躍動ナポリがアヤックスに連勝、圧巻の4連勝でGS突破《CL》

ナポリは12日、チャンピオンズリーグ(CL)グループA第4節でアヤックスをホームに迎え、4-2で勝利した。前節、敵地でのアヤックス戦を圧巻の6発圧勝劇とした首位ナポリ(勝ち点9)は、引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まる中、負傷のラフマニ以外は前回のアヤックス戦と同様のスタメンで挑んだ。3位アヤックス(勝ち点3)に対し、ナポリは4分に先制する。ロサーノがジエリンスキとのワンツーからボックス内へ侵入。浮き球パスをヘディングシュートで流し込んだ。
見事な連係からあっさりゴールをこじ開けたナポリは先制後、ベルフワインとベルフハイスにゴールを脅かされるも、GKメレトの好守で凌ぐと、16分にリードを広げる。クワラツヘリアのパスを受けたボックス左のラスパドーリが対面のDF2人を物ともせず左足を一閃しシュートを突き刺した。

2点をリード後もナポリが主導権を握り、クワラツヘリアの仕掛け、ラスパドーリのポストプレーを起点に3点目に迫った中、2-0で前半を終えた。しかし迎えた後半、ナポリは開始4分にアヤックスに1点を返される。バッシーの左クロスからクラーセンにヘディングシュートを叩き込まれた。

失点を受けて負傷明けのオシムヘンを投入したナポリは59分にPKを獲得する。ザンボ=アンギサの負傷により投入されていたエンドンベレのシュートがボックス内のティンバーの手に当たり、VARの末にPKとなった。

このPKをクワラツヘリアが決めて再びリードを広げたナポリは、4点目に迫るシーンを作りながら時間を進め、77分には躍動していたクワラツヘリアをお役御免とした。

82分、ファン・ジェズスがPKを取られてベルフワインに1点差に詰め寄られたナポリだったが、90分にオシムヘンが復帰のダメ押しゴールを挙げる。ブリントにプレスをかけたオシムヘンがボールを奪ってそのまま無人のゴールに蹴り込んだ。

4-2としたナポリがアヤックスに連勝とし、4連勝でグループステージ突破を決めた。