「彼がいなければチェルシーは別のチームになっていた」シュマイケル氏が守護神返り咲きのケパを讃える

2022.10.25 15:35 Tue
Getty Images
ピーター・シュマイケル氏が、チェルシーの指揮官交代に関する持論を述べている。イギリス『メトロ』が伝えた。
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チェルシーは9月初旬にトーマス・トゥヘル監督を解任し、ブライトンのグレアム・ポッター監督を引き抜いた。新体制において攻撃面には多くの課題が残るものの、守備面は公式戦5試合連続クリーンシートを記録するなど、就任から8試合で喫した失点はわずかに3つ。いまだ無敗を維持している。シュマイケル氏は、その要因にGKケパ・アリサバラガの復活が大きいと述べている。ケパはしばらくGKエドゥアール・メンディの影に隠れていたが、今季はメンディの負傷離脱と監督交代が重なる千載一遇のチャンスを掴み、ブルーズの守護神に返り咲いた。
そしてここ数試合は、貧弱な攻撃陣を援護するかのようにビッグセーブを連発。現役時代にマンチェスター・ユナイテッドやデンマーク代表で長らく活躍したレジェンドGKは、ケパの活躍を手放しでたたえている。

「信じられないスタッツだ。ケパがいなければ、チェルシーはもっと違った姿になっていただろう。人々はよく、『監督を変えることに意味があるのか』と問う。ここにその大きな証拠が示されているじゃないか」
「ポッターがチェルシーに来たとき、メンディは素晴らしい活躍をしていた。だが、彼が負傷離脱し、ケパがプレーすることになった。しっかりフィットし、上手くやっていると思う」

「ポッターは以前のパフォーマンスに縛られない。彼のチームを見ていると実際にそれがわかるよ」

「彼は新鮮な目を持ってやってきて、ケパという一人の選手の運命を変えたんだ。ケパは上手くそれに応えた。驚くべきメンタリティを備えていることを示しているね。それはGKの能力の50パーセントとも言えるもので、どれだけ賢明か、どれだけプレッシャーに強いか、どれだけ失敗から立ち直れるかということだ」

「それらは全てGKのパフォーマンスを左右する。このレベルではセービング自体はそれほど大したことではない。うまくいかないときにどうリカバーするかが重要なのだ」

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