インテルとのミラノ・ダービーに臨むピオリ監督、相手のエース不在も「あまり影響はない」

2022.09.03 16:45 Sat
Getty Images
ミランステファノ・ピオリ監督が、インテルとのミラノ・ダービーに向けた意気込みを語った。イタリア『メディアセット』が伝えている。

セリエA開幕からここまで2勝2分けの好スタートを切ったミラン。3日には第5節で早くも宿敵とのビッグマッチに臨む。

「明日はお互いをよく知る2つのチームが対戦する。ダービーはいつもそうだが、素晴らしいデュエルが期待できる試合だ」とピオリ監督。インテルとの一戦では、下馬評は評価に値しないとの意見を示した。
「どのように臨むかではなく、どのようにプレーするかが重要だ。我々はこの試合に向けて最大限の準備をしてきた。後はそれを最後まで成し遂げられるかだ」

「このような試合に有利なチームなど存在しない。均衡の取れた試合の中で、良い試合運びをすることが違いを生む。流れを掴むには、粘り強さと集中力を持ったなければならない」
また、インテルではエースのロメル・ルカクが負傷離脱中。インテルにとっては痛手だが、ピオリ監督は影響は小さいと予想しているようだ。

「ルカクがいなくても、インテルは昨シーズンと同じ顔ぶれを揃えることができる。我々と少し似た状況だ。昨シーズン彼はいなかったのだ。彼の不在が大きな影響をもたらすとは思いにくい」

「これはダービーで、素晴らしいライバル関係が存在している。我々も彼らもディティールまでこだわり、勝利を目指して戦う。様々な局面でデュエルが起こるだろうが、我々は一ミリも譲る気はない」

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インテルのイタリア人補強計画…19歳スカルヴィーニに22歳GKトゥラティ、24歳コルパーニを獲得へ?

インテルが自国イタリアの3選手をリストアップしているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 今夏にイタリア代表MFダビデ・フラッテージを獲得したインテル。宿敵ミランや選手の古巣ローマ、ユベントス、さらにはアーセナルなども名乗りを上げていたなか、イタリア人選手No.1の人気銘柄を釣り上げることに成功した。 一方で、昨シーズン中から獲得への動きが報じられてきたアタランタのイタリア代表DFジョルジョ・スカルヴィーニ(19)については、U-21イタリア代表MFジョバンニ・ファビアン(現ボローニャ)を交渉に盛り込んで移籍金引き下げを狙うも、合意できなかったという。 アタランタの要求額は5000万ユーロ(約78億9000万円)。フランス代表DFバンジャマン・パヴァール獲得に3000万ユーロ(約47億3000万円)近くを費やしたインテルの金庫には現状、5000万ユーロもないとされるが、再びアタランタにアタックするのは確実と考えられている。 また、フロジノーネのU-21イタリア代表GKステファノ・トゥラティ(22)も候補に。トゥラティは15歳までインテルの下部組織に所属し、その後は若手の登竜門サッスオーロで育まれた191cmの守護神だ。 サッスオーロでは通算4試合の出場に留まるが、昨季からフロジノーネに武者修行しており、セリエBでの1年目は最終節1試合を除く37試合でプレーし、優勝とセリエA昇格に貢献。今季は昇格組ながらも第8節終了時点で8位と検討するチームにおいて、7試合でゴールマウスを守っている。 インテルはかつて5万ユーロ(約780万円)でサッスオーロへ放出したミラノ生まれの地元っ子帰還を検討中。スイス代表GKヤン・ゾマーの後継者候補とみられている。 最後は人材の宝庫アタランタが輩出したモンツァの元U-21イタリア代表MFアンドレア・コルパーニ(24)。2020-21シーズンからモンツァ所属の24歳は[3-4-2-1]をベースとするチームで2シャドーの一角を担う攻撃的MFだ。 故に[3-1-4-2]のインテルでは当てはまるポジションがないように思えるが、その特徴は自らドリブルで持ち運び、ゴールまで陥れるというネラッズーリの中盤にはいないタイプ。今季はセリエA8試合出場で4ゴールをマークしている。 こちらはスカルヴィーニ同様、インテルが獲得に本腰を入れる1人と考えられており、友好関係にあるモンツァの要求額は2000万ユーロ(約31億5000万円)。インテル以外にも複数のクラブが関心を寄せ始めたという注目株だ。 2023.10.11 14:08 Wed

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