昨季PL得点王ソン・フンミンが完全復活の圧巻ハット! スパーズがお馴染みレスターとの打ち合い制す《プレミアリーグ》
2022.09.18 03:29 Sun
プレミアリーグ第8節、トッテナムvsレスター・シティが17日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、ホームのトッテナムが6-2で勝利した。
試合はホームチームが勢いを持って入ったが、先に決定機を迎えたのはアウェイのレスター。
カウンターから左サイド深くに侵攻したジャスティンがボックス左ぎりぎりでDFサンチェスに倒されてPKを獲得。ティーレマンスの一度目のキックはGKロリスに止められたものの、足がラインに残っていなかったとして蹴り直しになると、2度目のキックを今度はより際どい左隅に突き刺し、6分の先制点とした。
オープンな打ち合いが目立つ対戦カードらしく開始10分経たずに1ゴールずつが生まれた試合は、その後も落ち着かない展開に。互いに細かいミスや中盤でスペースが生まれる場面が目立つなか、カウンターを打ち合っていく。
その流れで先にゴールをこじ開けたのはホームチーム。21分、左CKの場面でキッカーのペリシッチが右足インスウィングの絶妙なボールを入れると、タイミング良くニアに飛び込んだダイアーが頭でわずかにコースを変えてゴール右隅に流し込んだ。
久々のスリーライオンズ復帰を自ら祝うダイアーのゴールで逆転に成功したトッテナムは、前に出てくる相手に得意のロングカウンターが嵌りやすい形に。27分には三度CKから相手のオウンゴールでゴールネットが揺れるが、ここはサンチェスのGKウォードへのファウルを取られてゴールは認められず。
前半終盤にかけても一進一退の攻防が続くと、よりフィニッシュまで持ち込む場面が多かったアウェイチームにゴールが生まれる。41分、ビルドアップで相手のプレスを剥がして右サイドへの長いボールに競り勝ったカスターニュがボックス右でマイナスに折り返すと、これを中央のマディソンが難度の高い右足ボレーでゴール左隅の完璧なコースに流し込んだ。
その後、両者はサンチェスのヘディングシュート、マディソンの右足シュートと共に3点目に迫る場面を作り出すが、両GKのビッグセーブによって2-2のイーブンのまま試合を折り返すことになった。
互いに選手交代なしで臨んだ後半も早い時間帯にスコアが動く。立ち上がりの47分、レスターのビルドアップの局面で後ろ向きでボールを受けたエンディディにベンタンクールが猛烈なプレスを仕掛けてボール奪取。その勢いでボックス付近まで運ぶと、相手GKの前目のポジションを見極めて右足のシュートを放つと、右ポストの内側を掠めたボールがゴールネットを揺らした。
ベンタンクールの加入後初ゴールでリードを手にしたホームチームは、畳みかける攻めで一気に点差を広げにいくが、ダイアー、クルゼフスキのシュートはGKのセーブに遭う。
その後は再び相手に押し返されると、58分には右サイドのマディソンからのピンポイントクロスをボックス中央でダカに頭で合わされるが、ここはGKロリスのビッグセーブで事なきを得た。
後半も守備面で問題を抱える中、コンテ監督はペリシッチに代えてエメルソンを最初のカードとして切ると、直後の59分にはサンチェスとリシャルリソンを下げてロメロ、ソン・フンミンと主力を同時投入。
攻守両面でテコ入れを図るが、一連の交代でレスターの勢いを止めることができない。これを受け、70分にはクルゼフスキを下げてビスマをピッチに送り込み、中盤の中央を厚くした[3-5-2]に並びを変えた。
この交代でやや試合を落ち着かせることに成功したトッテナムは、今季ここまで苦しい抜いてきたもう一人のエースが自身もチームも救う鮮烈な一撃を放つ。
73分、ハーフウェインライン付近の右サイドでベンタンクールがボールを奪って前線のソン・フンミンへすかさず縦パスを通す。DF2枚を相手にボールを運んだ韓国代表FWはボックス手前右から見事な右足のミドルシュートをゴール上隅の完璧なコースに突き刺した。
待望の今季初ゴールを奪った昨季プレミアリーグ得点王は、これで完全に目覚める。まずは84分、ボックス手前でケインからパスを受けると、左足に持ち替えて圧巻のコントロールシュートをゴール左隅の完璧なコースに突き刺す。さらに、86分にはカウンターからホイビュアのラストパスに完璧なタイミングで抜け出すと、冷静にGKとの一対一を制してわずか30分あまりでハットトリックを達成した。
その後、レスターの反撃をGKロリスのビッグセーブなどで凌ぎ切ったトッテナムが、試合を通して苦戦を強いられたものの、終わってみれば6-2の快勝で今季初黒星から見事なバウンスバックを果たした。
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トッテナムは直近のチャンピオンズリーグ(CL)でスポルティングCPに0-2で敗れ、今季初黒星を喫した。その敗戦からのバウンスバックを図る2週間ぶりのリーグ戦では、最下位に低迷するレスターをホームで迎え撃った。コンテ監督は中3日での一戦に向けて先発4人を変更。負傷のベン・デイビスに加え、ロメロがベンチスタートとなり、ダビンソン・サンチェスとラングレを3バックの左右に配置。また、エメルソンに代えてセセニョンを左ウイングバックに置き、ペリシッチが右にポジションを移行。さらに、不調のソン・フンミンを今季初めてベンチに置きクルゼフスキを起用した。カウンターから左サイド深くに侵攻したジャスティンがボックス左ぎりぎりでDFサンチェスに倒されてPKを獲得。ティーレマンスの一度目のキックはGKロリスに止められたものの、足がラインに残っていなかったとして蹴り直しになると、2度目のキックを今度はより際どい左隅に突き刺し、6分の先制点とした。
出ばなをくじかれたトッテナムだが、魔術師ジャンニ・ヴィオの下で磨きをかけるセットプレーで早々に追いつく。9分、右CKのショートコーナーからクルゼフスキがボックス右角で左足の正確なクロスを入れると、大外でフリーとなったケインが頭で合わせてリーグ戦2試合連続ゴールとした。
オープンな打ち合いが目立つ対戦カードらしく開始10分経たずに1ゴールずつが生まれた試合は、その後も落ち着かない展開に。互いに細かいミスや中盤でスペースが生まれる場面が目立つなか、カウンターを打ち合っていく。
その流れで先にゴールをこじ開けたのはホームチーム。21分、左CKの場面でキッカーのペリシッチが右足インスウィングの絶妙なボールを入れると、タイミング良くニアに飛び込んだダイアーが頭でわずかにコースを変えてゴール右隅に流し込んだ。
久々のスリーライオンズ復帰を自ら祝うダイアーのゴールで逆転に成功したトッテナムは、前に出てくる相手に得意のロングカウンターが嵌りやすい形に。27分には三度CKから相手のオウンゴールでゴールネットが揺れるが、ここはサンチェスのGKウォードへのファウルを取られてゴールは認められず。
前半終盤にかけても一進一退の攻防が続くと、よりフィニッシュまで持ち込む場面が多かったアウェイチームにゴールが生まれる。41分、ビルドアップで相手のプレスを剥がして右サイドへの長いボールに競り勝ったカスターニュがボックス右でマイナスに折り返すと、これを中央のマディソンが難度の高い右足ボレーでゴール左隅の完璧なコースに流し込んだ。
その後、両者はサンチェスのヘディングシュート、マディソンの右足シュートと共に3点目に迫る場面を作り出すが、両GKのビッグセーブによって2-2のイーブンのまま試合を折り返すことになった。
互いに選手交代なしで臨んだ後半も早い時間帯にスコアが動く。立ち上がりの47分、レスターのビルドアップの局面で後ろ向きでボールを受けたエンディディにベンタンクールが猛烈なプレスを仕掛けてボール奪取。その勢いでボックス付近まで運ぶと、相手GKの前目のポジションを見極めて右足のシュートを放つと、右ポストの内側を掠めたボールがゴールネットを揺らした。
ベンタンクールの加入後初ゴールでリードを手にしたホームチームは、畳みかける攻めで一気に点差を広げにいくが、ダイアー、クルゼフスキのシュートはGKのセーブに遭う。
その後は再び相手に押し返されると、58分には右サイドのマディソンからのピンポイントクロスをボックス中央でダカに頭で合わされるが、ここはGKロリスのビッグセーブで事なきを得た。
後半も守備面で問題を抱える中、コンテ監督はペリシッチに代えてエメルソンを最初のカードとして切ると、直後の59分にはサンチェスとリシャルリソンを下げてロメロ、ソン・フンミンと主力を同時投入。
攻守両面でテコ入れを図るが、一連の交代でレスターの勢いを止めることができない。これを受け、70分にはクルゼフスキを下げてビスマをピッチに送り込み、中盤の中央を厚くした[3-5-2]に並びを変えた。
この交代でやや試合を落ち着かせることに成功したトッテナムは、今季ここまで苦しい抜いてきたもう一人のエースが自身もチームも救う鮮烈な一撃を放つ。
73分、ハーフウェインライン付近の右サイドでベンタンクールがボールを奪って前線のソン・フンミンへすかさず縦パスを通す。DF2枚を相手にボールを運んだ韓国代表FWはボックス手前右から見事な右足のミドルシュートをゴール上隅の完璧なコースに突き刺した。
待望の今季初ゴールを奪った昨季プレミアリーグ得点王は、これで完全に目覚める。まずは84分、ボックス手前でケインからパスを受けると、左足に持ち替えて圧巻のコントロールシュートをゴール左隅の完璧なコースに突き刺す。さらに、86分にはカウンターからホイビュアのラストパスに完璧なタイミングで抜け出すと、冷静にGKとの一対一を制してわずか30分あまりでハットトリックを達成した。
その後、レスターの反撃をGKロリスのビッグセーブなどで凌ぎ切ったトッテナムが、試合を通して苦戦を強いられたものの、終わってみれば6-2の快勝で今季初黒星から見事なバウンスバックを果たした。
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