグ戦で取ったポイントによって順位が決まるわけで、上位のチームにアドバンテージがあることは普通のことです」

「ただ、プレーオフにおいて、引き分けでも勝ち上がれることは、必ずしもアドバンテージにはならないです。自分たちのスタンスの中で、しっかりとホームで強い試合をしていく。その意識で戦うだけだと思います」

「ひょっとしたらJリーグのレギュレーションも、来季は大きく変わるかもしれないです。このレギュレーションで戦う最後かもしれないので、エンジョイしてやりたいと思います」

負ければ即終わりの一発勝負。新チームを率い、多くの選手が入れ替わったチームが3位でシーズンを終えた。4月には「赤ん坊」とチームを例えていた木山監督だが、今では「青年」ぐらいには成長したとし、今季のここまでの取り組みを振り返った。

「私自身今年岡山の監督になり、昨年11位のチームを率いることとなりました。その中で、多くの有望な若い選手たちがJ1に旅立ち、J2の他のクラブに移籍し、新しいチームでスタートしたと言っても過言ではなかったです」

「クラブで歴史を作ってきた、築いてきた選手もたくさんいて、新しい外国籍の選手も多く入ってきて、新人の選手も多く入ってきて、本当にチームの方向性を作って1つにまとまっていくには、そんなに簡単じゃないような陣容だったと思います」

「シーズン当初、フットボールの方向性をしっかり持ち、チームをどう導いていくかということを模索している頃だったかなと思います」

「そこからサッカーのフォーメーションだとか、そういうことは変わりましたが、チームの根幹にある我々の選手の良さを最大限に出していくサッカーをするというのは、ブレずにやってきました。その中で今年クラブはこれまでファジアーノ岡山が届いたことがない場所に行くためにトライしていこうとスタートした中で、勝つこと、J1昇格を本気で目指すことをやってきました」

「その中で、我々よりも優れたチーム、色々な部分で優れたものがあるチームとたくさん対戦してきました。その中で勝利をすること、上を目指すことをしっかり明確に目標として持ってやっていく中で、選手たちは真摯に今の力と向き合い、チームの力と向き合ってやってきた結果、72ポイント、3位という結果まで辿り着くことができました」

「あの時に赤ん坊というのはちょっと言い過ぎたかなとも思いましたが、あそこがスタートラインだとすれば、少なくとも青年ぐらいにはなったのかなと。もっとこれが成熟した大人になって、もっと色々なことを経験して逞しいチームになっていって欲しいと思いますが、子供から大人への成長段階はしっかりと踏んできたのかなと思います」

試合は30日(日)の14時から岡山のホーム、シティライトスタジアムで行われる。

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J2で前代未聞の退場劇…話題の山形GK一発退場は「得点や決定的な得点機会阻止は懲罰」の競技規則適用か

前代未聞の退場劇が大きな話題となっている。 事件が起きたのは3日に行われた明治安田生命J2リーグ第8節のモンテディオ山形vsファジアーノ岡山の一戦だ。 問題が起きたのは10分、山形はGKからのビルドアップをスタート。ここでパスを受けた半田陸がGKの後藤雅明にボールを戻す。 しかし、後藤はゴールを開けてポジションを取っており、半田のバックパスは無人のゴールへ。それでも、後藤がなんとか戻り、寸前で掻き出していた。 バックパスはボックス内で手で処理することは認められておらず、競技規則でも「ゴールキーパーが自分のペナルティーエリア内で、認められていないにもかかわらず手や腕でボールを扱った場合、間接フリーキックが与えられるが、懲戒の罰則は与えられない」とされている。 しかし、このシーンでは清水修平主審が後藤に対してレッドカードを提示。開始10分で山形はGKを失い、國分伸太郎に代えて藤嶋栄介を投入。岡山には間接フリーキックが与えられていた。 この競技規則だけを見れば、このレッドカードは誤審と考えられるが、競技規則には続きがあり、「プレーが再開された後、他の競技者が触れる前にゴールキーパーが再びボールを触れる反則の場合(手や腕による、よらないにかかわらず)、相手の大きなチャンスとなる攻撃を阻止した、または相手の得点や決定的な得点の機会を阻止したのであれば、懲戒の罰則が与えられる」とも記述されており、今回は岡山の明らかな得点機会を阻止したということで、レッドカードという判定になったと考えられる。 このシーンはSNS上でも大きな話題となっており、誤審じゃないかという意見も。ただ、競技規則上は「プレーが再開された後」の規則となっており、今回のケースは「相手の得点や決定的な得点の機会を阻止した」に該当するものの、インプレー中の行為のため、レッドカードは誤審ということになる可能性が高い。 2022.04.03 17:43 Sun

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