汚名返上の3アシスト、苦難乗り越えたディ・マリアの喜び「結果を残すために戦った」

2022.10.06 17:40 Thu
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ユベントスのアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアが、マッカビ・ハイファ戦の活躍を振り返った。イタリア『スカイ』が伝えている。
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先月18日、セリエA第7節のモンツァ戦で相手にヒジ打ちを見舞ったことによって退場処分を受けたディ・マリア。5日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループH第3節のマッカビ戦はそれ以来の先発となった中、汚名返上の活躍を見せた。35分にフランス代表MFアドリアン・ラビオの先制ゴールをアシストすると、50分にはセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチの追加点をスルーパスでお膳立て。83分にも再びラビオのゴールをアシストし、1試合3アシストの離れ業をやってのけた。
3-1での勝利の立役者となったディ・マリアはモンツァ戦での自身の愚行について言及。改めて反省を語るとともに、クラブに懸ける想いを口にした。

「とても残念だけど、退場は当然だったね。とても残念だったし、クラブや、チームメイト、自分自身に対する敬意を欠いた行為だった。だけど、僕も人間だからそういうこともある」
「今日は素晴らしいプレーができたし、良い試合だった。素晴らしいメンタリティで試合に臨み、チームの勝利に貢献したんだ。公式戦は2連勝で、それに加えて連続となる3得点だ。これは大きなことだね。僕らは結果を残すために戦った」

「3アシスト? 僕にとっては得点よりも、チームメイトに貢献し、喜んでもらうことのほうが重要なんだ。そういった意味でもより多くのゴールを決め、より多くのチャンスを作り、そのチャンスを得点につなげるという作業をしなければならない」

「マッカビはパリ・サンジェルマンが相手でも良いプレーをし、過去には多くの名選手を輩出したチームだ。キーとなるプレーヤーがいるだろうし、リターン・レグでは反撃に注意しなければならないね」

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GK鈴木彩艶が2戦連続完封パルマが7戦ぶり勝利で残留へ大きく前進! 低調ユーベは新体制初黒星に…【セリエA】

セリエA第33節、パルマvsユベントスが23日にエンニオ・タルディーニで行われ、ホームのパルマが1-0で勝利した。なお、パルマのGK鈴木彩艶はフル出場した。 インテル、フィオレンティーナと上位相手に食らいついた点は評価に値も5試合連続ドローで依然として残留争いに身を置く16位のパルマは再びの上位相手の一戦で勝ち点3奪取を目指した。 対して熾烈なトップ4争いに置いて4位を維持するユベントスは前節、レッチェに2-1と競り勝ってトゥドール新体制で2勝1分けと好調を継続。連勝を狙った今節は先発2人を変更。ユルドゥズとコープマイネルスに代えてカンビアーゾ、コロ・ムアニを起用した。 21日にローマ教皇が逝去したことを受け、2日後に延期となった今回の一戦。試合はキックオフ直後にユベントスのロカテッリが果敢に右足を振っていくが、このシュートはわずかに枠の左へ外れた。 立ち上がり以降は拮抗した状況が続いていたなか、パルマに大きなアクシデントが発生。ヴォリアッコとベルナベの2選手が負傷し、10分にエノー、エステベスのスクランブル投入を余儀なくされた。 ボールを保持するユベントスに対して、パルマは後ろ重心の戦いで応対。中盤での潰し合いがメインの攻防が続き、互いに決定機まで持ち込めない。 それでも、より効率よく攻めるホームチームはセットプレーやサイドアタックからボニーらがフィニッシュに絡むと、前半終了間際にゴールをこじ開けた。前半アディショナルタイム1分、左サイドでフリーのヴァレリが狙いすました左足クロスをゴール前に供給すると、競り勝ったペッレグリーノがゴール右へヘディングシュートを突き刺した。 ホームチームの1点リードで折り返した後半。パルマは前半終盤に痛めていたエステベスを諦めてエルナニを投入。これに対してビハインドを追うユベントスは存在感を欠いたヴラホビッチに代えてコンセイソンを投入した。 後半はユベントスが完全にパルマを押し込む展開となったが、割り切ってボックス付近に人数をかける守備に苦戦。決定機まで持ち込めない。これを受けてトゥドール監督は57分、マッケニーを下げてユルドゥズを投入。ニコラス・ゴンサレスをウイングバックに下げる攻撃的な布陣にシフトした。 この交代で攻勢を強めると、65分にはコロ・ムアニのミドルシュートでようやく最初の枠内シュートを記録。以降もボックス付近でコンセイソンらが足を振っていくシーンが増えたものの、ことごとく相手DFのブロックに阻まれてゴールが遠い。 その後、87分にはウェア、アルベルト・コスタ、ドウグラス・ルイスの3枚替えで最後の勝負に出たユベントス。後半最終盤には再三のクロスとシュートを浴びせかけたが、コンセイソンのニア下を狙ったこの試合2本目の枠内シュートはGK鈴木が冷静にキャッチ。そして、試合はこのままタイムアップを迎えた。 この結果、ユベントスに会心の勝利を収めたパルマが7戦ぶりの勝利を収めて残留に向けて大きな勝ち点3を奪取。一方、低調なパフォーマンスとなったユベントスは新体制初黒星でCL出場圏外の5位に転落した。 パルマ 1-0 ユベントス 【パルマ】 マテオ・ペッレグリーノ(前46) 2025.04.24 03:35 Thu
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ユルドゥズ愚行退場のユベントス、最下位モンツァを下して暫定4位に返り咲き【セリエA】

ユベントスは27日、セリエA第34節でモンツァをホームに迎え、2-0で勝利した。 4日前の前節パルマ戦をウノゼロ敗戦でトゥドール監督就任後4試合目にして初黒星を喫し、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏外の5位に後退したユベントス(勝ち点59)は、負傷したヴラホビッチが欠場となり、最前線にコロ・ムアニを起用。2シャドーにユルドゥズとニコラス・ゴンサレスを据えた。 降格が迫る最下位モンツァ(勝ち点15)に対し、立ち上がりから圧力をかけたユベントスは5分、コロ・ムアニがバイシクルシュートでGKを強襲。 そして11分にファインゴールで押し切る。バイタルエリアでパスを受けたニコラス・ゴンサレスがカットインから左足を一閃。約25mの位置から放たれた強烈なミドルがゴールに突き刺さった。 さらに23分には追加点の絶好機。ロカテッリのスルーパスをボックス左で引き出したコロ・ムアニがコントロールシュート。しかし枠を捉えきれなかった。 それでも33分に追加点。カウンターの流れからケフラン・テュラムが持ち上がってパス。受けたコロ・ムアニが今度はボックス左からコントロールシュートを決めきった。 余裕の展開に持ち込みかけていたユベントスだったが、前半追加タイム1分に退場者。ユルドゥズがビアンコに対してヒジ打ちを見舞ってVARの末、一発退場となった。 10人で迎えた後半、自陣に構えるユベントスは51分、ビリンデッリのヘディングシュートでゴールに迫られるもGKディ・グレゴリオが正面でセーブ。 その後も守勢を強いられたユベントスだったが、ピンチを迎えることなく時間を消化。2点のリードを保って勝利を取り戻し、暫定4位に順位を戻している。 ユベントス 2-0 モンツァ 【ユベントス】 ニコラス・ゴンサレス(前11) ランダル・コロ・ムアニ(前34) 2025.04.28 04:45 Mon
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就任後初黒星のトゥドール監督「あらゆる面で少し欠けていた」、CL圏外転落も「まだ5試合ある」と前を向く

ユベントスのイゴール・トゥドール監督が23日にアウェイで行われ、0-1で敗れたセリエA第33節パルマ戦を振り返った。 トゥドール監督就任後3試合を2勝1分けで迎えたパルマ戦。チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位キープを目指すユベントスはFWドゥシャン・ヴラホビッチとFWランダル・コロ・ムアニを同時起用とした。 しかしパルマの守備を崩せずにいると前半追加タイムに失点。後半は攻勢に転じきれずウノゼロ敗戦となってトゥドール体制初黒星を喫し、CL圏外の5位に後退した。 トゥドール監督は攻撃面でパルマに脅威を与えられなかったと認めた。 「我々はあらゆる面で少し欠けていた。後半は攻め込んだが、十分に脅威を与えることはできなかった。40メートルのクロスから失点してしまった。残念だが、前を向いている。まだ5試合あり、多くの勝ち点が懸かっている。そして4日後に試合がある」 「パルマは今、好調だ。シンプルなサッカーをやっていて、闘志が強い。我々もゴールできる可能性があったが、残念ながら前線での粘り強さが足りなかった。敗北は受け入れなければならない」 「アタッキングサードでの得点が必要だ。20本もクロスを上げたのに何もできなかった。決意と情熱が足りなかった。もっと成長し、果敢に勝利への闘志を燃やさなければならない。戦術やシステムで勝てるわけではない」 ユベントスは次節、降格が迫る最下位モンツァと対戦する。 2025.04.24 10:30 Thu

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