金沢DF廣井友信が16年間のプロ生活に幕 清水、東京V、熊本でプレー

2022.10.21 09:45 Fri
©︎J.LEAGUE
ツエーゲン金沢は21日、DF廣井友信(37)の今季現役引退を発表した。

廣井は前橋育英高校、駒澤大学を経て、2007年に清水エスパルスでプロ入り。東京ヴェルディロアッソ熊本での期限付き移籍も経験した後、2015年から金沢に活躍の場を移した。

金沢では主将も務め、プロ16年の半分にあたる8シーズンにわたってプレー。明治安田生命J2リーグ最終節を残すのみの今季は11試合でプレー中で、天皇杯では2試合に出場している。
Jリーグ通算出場数は244試合(9得点)。23日にホームで行われるJ2最終節の栃木SC戦後に引退セレモニーが執り行われるなか、クラブを通じて感謝の言葉を記した。

「今シーズンをもって、プロサッカー選手を引退することを決断しました。プレーする機会を与えてくれた清水エスパルス、東京ヴェルディ、ロアッソ熊本、ツエーゲン金沢に感謝申し上げます。素晴らしい才能や能力、実力を持った人たちと仲間になったり、対戦相手として競ってきました」
「そんな世界で自分が16年もの間プロとして生き抜いてこれたことは、奇跡だと思っています。『そんなことないよ!』と言われたいからこんなことを書いているつもりは無くて、客観的に見て本当にそうなんだと思っています。なぜ奇跡は起きたのでしょうか? それは、両親をはじめとする素晴らしい人達との出会いがあったからだと確信しています」

「私という人間を成長させ、築き上げてくれました。愛情を持って接してくれた指導者の皆様、偉大な先輩、何でも言い合えた同期、頼もしい後輩、多くの怪我を共に向き合い乗り越えてきたメディカルスタッフ、いつも選手を支えてくれるクラブスタッフ、全ての方との出会いに感謝申し上げます」

「ファン、サポーターの皆様、共に歩んできた道のりを誇りに思います。ありがとうございました。楽しかったです! これからも選手を、クラブを、Jリーグを、そしてサッカーを支えてもらえると嬉しいです。この先どんな道を歩もうとも、サッカーを通じ学んだことを忘れずに日々精進していきます。16年間ありがとうございました」

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16日に行われた明治安田生命J2リーグ第10節、モンテディオ山形vsツエーゲン金沢に訪れたアーティストの手越祐也さんも判定に持論を述べた。 かつてジャニーズ事務所に所属し、「NEWS」のメンバーとして活躍した手越さん。サッカー好きでも知られ、「FIFA クラブワールドカップ」、「FIFA ワールドカップ」などのメインキャスターを務めていた。 16日には山形のホームゲームにスペシャルゲストとして来場し、スタジアムでスペシャルライブやキックインセレモニーなどを実施。手越さんもユニフォーム姿で声援を送った。 試合後には山形のユニフォームを着用しての現地写真や、マスコットのディーオとのツーショットなどを公開するとともに、感謝などを綴った。 「今日はモンテディオ山形のホームゲームにお邪魔してチームの応援で歌唱とトーク。そしてキックインセレモニーをしてきました!!4歳からやってるサッカーにキャスターとして10年ぐらい関わらせてもらって独立してからもキャンプ見に行ったり、徹底討論チャンネルでW杯でガチトークしたり変わらず関わらせてもらってて幸せだ」 「そして昨日はクラブW杯以来のスタジアムでの歌唱もさせてもらいました。モンテディオ山形の選手やサポーターの方々の力に少しでもなればいいなと「七色エール」「OVER YOU」を選んで歌ってきました!サポーターの方にも温かく向かい入れて頂き心から感謝してます」 だが、4日にピーター・クラモフスキー監督を解任し、渡邉晋新監督に就任したものの、トンネルを抜け出せない山形は、この日も金沢に0-1で惜敗。クラブワーストを更新する8連敗を喫してしまった。 手越さんは、山形がCKからネットを揺らしたものの、ノーゴールと判定された場面にも言及。「どうなんだろ?っていうのが正直なところです」と、複雑な心境を語っている。 「試合もユニフォームを着て応援してました!結果は残念ながら勝てなかったけど、戦う選手の姿はやはり勇気をもらいました。強いていうならジャッジが、、、うーん。と思うことはありました。得点取り消しのシーンも後から見返しましたが、解釈は色々あると思うけど、、、どうなんだろ?っていうのが正直なところです」 「もちろん審判も人間だから限界はあるし、今までもW杯含め様々なことがあったけどその「1点」。たかが1点ではなくされど「1点」。ずっとサッカーやってるからこそ分かる1点の重み。流れも変わるし、その1点で1勝を手にしていたらチームもサポーターの今後の試合や練習の雰囲気も変わる。選手やサポーターにとってはその1点で人生をも変えかねない」 「サッカーを心から愛してる俺としては選手やサポーターが間違ったジャッジとかではなくあくまで両チームにとって納得のいくジャッジで正当に戦って欲しいなといちサッカーファンとして深く思った1日になりました」 「でも、モンテディオもツエーゲンのサッカーを見て改めてもっとサッカーに関わってサッカー界を盛り上げたいなと思いました。両チームの選手、スタッフの方々。温かく向かい入れて下さったサポーターの方々。心からありがとうございました」 当該シーンは両者無得点で迎えた57分、山形がCKからDF西村慧祐がドンピシャのヘッドでネットを揺らしたものの、金沢GK白井裕人が山形MF田中渉に倒されたとしてノーゴールの判定に。映像では逆の関係に見え、『ジャッジリプレイ』でもこのシーンが取り上げられると、元国際審判員の家本政明氏からも「大きな判断ミスと言わざるを得ない」との結論が出されていた。 <span class="paragraph-title">【写真】山形のユニフォーム姿で記念撮影に応じる手越祐也さん</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CrGDzXxSLC5/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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