ポッター新監督がチェルシー就任に意気込み「人生とはリスクを冒すこと」

チェルシーの新監督に就任したグレアム・ポッターが仕事の流儀を語っている。イギリス『サン』が伝えた。

チェルシーのトーマス・トゥヘル監督の電撃解任発表から程なくして、新指揮官への就任が決まったポッター監督。2019年夏から指揮していたブライトンでは、昨シーズンにプレミアリーグ9位という好成績を収め、高い評価を得た。

今季はここまでチェルシーを上回る4位と大健闘していた中で、そのチェルシーからの誘いを受けることに。キャリア初のビッグクラブ就任には懐疑的な目も向けられているが、47歳指揮官に恐れはないようだ。
「人生とはリスクを冒し、自分が心地よいと思うところから一歩離れたことをすることだ」

「そうすることで人は成長する。私には若い家族がいて、彼らは多くのことを諦めてスウェーデンに来てくれた。バルセロナやモンテカルロとは違うんだ」「私がブライトンに就任した時、チームは下から4番目でシーズンを終えた直後だった。チームの年齢を下げ、プレースタイルを変え、プレミアリーグで勝つための人材確保をすることが任務だった」

「このような経験をさせてもらったことは、一生感謝することになるだろう。そのおかげで、私はより良い人間になり、より良い監督になれたのだ。今の私があるのはそのおかげだ」

「特に物事がうまくいっていない時に、自分が何に対処できるかについて、浮き沈みについて、どのように責任を取らなければならないかについて、多くを学ぶことができる。これらの経験は、本当に良い形で生かすことができるのだ」

「本当にエキサイティングな時期の始まりだ。新しいオーナーについては、まず人間的に、そしてクラブに対するビジョンや、求めていることにとても感銘を受けた」

「クラブには歴史がある。今度はそれを自分たちのやり方で築いていこうとしているのだ。だが、このクラブの周りを歩くだけで、多くの写真やトロフィー、刻まれている名前を目にすることができる。信じられないほどにだ」

「今、その一員になれていることは、私にとって大きな名誉だ」

「私のキャリアは前に進んでいる。スウェーデンやイギリスで良い時間を過ごし、素晴らしい経験を得ることができた。次のステップに進むことができるのは嬉しいことだね」

「この素晴らしい選手たちと一緒に働き、トップレベルで戦い、勝つためのチームを作ることができるこの機会に、私は非常に興奮しているよ」

「どうすればメッセージを届けられるか、どうすれば正しい道を歩んでいると納得してもらえるかを伝えるには、勝利しかない」

「私の原点は常にまず人ありきだ。相手が人間であることを理解し、何が彼らを動かし、人間としてどうなのかを理解しなければならない」

「そこから共通の土台を作り、人間関係を構築し、日々効果的なコミュニケーションを図ろうと努めていくのだ。それから尊敬、信頼、誠実さを築き上げていくのだ」