【CLグループ開幕節プレビュー①】セルティックvs王者マドリーにPSGvsユーベ! 今夜グループステージが開幕!
2022.09.06 20:00 Tue
2022-23シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ開幕節が9月6日と7日に開催される。ここでは開幕節1日目となるグループE~Hの戦いを展望を紹介していく。
◆本命と番狂わせを狙うチームが対峙~グループE~

チェルシーとミランの2強、レッドブル・ザルツブルクとディナモ・ザグレブのアウトサイダー2チームで構成されるグループEの初戦では、本命と番狂わせを狙うチーム同士が対峙する初戦となる。
実績、選手層でグループ本命に挙がる一昨季の王者チェルシーは、クロアチア王者と開幕節で対戦。
クラブの新体制以降の影響もあり、バタバタしたプレシーズンを経て開幕を迎えたチェルシーは、ここまで3勝1分け2敗と厳しいプレミアリーグ序盤戦を過ごす。直近のウェストハム戦では“誤審”にも救われて3勝目を手にしたが、トゥヘル監督の采配のブレが懸念材料となるなど、開幕から不安定なパフォーマンスに終始。それでも、今夏の移籍市場では最終盤にFWオーバメヤン、MFザカリア、DFフォファナの実力者3選手を迎え入れ、ここからの巻き返しを図る。
初戦とはいえ、力が劣る相手とのアウェイゲームということもあり、今回の一戦では今後のリーグ戦も睨んだ、ある意味で実験的なメンバー構成や戦い方も想定されるところ。その中で前述の3選手を含む新戦力やMFギャラガーやFWブロヤといった生え抜きの若手のプレーに注目したい。一方、対戦相手のザグレブではビッグマッチで勝負強さを発揮するFWオルシッチらの活躍に期待だ。
直近にアメリカ系投資グループ『レッドバード』へのクラブ買収が決定したピオリのチームだが、連覇を目指すセリエAではアタランタに引き分けたものの、直近のミラノ・ダービーでインテルを3-2で撃破するなど、今季も安定感が光る。この初戦では激しいダービーの消耗が懸念されるところだが、ワールドクラスの域に到達するエースFWレオンに、勝負強さ光るベテランFWジルーら好調な攻撃陣の力で押し切りたい。
一方、オーストリアの絶対的な王者は第2節で早くも土をつけられたものの、以降は5連勝で首位を堅持。今夏の移籍市場ではFWアデイェミ、MFカマラ、MFアーロンソンなど多くの主力を引き抜かれたが、持ち味のアグレッシブなアタッキングスタイルは健在。新たな主砲FWオカフォーに加え、ビッグクラブの注目を集めた中、来季のRBライプツィヒ行きが決定したFWシェシュコも好調を維持。格上ミラン相手にも十分に戦えるはずだ。
【グループE】
▽9/6(火)
《25:45》
ディナモ・ザグレブ vs チェルシー
《28:00》
ザルツブルク vs ミラン
◆CLデビューのサムライ3人が王者に挑む~グループF~

レアル・マドリーを大本命にRBライプツィヒ、セルティック、シャフタールと実力拮抗の3チームが同居するグループFの初戦では、スコットランド王者と昨季CL王者の対決に大きな注目が集まる。
セルティックは今季も開幕から公式戦7連勝と絶好調。とりわけ、先月末に行われたダービー・ユナイテッド戦ではFW古橋亨梧のハットトリックの活躍などで、9-0という衝撃のスコアで圧勝した。とはいえ、今回の対戦相手は前回王者ということもあり、試合を通して守備面の奮闘が求められるところだ。なお、日本人選手ではMF井手口陽介が唯一登録外となったが、古橋を含めMF旗手怜央、FW前田大然の3選手にマドリー戦でのCLデビューが見込まれる。古橋は直近の試合で肩を痛めて負傷交代したが、前日練習を問題なくこなしており、起用は可能な状態だ。
対する王者マドリーは、ラ・リーガ開幕から4連勝と今季も安定感が際立つ。直近のベティスとの全勝対決では、若きエースFWヴィニシウスの3試合連続ゴールに加え、今季の更なる飛躍が期待されるFWロドリゴのゴールで2-1と勝ち切った。ここまでクリーンシートが一度もなしと守備面における集中力の欠如は課題となっているが、グラスゴーでの一戦では主砲ベンゼマら自慢の攻撃陣が躍動するような試合展開になりそうだ。
グループF2番手と目されるライプツィヒは、国難に晒されるウクライナ王者と開幕戦で対戦。直近数シーズンの実績、スカッドの質を考えれば、マドリーの対抗と言えるライプツィヒだが、今季のブンデスリーガでは序盤から低迷。とりわけ、直近のフランクフルト戦では0-4の屈辱的な大敗を喫しており、ホームでバウンスバックの勝利が求められる。司令塔であるMFダニ・オルモを欠く中でエースのMFエンクンク、出戻りの元エースストライカーのヴェルナーらの奮起にも期待したい。
一方、シャフタールは先月に入って国内リーグの新シーズンが開幕したものの、未だに戦禍に晒される母国で厳しい状況が続く。開幕3試合では2勝1分けの無敗で上位に位置するが、得点が3試合でわずか2点と、これまで主軸を担った外国籍選手の大量流出によって攻撃面の再構築に苦戦している印象だ。したがって、今回のアウェイゲームでも守備的な戦いを余儀なくされるかもしれない。
【グループF】
▽9/6(火)
《28:00》
セルティック vs レアル・マドリー
ライプツィヒ vs シャフタール
◆不振セビージャvs好調シティ~グループG~

グループGは優勝候補マンチェスター・シティを大本命に、ドルトムントとセビージャの強豪2チーム、アウトサイダーのコペンハーゲンという構成に。その初戦ではスペインの名門と、2連覇中のイングランド王者が激突する。
ロペテギ監督就任以降、持ち味の堅守を武器に国内3強と比肩する戦いを見せてきたセビージャだが、今季は昨季終盤から続く不振を引きずる苦しい序盤戦を過ごす。元々の得点力不足に加え、DFクンデ、DFジエゴ・カルロスの主力センターバックコンビが流出したディフェンスラインにも大きな問題が生じ、開幕1分け3敗と低迷。直近のバルセロナ戦では0-3というスコア以上の力の差を見せつけられる惨敗に。その泥沼の状況の中でシティ相手に勝ち点3を得る姿は全く想像できないが、開幕から孤軍奮闘の守護神ボノを中心に粘り強く守って何とか勝ち点を獲得したい。
対するシティは直近のアストン・ビラ戦で1-1のドローに終わり、開幕から2試合ドローという取りこぼしはあるものの、怪物FWハーランドやFWアルバレスらを迎え入れ、破壊力を増す攻撃を中心に安定した戦いを継続している。とりわけ、鳴り物入りでの加入となったノルウェー代表FWは、開幕6試合で早くも2桁ゴールに到達する圧巻のパフォーマンスを披露。対セビージャではドルトムント時代に対戦した2試合でいずれも2ゴールを挙げており、今回の対戦でもキーマンとなる。
そのライバル2チームの取りこぼしを期待しつつ白星スタートを狙うドルトムントは、デンマーク王者のコペンハーゲンと対戦。2度目のテルジッチ体制で積極補強を敢行するチームは、FWアラーの病気による長期離脱や一部主力の負傷離脱がありながらも、開幕4勝1敗と上々の滑り出しを見せる。負傷者が目立つ前線の迫力不足は否めないが、試合終了間際の3連続失点で敗れたブレーメン戦を除き、昨季課題だった守備面は改善が見受けられる。堅守速攻を徹底するコペンハーゲン戦ではFWコーネリウスらのカウンターを警戒しつつ、中央をしっかりと固めてくる相手に対して、MFロイスらの個人技、コンビネーションプレーで攻略を図りたい。
【グループG】
▽9/6(火)
《25:45》
ドルトムント vs コペンハーゲン
《28:00》
セビージャ vs マンチェスター・シティ
◆首位通過争う2強がいきなり激突~グループH~

グループHはパリ・サンジェルマン(PSG)とユベントスのメガクラブに、昨季ベスト8のベンフィカ、久々のグループステージ参戦となるマッカビ・ハイファという構成に。この初戦では首位通過を争うPSGとユベントスがいきなり激突することになった。
昨季も王者マドリーに敗れて悲願のビッグイヤー獲得を逃したPSGは、国内で実績十分のガルティエ監督を新指揮官に招へい。新たにリクルート部門を取りしきるルイス・カンポス氏主導の下、今夏の移籍市場では余剰人員の整理と共に若手の逸材を各ポジションで確保。DFセルヒオ・ラモスやFWメッシを生かす[3-5-2]へのシステム変更も機能し、国内リーグでは開幕から圧倒的な強さを発揮。直近のナント戦でもFWムバッペの2ゴールなどで3-0の快勝を収めている。新スタイルの真価が試される今季初めての強豪対決では、いかなるパフォーマンスを見せるか、非常に注目が集まるところだ。
一方、ユベントスは重鎮キエッリーニ、エースFWディバラの退団を経て大幅な世代交代を図る過渡期のシーズンに臨んでいる。主砲ヴラホビッチが存在感を示し、新ディフェンスリーダーのDFブレーメルらも早速存在感を示しているが、開幕2勝3分けとチームとしての結果はいまひとつ。そのため、絶好調のPSGとのアウェイゲームは難しい戦いを強いられることになりそうだ。なお、今夏PSGから加入したMFパレデス、同じく古巣対戦のMFラビオは招集メンバー入りしたが、MFディ・マリアは招集外となり、パリ凱旋とはならなかった。
バイエルンとバルセロナと同居した昨季と同様に2強の一角を崩すことを目指すベンフィカは、グループ最弱と目されるイスラエル王者をホームで迎え撃つ。前PSVのロジャー・シュミットを新指揮官に招へいしたチームは、開幕から5連勝と最高のスタートを切っている。今夏の移籍市場では主砲ヌニェスやMFヴァイグルらがチームを去ったが、新加入のFWネレスやMFエンソ・フェルナンデスら逸材の補強でその穴を埋める。現時点ではヌニェスに依存傾向にあった攻撃の仕上げの部分を模索しているが、FWゴンサロ・ラモスらもまずまずの結果を残している。
【グループH】
▽9/6(火)
《28:00》
パリ・サンジェルマン vs ユベントス
ベンフィカ vs マッカビ・ハイファ
◆本命と番狂わせを狙うチームが対峙~グループE~

Getty Images
チェルシーとミランの2強、レッドブル・ザルツブルクとディナモ・ザグレブのアウトサイダー2チームで構成されるグループEの初戦では、本命と番狂わせを狙うチーム同士が対峙する初戦となる。
実績、選手層でグループ本命に挙がる一昨季の王者チェルシーは、クロアチア王者と開幕節で対戦。
初戦とはいえ、力が劣る相手とのアウェイゲームということもあり、今回の一戦では今後のリーグ戦も睨んだ、ある意味で実験的なメンバー構成や戦い方も想定されるところ。その中で前述の3選手を含む新戦力やMFギャラガーやFWブロヤといった生え抜きの若手のプレーに注目したい。一方、対戦相手のザグレブではビッグマッチで勝負強さを発揮するFWオルシッチらの活躍に期待だ。
昨季のセリエA王者ながらCLではグループステージ敗退となったミランは、捲土重来を期す今季のCL初戦で曲者として知られるオーストリア王者と対戦する。
直近にアメリカ系投資グループ『レッドバード』へのクラブ買収が決定したピオリのチームだが、連覇を目指すセリエAではアタランタに引き分けたものの、直近のミラノ・ダービーでインテルを3-2で撃破するなど、今季も安定感が光る。この初戦では激しいダービーの消耗が懸念されるところだが、ワールドクラスの域に到達するエースFWレオンに、勝負強さ光るベテランFWジルーら好調な攻撃陣の力で押し切りたい。
一方、オーストリアの絶対的な王者は第2節で早くも土をつけられたものの、以降は5連勝で首位を堅持。今夏の移籍市場ではFWアデイェミ、MFカマラ、MFアーロンソンなど多くの主力を引き抜かれたが、持ち味のアグレッシブなアタッキングスタイルは健在。新たな主砲FWオカフォーに加え、ビッグクラブの注目を集めた中、来季のRBライプツィヒ行きが決定したFWシェシュコも好調を維持。格上ミラン相手にも十分に戦えるはずだ。
【グループE】
▽9/6(火)
《25:45》
ディナモ・ザグレブ vs チェルシー
《28:00》
ザルツブルク vs ミラン
◆CLデビューのサムライ3人が王者に挑む~グループF~

Getty Images
レアル・マドリーを大本命にRBライプツィヒ、セルティック、シャフタールと実力拮抗の3チームが同居するグループFの初戦では、スコットランド王者と昨季CL王者の対決に大きな注目が集まる。
セルティックは今季も開幕から公式戦7連勝と絶好調。とりわけ、先月末に行われたダービー・ユナイテッド戦ではFW古橋亨梧のハットトリックの活躍などで、9-0という衝撃のスコアで圧勝した。とはいえ、今回の対戦相手は前回王者ということもあり、試合を通して守備面の奮闘が求められるところだ。なお、日本人選手ではMF井手口陽介が唯一登録外となったが、古橋を含めMF旗手怜央、FW前田大然の3選手にマドリー戦でのCLデビューが見込まれる。古橋は直近の試合で肩を痛めて負傷交代したが、前日練習を問題なくこなしており、起用は可能な状態だ。
対する王者マドリーは、ラ・リーガ開幕から4連勝と今季も安定感が際立つ。直近のベティスとの全勝対決では、若きエースFWヴィニシウスの3試合連続ゴールに加え、今季の更なる飛躍が期待されるFWロドリゴのゴールで2-1と勝ち切った。ここまでクリーンシートが一度もなしと守備面における集中力の欠如は課題となっているが、グラスゴーでの一戦では主砲ベンゼマら自慢の攻撃陣が躍動するような試合展開になりそうだ。
グループF2番手と目されるライプツィヒは、国難に晒されるウクライナ王者と開幕戦で対戦。直近数シーズンの実績、スカッドの質を考えれば、マドリーの対抗と言えるライプツィヒだが、今季のブンデスリーガでは序盤から低迷。とりわけ、直近のフランクフルト戦では0-4の屈辱的な大敗を喫しており、ホームでバウンスバックの勝利が求められる。司令塔であるMFダニ・オルモを欠く中でエースのMFエンクンク、出戻りの元エースストライカーのヴェルナーらの奮起にも期待したい。
一方、シャフタールは先月に入って国内リーグの新シーズンが開幕したものの、未だに戦禍に晒される母国で厳しい状況が続く。開幕3試合では2勝1分けの無敗で上位に位置するが、得点が3試合でわずか2点と、これまで主軸を担った外国籍選手の大量流出によって攻撃面の再構築に苦戦している印象だ。したがって、今回のアウェイゲームでも守備的な戦いを余儀なくされるかもしれない。
【グループF】
▽9/6(火)
《28:00》
セルティック vs レアル・マドリー
ライプツィヒ vs シャフタール
◆不振セビージャvs好調シティ~グループG~

Getty Images
グループGは優勝候補マンチェスター・シティを大本命に、ドルトムントとセビージャの強豪2チーム、アウトサイダーのコペンハーゲンという構成に。その初戦ではスペインの名門と、2連覇中のイングランド王者が激突する。
ロペテギ監督就任以降、持ち味の堅守を武器に国内3強と比肩する戦いを見せてきたセビージャだが、今季は昨季終盤から続く不振を引きずる苦しい序盤戦を過ごす。元々の得点力不足に加え、DFクンデ、DFジエゴ・カルロスの主力センターバックコンビが流出したディフェンスラインにも大きな問題が生じ、開幕1分け3敗と低迷。直近のバルセロナ戦では0-3というスコア以上の力の差を見せつけられる惨敗に。その泥沼の状況の中でシティ相手に勝ち点3を得る姿は全く想像できないが、開幕から孤軍奮闘の守護神ボノを中心に粘り強く守って何とか勝ち点を獲得したい。
対するシティは直近のアストン・ビラ戦で1-1のドローに終わり、開幕から2試合ドローという取りこぼしはあるものの、怪物FWハーランドやFWアルバレスらを迎え入れ、破壊力を増す攻撃を中心に安定した戦いを継続している。とりわけ、鳴り物入りでの加入となったノルウェー代表FWは、開幕6試合で早くも2桁ゴールに到達する圧巻のパフォーマンスを披露。対セビージャではドルトムント時代に対戦した2試合でいずれも2ゴールを挙げており、今回の対戦でもキーマンとなる。
そのライバル2チームの取りこぼしを期待しつつ白星スタートを狙うドルトムントは、デンマーク王者のコペンハーゲンと対戦。2度目のテルジッチ体制で積極補強を敢行するチームは、FWアラーの病気による長期離脱や一部主力の負傷離脱がありながらも、開幕4勝1敗と上々の滑り出しを見せる。負傷者が目立つ前線の迫力不足は否めないが、試合終了間際の3連続失点で敗れたブレーメン戦を除き、昨季課題だった守備面は改善が見受けられる。堅守速攻を徹底するコペンハーゲン戦ではFWコーネリウスらのカウンターを警戒しつつ、中央をしっかりと固めてくる相手に対して、MFロイスらの個人技、コンビネーションプレーで攻略を図りたい。
【グループG】
▽9/6(火)
《25:45》
ドルトムント vs コペンハーゲン
《28:00》
セビージャ vs マンチェスター・シティ
◆首位通過争う2強がいきなり激突~グループH~

Getty Images
グループHはパリ・サンジェルマン(PSG)とユベントスのメガクラブに、昨季ベスト8のベンフィカ、久々のグループステージ参戦となるマッカビ・ハイファという構成に。この初戦では首位通過を争うPSGとユベントスがいきなり激突することになった。
昨季も王者マドリーに敗れて悲願のビッグイヤー獲得を逃したPSGは、国内で実績十分のガルティエ監督を新指揮官に招へい。新たにリクルート部門を取りしきるルイス・カンポス氏主導の下、今夏の移籍市場では余剰人員の整理と共に若手の逸材を各ポジションで確保。DFセルヒオ・ラモスやFWメッシを生かす[3-5-2]へのシステム変更も機能し、国内リーグでは開幕から圧倒的な強さを発揮。直近のナント戦でもFWムバッペの2ゴールなどで3-0の快勝を収めている。新スタイルの真価が試される今季初めての強豪対決では、いかなるパフォーマンスを見せるか、非常に注目が集まるところだ。
一方、ユベントスは重鎮キエッリーニ、エースFWディバラの退団を経て大幅な世代交代を図る過渡期のシーズンに臨んでいる。主砲ヴラホビッチが存在感を示し、新ディフェンスリーダーのDFブレーメルらも早速存在感を示しているが、開幕2勝3分けとチームとしての結果はいまひとつ。そのため、絶好調のPSGとのアウェイゲームは難しい戦いを強いられることになりそうだ。なお、今夏PSGから加入したMFパレデス、同じく古巣対戦のMFラビオは招集メンバー入りしたが、MFディ・マリアは招集外となり、パリ凱旋とはならなかった。
バイエルンとバルセロナと同居した昨季と同様に2強の一角を崩すことを目指すベンフィカは、グループ最弱と目されるイスラエル王者をホームで迎え撃つ。前PSVのロジャー・シュミットを新指揮官に招へいしたチームは、開幕から5連勝と最高のスタートを切っている。今夏の移籍市場では主砲ヌニェスやMFヴァイグルらがチームを去ったが、新加入のFWネレスやMFエンソ・フェルナンデスら逸材の補強でその穴を埋める。現時点ではヌニェスに依存傾向にあった攻撃の仕上げの部分を模索しているが、FWゴンサロ・ラモスらもまずまずの結果を残している。
【グループH】
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《28:00》
パリ・サンジェルマン vs ユベントス
ベンフィカ vs マッカビ・ハイファ
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レアルDFが結婚式! 相手はモデルで双子のウエディング・プランナー、チームメイトも参列し祝福
レアル・マドリーのスペイン代表MFダニエル・カルバハル(30)が、モデルのダフネ・カニサレスさん(32)と結婚した。 マドリーの育成組織出身の30歳は、2012-13シーズンにレバークーゼンでのプレーを経て、翌年以降はマドリーを支え続けてきた。今季は2シーズンぶり35回目のラ・リーガ制覇や14回目のチャンピオンズリーグ(CL)優勝にも貢献している。 クラブの歴史をまた1つ積み上げたカルバハルは、24日、モデルのダフネ・カニサレスさん(32)と結婚。招かれた約250人の前で愛を誓い合った。式にはチームメイトや関係者などが招かれ、ゲストの中にはベルギー代表GKティボー・クルトワ夫妻の姿もあった。 2人には1歳半になる息子のマルティンくんがいる。スペイン『HOLA』によれば、カニサレスさんは元客室乗務員のオランダ系のスペイン人モデルで、現在は結婚式や社交イベントの企画をする会社のオーナーだ。 また自身もウエディング・プランナーであり、2人の式は彼女が出かけたとのことだ。カニサレスさんには双子の姉妹メラニーさんがおり、アラベスでプレーするFWホセルと結婚している。 <span class="paragraph-title">【写真】純白のドレスに身を包んだカニサレスさん</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CfMkTe5jb0U/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CfPF0k6tRD8/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Sandra Garal (@ssandragaral)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> <span class="paragraph-title">【写真】カニサレスさんとCLトロフィーに腰掛けるマルティンくんと、双子のメラニーさんも</span> <span data-other-div="movie4"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CeLZxGtjGhI/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); 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font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CeLZxGtjGhI/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Daphne Cañizares.(@daphnecanizares)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.06.26 21:30 Sun3
クロースが独自のサッカーリーグ『Icon League』を創設…ピケ主催の『キングス・リーグ』に倣う形に
レアル・マドリーの元ドイツ代表MFトニ・クロースが、ドイツの著名なストリーマーであるエリアス・ネルリッヒと独自のサッカーリーグ『Icon League(アイコン・リーグ)』を創設することを発表した。ドイツ『SPOX』が伝えている。 両氏は今回の共同プレスリリースで『アイコン・リーグ』と名付けられた新たなサッカーリーグを創設し、2024年夏に開幕することを明かした。 同リーグのルールやレギュレーションや具体的な参加者に関しては、今後数週間から数カ月以内に詳細が発表される予定だが、参加チームはサッカー業界だけでなく、エンターテインメントや音楽の分野でも有名なチームで構成される見込みだ。 クロースは今回の新プロジェクトに関して以下のように説明している。 「僕がプレーし、愛するクラシックサッカーは今後も存続し、世界中の人々にインスピレーションを与え、感動を与え続けるだろう」 「一方で、別のサッカーフォーマットを望んでいるファンも大勢いる。より速く、より多様で、よりアクション満載で、突然予期せぬ展開が起こる可能性のある、より波乱万丈なゲームだ。より多くのゴールとエンターテイメントを備えたサッカー。そして、それがまさに僕らが提供するものなんだ」 なお、今回の『アイコン・リーグ』は、昨シーズン途中にバルセロナで現役を引退した元スペイン代表DFジェラール・ピケが主催する7人制サッカー『キングス・リーグ』の成功に倣う形で創設されたようだ。 『キングス・リーグ』は、近年若者のスポーツ離れの原因として挙げられるタイムパフォーマンスやエンターテインメント性の改善を強く意識している。 20分ハーフという試合時間の短さや交代無制限、独自の退場ルール、VARのリクエスト制、“ダブルゴール”といった通常のサッカーから派生した独自のルールに加え、サイコロを振って出た目の人数で一定時間を戦ったり、即時のPK獲得や一定時間のダブルゴール、相手選手を一時的に退場させるといった権利が付与されるゴールデンカードの使用といった奇抜なルールを盛り込み、2022年11月の開幕以降人気を博している。 2023.11.09 08:00 Thu4
“干された”ベッカムが自らの足でカペッロ監督の信頼を取り戻す【ビューティフル・フリーキック】
サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。 この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。 今回は、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテル・マイアミの共同オーナーを務める元イングランド代表MFのデイビッド・ベッカム氏が現役時代に決めたフリーキックだ。 <div id="cws_ad">◆気合いの入った表情のベッカムがキックで信頼を掴み取る<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJhN3pEMG9WayIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> 2003年にマンチェスター・ユナイテッドからレアル・マドリー入りしたベッカム氏は、在籍4年で公式戦159試合に出場し20ゴール51アシストを記録した。しかし、2007年1月にシーズン終了後のロサンゼルス・ギャラクシーへの移籍が発表されると、当時のファビオ・カペッロ監督はベッカムを起用しないことを表明した。 それでも、腐らず練習に励むベッカム氏は、チームメイトからの推薦もあり、2007年2月10日に行われたラ・リーガ第22節のレアル・ソシエダ戦に約1カ月ぶりに出場する。 連敗中だったマドリーはソシエダに先制を許すも、迎えた37分、バイタルエリア右でフリーキックのチャンスを獲得する。ベッカムの右足から放たれたクロス性のシュートは絶妙なコースに飛ぶと、ワンバウンドしてゴール左に突き刺さった。 このゴールで追いついたマドリーは後半に勝ち越し、勝ち点3を獲得。このキックでカペッロ監督の信頼を再び掴み取り、ベッカム氏は初のラ・リーガのタイトルを獲得しアメリカへと旅立っていった。 2020.11.03 11:00 Tue5
