カラスコのPK失敗が響きドロー決着…アトレティコ&レバークーゼンは共にGS敗退が決定《CL》

2022.10.27 06:20 Thu
Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)グループB第5節のアトレティコ・マドリーvsレバークーゼンが26日に行われ、2-2の引き分けに終わった。

ここまで1勝1分け2敗でグループ3位のアトレティコ(勝ち点4)は、グリーズマンの2ゴールで勝利した直近のベティス戦から先発を2人変更。サウールとサビッチに代えてカラスコとエルモソを先発で起用した。

一方、逆転突破には勝利が絶対条件となるグループ最下位のレバークーゼン(勝ち点3)は、直近のヴォルフスブルク戦から先発を3人変更。アドリ、デミルバイ、ターに代えてハドソン=オドイ、アミリ、インカピエを先発で起用した。
試合は早い時間にスコアが動く。9分、敵陣でボールを奪ったアンドリッヒの折り返しをボックス右で受けたフロジェクがラストパス。このパスに反応したディアビのシュートが左サイドネットへシュートを突き刺さった。

先制を許したアトレティコは13分、タプソバのクリアミスを相手ボックス手前で奪ったコレアがゴール前まで切り込みシュート。しかし、これはGKフラデツキーのセーブに阻まれた。
さらにアトレティコは、22分にも決定機を迎える。コレアのパスをボックス左のグリーズマンがヒールで落とすと、ボックス手前のカラスコが放ったダイレクトシュートがゴール左隅に吸い込まれた。

追いつかれたレバークーゼンだったが29分、敵陣でコレアからボールを奪ったアミリのラストパスをボックス内で受けたハドソン=オドイがシュートを決めきった。

ハーフタイムにかけては、再び追う展開となったアトレティコが攻勢を強めたが、ゴールネットを揺らすには至らず。前半は1-2で終了した。

迎えた後半、コレアとエルモソを下げてデ・パウルとサウールを投入。すると50分、左サイドから仕掛けたカラスコがボックス左でボールをキープすると、バックパスをボックス左手前で受けたデ・パウルがコントーロールショットをゴール右隅に決めた。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。勝ち越しを狙うアトレティコは87分にヒメネスを下げてフェリックスを投入すると、試合終了間際に決定機を迎える。

後半アディショナルタイム6分、カラスコの右CKがコスヌの右腕に当たると、オンフィールドレビューの結果、アトレティコにPKが与えられる。しかし、カラスコのPKは相手GKに弾かれると、こぼれ球に反応したサウールのヘディングシュートはクロスバーを直撃。さらに弾かれたボールをマンダヴァが詰めたが、これは相手DFに当たって枠を外した。

直後に試合終了のホイッスル。この結果、勝ち点1を分け合った両チームは最終節を残してグループステージ敗退が決まった。

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