ドーピング検査で違反のセネガル代表FWケイタ・バルデがカタールW杯欠場に

2022.09.19 23:28 Mon
Getty Images
セネガル代表FWケイタ・バルデ(27)が、ドーピング検査での違反によってカタール・ワールドカップ(W杯)を欠場することが確実となった。

今夏、カリアリからスパルタク・モスクワに完全移籍したケイタだが、今回の違反行為はカリアリ時代の今年4月に行われたセリエAのウディネーゼ戦でのものだという。

同試合でドーピング検査を受けたケイタの提出したサンプルから禁止薬物は検出されなかったが、テストに関する厳格なプロトコルを破ったとしてペナルティを科されることになった。
現所属先のスパルタク・モスクワは、今回の一件に関して以下の声明を発表している。

「ケイタ・バルデは、カリアリでプレー中にドーピング違反があったため、2022年12月5日までイタリア国立アンチドーピング裁判所から出場停止処分を受けた」
「その日ケイタから採取されたサンプルでは、​​禁止物質は見つかりませんでした。しかし、懲戒規定に従って、別の国内または国際スポーツ協会、国内アンチ・ドーピング機関によって課せられたドーピング関連の制裁は、FIFAによって自動的に受け入れられ、すべての連盟および協会によって承認されなければなりません」

「したがって、イタリアのアンチ・ドーピング機関によって適用された制裁は、RFUによる承認の対象となります」

「失格の条件の下で、プレーヤーは、刑期満了の22日前までにトレーニングプロセスに戻ることができます」

今回の処分が決定したことで、セネガル代表として通算40試合6ゴールを記録する同選手は、カタールW杯欠場が確定。同代表では前線のバックアップにとどまっているが、定期的に招集を受けており、今回の処分がなければメンバー入りの可能性は高かった。

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