PSGがナポリのファビアン・ルイス獲得に接近! 新SDが水面下で交渉

2022.08.07 18:58 Sun
Getty Images
パリ・サンジェルマンが、ナポリのスペイン代表MFファビアン・ルイス(26)の獲得に迫っているようだ。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が報じている。

ナポリで4シーズンを過ごし、昨季もセリエAで32試合7ゴール4アシストを記録したファビアン・ルイス。欠かせない戦力となっているが、来夏で切れる契約を巡っては、財政難のクラブが減俸を要求したことで交渉が決裂。今夏での移籍が濃厚と言われる状況だ。

これまでユベントスやプレミアリーグ勢との関連が伝えられたが、ロマーノ氏によると、今夏新たにスポーツ・ディレクターに就任したルイス・カンポス氏が水面下で代理人と交渉を続けていた模様。そして、何週間にも渡る交渉の結果、契約締結まで大詰めを迎えているようだ。
なお、PSGとナポリでは、別件でGKケイロル・ナバスを巡る交渉が続けられている。

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ルカク、北中米W杯終了後に古巣アンデレヒトに復帰か…ユーロ2024前に願望を語る

ナポリのベルギー代表FWロメル・ルカク(31)が将来的に古巣のアンデレヒトでへの復帰を望んでいるようだ。ベルギー『La Dernière Heure』が報じている。 これまでチェルシーやマンチェスター・ユナイテッド、インテル、ローマと欧州のビッグクラブを渡り歩いてきたルカクは、2024年の夏にインテル時代の恩師アントニオ・コンテ監督の就任したナポリに加入。 ナポリ加入後は、移籍後初戦となった第3節のパルマ戦でいきなりゴールを記録すると、セリエA28試合に先発出場し11ゴール8アシストと躍動。インテルとスクデット争いを繰り広げるチームの攻撃をけん引している。 2027年までナポリとの契約を残すルカクだが、2026年夏に開催される北中米ワールドカップ(W杯)後にはプロデビューの飾った古巣アンデレヒトに復帰することを希望しており、ユーロ2024前に収録されたポッドキャストでは以下のように願望を語った。 「僕は18歳の時にベルギーを離れ、母やまだ小さかった子供たちと離れてしまったんだ。いずれはアンデルレヒトに戻りたいかと問われれば、もちろん戻りたい。それは、みんなが思っているよりもずっと早く実現するだろうね」 2025.04.04 19:30 Fri
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「大変な一日だった」 コンテ監督は逆境でのミラン戦勝利に「ひどい頭痛がして鎮痛剤を頼んだ」

ナポリのアントニオ・コンテ監督が30日にホームで行われ、2-1で逃げ切り勝利としたセリエA第30節ミラン戦を振り返った。 首位インテルを3ポイント差で追う2位ナポリが、9位ミランをホームに迎えた一戦。代表ウィーク明けの一戦に向けてナポリはMFスコット・マクトミネイがインフルエンザにより急遽欠場に。 代わってコンテ監督はFWダビド・ネレスを先発させたが、ケガ明けで不安があったようだ。また、マクトミネイの欠場によりシステムを[4-3-3]に戻して戦うことになるなど、当初予定していたことを直前で変えざるを得なかったと明かした。 「土壇場でマクトミネイを失ったので戦術を変えた。当初はラスパドーリを起用し、マクトミネイを左MFに配す[4-4-2]で戦うつもりだった。ネレスはしばらくプレーしていなかったから80分間プレーさせるのは不安だった。アンギサも代表戦から負傷して帰ってきたため万全ではなかった」 「監督として嫌な一日だった。試合に向けて特定の準備をしていたのに最後の瞬間に全てを変えなければならなかった。大変な一日だった。ひどい頭痛がして鎮痛剤を頼んだよ」 また、後半に追い上げられたものの守護神アレックス・メレトのPKストップもあって逃げ切った試合については以下のように述べた。 「1月にチームを強化したミラン相手に前半は我々が支配した。しかし必然的に徐々に集中力が失われ、恐怖が忍び寄ってきた。尊敬すべきミランとの今日の試合は簡単ではなかった。スクデットをインテルに明け渡す可能性がある試合だったとまでは言えないかもしれないが、克服するのが難しい大きな差を作る可能性は確かにあった」 2025.03.31 12:15 Mon
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ルックマンがアフリカ年間最優秀選手賞を初受賞!最優秀若手選手は2年連続でカマラに

アフリカサッカー連盟(CAF)は16日、2024年度のアフリカ年間最優秀選手賞にアタランタのナイジェリア代表FWアデモラ・ルックマン(27)を選出した。 今回初受賞となったルックマンは、昨シーズンにアタランタのエースとしてセリエAで31試合に出場し11ゴールを記録。また、ヨーロッパリーグ(EL)では決勝戦のレバークーゼン戦でハットトリックを達成し、クラブに初の欧州タイトルをもたらした。 また、今年1月に行われたアフリカネーションズカップ2023では、DFウィリアム・トルースト=エコングと共にチーム最多タイの3ゴールを挙げ、準優勝に貢献した。 また、その他の部門ではアフリカ年間最優秀若手選手賞をモナコのセネガル代表MFラミーヌ・カマラが2年連続の受賞。男子最優秀監督にはコートジボワール代表をアフリカネーションズカップ優勝に導いたエメルス・ファエ監督が選ばれた。 最後に2024年のアフリカ年間ベストイレブンには、年間最優秀選手賞のルックマンに加え、最終候補5名からはDFアクラフ・ハキミのみが選出されている。 ◆アフリカ年間ベストイレブン GK アンドレ・オナナ(マンチェスター・ユナイテッド/カメルーン) DF アクラフ・ハキミ(パリ・サンジェルマン/モロッコ) シャンセル・ムベンバ(マルセイユ/DRコンゴ) カリドゥ・クリバリ(アル・ヒラル/セネガル) MF モハメド・クドゥス(ウェストハム/ガーナ) ソフィアン・アムラバト(マンチェスター・ユナイテッド/モロッコ) フランク・ケシエ(アル・アハリ・ジッダ/コートジボワール) イヴ・ビスマ(トッテナム/マリ) FW モハメド・サラー(リバプール/エジプト) ビクター・オシムヘン(ナポリ&ガラタサライ/ナイジェリア) アデモラ・ルックマン(アタランタ/ナイジェリア) 2024.12.17 07:50 Tue

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