来夏でフリーとなるナビ・ケイタ、ドルトムントが熱視線?

2022.09.26 19:35 Mon
Getty Images
ドルトムントが、リバプールのギニア代表MFナビ・ケイタ(27)の獲得を優先事項としているようだ。ドイツ『シュポルト・ビルト』が伝えている。

今季限りでリバプールとの契約が切れるナビ・ケイタ。出場数への不満からクラブからの契約延長の打診を一度は拒否したと見られ、フリーとなる来夏に向けて多くのクラブが接触を図っていると言われている。

その中でドルトムントは、同選手を獲得リストのトップに上げているようだ。エディン・テルジッチ監督がブンデスリーガでの経験値を高く評価しているという。リバプールも交渉を完全に打ちとめたわけではないが、27歳が興味を持つクラブが現れれば、そちらを優先する模様。
なお、今季のケイタは、ハムストリングのケガでコミュティ・シールドを除く全試合を欠場中。過去4シーズンも、ケガの影響で通算72試合を欠場している。

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