上田綺世が本拠地デビューでフル出場! 相手クリアが顔面直撃の事件も、チームは今季初勝利《ジュピラー・プロ・リーグ》

2022.07.31 10:07 Sun
Getty Images
30日、ジュピラー・プロ・リーグ第2節のセルクル・ブルージュvsアンデルレヒトが行われ、1-0でセルクル・ブルージュが勝利した。今夏加入した日本代表FW上田綺世は1トップでデビューしフル出場を果たした。

開幕戦で新天地デビューを果たしていた上田。トップ下での起用となった初戦とは違い、ホームでの開幕戦は1トップで出場した。
その上田は5分、ボックス手前からオリヴィエ・デマンの浮き球のパスをボックス内左でトラップ。鋭い反転で相手をかわしシュートを放つが、枠に飛ばない。

さらに18分には、相手が最終ラインでボールを回していたところをヤリ・ベルスハーレンがカット。そのボールを上田がゴールへ蹴り込むが、このチャージがファウルを取られてゴールは認められない。
押し込むセルクル・ブルージュは32分、ボックス手前中央からのFKを得ると、ディノ・ホティッチが左足で直接狙う。ゴール右上に飛んだシュートだったが、これはGKが好セーブでゴールを許さない。ただ、このシーンでVARが介入。競り合いの中。アンデルレヒトのイサク・アブドゥルラザクがヒジ打ちを見舞ったとして一発退場となる。

前半で数的優位となったセルクル・ブルージュだが、40分には上田にもアクシデント。相手のスローインから、ダイレクトで前線へ蹴り出されたボールが至近距離で顔面に直撃。脳震とうも危ういシーンだったが、事なきを得る。

ゴールレスで迎えた後半だったが、アンデルレヒトが決定機。右サイドを崩すと、最後はフランシス・アムズが走り込んでのダイビングヘッドだったが、これは叩きつけすぎてクロスバーに嫌われる。

すると75分、アンデルレヒトが攻め込み決定機を迎えるが、DFが体を張ってブロック。このこぼれ球をルイ・トーレスがドリブルで持ち出すと、デマンとパス交換。スルーパスに抜けだデマンが左サイドを抜けると、上田がファーに流れた中、中央に走り込んだトーレスがシュート。これが決まり、セルクル・ブルージュが先制に成功する。

数的優位で先制したセルクル・ブルージュは、その後も危なげない戦いを見せ、今シーズンの初勝利を収めた。

セルクル・ブルージュ 1-0 アンデルレヒト
【セルクル・ブルージュ】
ルイ・トーレス(後30)

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日本代表では史上初となる2期目の指揮を執る森保一監督。新たな目標に向けて更なる成長を目指す第一歩を踏み出した。 試合後「これまでやってきたことと違うトライをした」と語った森保監督。「W杯を経験した組、経験の浅い選手がどう関わっていくか。チームでの新たな融合にトライしました」と、選手たちを入れ替えて臨んだウルグアイ代表との試合は1-1のドローに終わった。 今回の試合に向けては長らく日本代表でプレーした選手が不在に。初招集が5名、カタール・ワールドカップ(W杯)を知らない経験の浅い選手が6名という状況。特に最終ラインはケガなどの影響もあり、板倉滉(ボルシアMG)と伊藤洋輝(シュツットガルト)のみがW杯経験者という状況での活動となっている。 およそ3年半後の北中米W杯に向けて、カタールW杯からの成長を目指す日本。戦前に「ボールを握った時の戦い方」を課題に挙げていたのは森保監督だったが、冒頭のコメントにある通り、新たなトライを見せた。 <span class="paragraph-subtitle">◆変化したビルドアップ</span> その1つはビルドアップのやり方だ。元々、後方からボールを繋いでいくというサッカーを標榜していた森保監督。しかし、カタールW杯で相手に通用したのはポゼッションではなく、ハイプレスと鋭いカウンター攻撃だった。 課題に挙げていた「ボールを握った時」のプレーでは、保持できる時間帯はあっても相手の守備を崩すことはほとんどできず。W杯で結果を残して行く上では、構える相手に対してどう崩して行くかが大きなポイントとなっていく。 そんな中、ウルグアイ戦ではサイドバックのポジションをビルドアップ時に変更。右の菅原由勢(AZ)、左の伊藤が中央に入り、ボランチの遠藤航(シュツットガルト)か守田英正(スポルティングCP)が最終ラインの真ん中に落ちるという形を作った。 [4-2-3-1]をベースに、ビルドアップ時は[3-2-4-1]のような形に変更。左サイドハーフの三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)、右の堂安律(フライブルク)がワイドに開き、トップ下の鎌田大地(フランクフルト)と、最終ラインに降りていない遠藤か守田のどちらかがインサイドに入るというものだった。 これまでのビルドアップでは、3バックは変わらずも、サイドハーフとサイドバックは縦関係のまま。中盤がダイヤモンドの[3-4-3]のような形をとることが多く、ゴール前で崩すという形をなかなか作れなかったのが現実だ。 森保監督は「サイドバックがどう攻撃に絡むかにトライしましたが、なかなかうまくいきませんでした」とコメント。その通り、前半は構えるウルグアイを相手に、ボールを持てる場面はあったものの、相手陣内で効果的に崩すまでには至らず、ゴールに迫るのはカウンターがほとんどだった。練習期間が2日とほとんどない状況、そして新戦力もいる中での初実戦だったことを考えれば、もちろん上手く行くはずはない。ただ、「選手たちもトライしながら、工夫してくれて良いリズムを作ってくれました」と森保監督が語るように、選手たちがトライを続けたことはプラスに捉えて良いだろう。 <span class="paragraph-title">◆後半に生まれた変化は?</span> とは言え、気になることもある。1つは選手たちが考えすぎているという点。まだ慣れていないで考えながら動いていることは当然だが、その結果テンポが全く上がらず、判断も鈍ったということは気になる。 合わせる時間もほとんどなく、コンディションももちろん万全ではないことは前提としてあるが、形こそ作ったが機能したとはまだまだ言えない状況。いかに少ない活動の中で体得して行くのかがポイントとなりそうだ。 もう1つは選手の選択。この形のビルドアップを行う上で大事なるのは、いかに相手の守備をズラしていくか。前半の形でいくには、サイドに開く選手が三笘のみの状況になることが多く、右サイドの堂安は中に入ってのプレーが得意なだけに難しくなる。 だからと言って堂安に問題があるということではなく、そうであれば守田と伊藤が下り目、堂安と鎌田が中に入り、三笘と菅原が大外に構えるという形だって良いはずだ。選手のプレーの特徴を考えて、各選手がポジションを固定するのではなく、局面を考えて動けるようになれれば、日本の武器になる可能性は十分にある。 その可能性が見えたのは後半の選手交代後。伊東純也(スタッド・ランス)、上田綺世(セルクル・ブルージュ)、西村拓真(横浜F・マリノス)、田中碧(デュッセルドルフ)が入った後の形だ。 まず、伊東が入ったことで、両サイドがワイドなポジションを取ることがスタートとなり、4バックのウルグアイが広げられる形となった。その結果、1トップに入った上田は相手を背負ってポストプレーをすること、サイドバックとセンターバックの間のスペースを狙うことなど、プレーの幅を生かせることができた。 さらに加速させたのは西村と田中の投入だ。より前に向かえる2人が入ったことで、日本の攻撃のベクトルがウルグアイゴールに全て向かう形となり、結果として右ワイドの伊東から何度も崩し、ゴールシーンも伊東から生まれ、空いた中央で西村が合わせるというものだった。 前半はなかなか取れなかったポジションを選手交代で改善したことで、ウルグアイの守備を崩すことに成功。サイドバックを中に絞らせる中で、どうやって相手の守備陣を広げられるかが重要となる。 世界のサッカーで見てもサイドバックが中にポジションを取るチームはいくつもあり、プレミアリーグで首位を走るアーセナルが良い例。左サイドバックを務めるウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコは積極的に中に入りビルドアップに参加。必ず両ワイドにはガブリエウ・マルティネッリとブカヨ・サカがいて、サイドを起点に攻撃を仕掛けることが多い。 相手はポゼッションと個の仕掛けを警戒しなければならず、サイドばかりを警戒すれば、1つ内側のレーンを突かれてしまい、4バックだと守り辛い状況が生まれて行くのだ。日本も伊東が入ってからはその形を何度か見せていた。 伊東と三笘というヨーロッパでも通用しているドリブラーが両翼にいることで、相手のサイドバックが引っ張られることは間違いない。その中で、トップでしっかりと時間を作り、連係・連動ができるようになれば、「ボールを握った時の戦い方」という課題が少しは解決する可能性があるだろう。 まだまだ新チームの初陣。森保監督は「上手くいかない中でも粘り強くやってくれたということでは、2026年に向けてのチャレンジと、最後何とか追いつきたいという選手の気持ちが表れていた」とコメントした通り、ウルグアイ相手に大きなピンチは数えるほど。1失点で抑え切った守備陣も称えられるべきであり、「失点した後に崩れなかったという部分では、若い選手がなんとかやっていこうというメンタル面でタフなところを見せてくれました。融合という意味ではスタートとしては良かったと思います」と、手応えを感じるパフォーマンスだったことは間違いない。 続くコロンビア代表戦までも時間はないが、少しでもウルグアイ戦からの改善を見せられるか。メンバーも入れ替わる中でどんな戦いを見せるのかは注目したいところだ。 《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》 <span class="paragraph-title">【動画】まさに狙った形に! 新たなビルドアップのヒントとなる伊東純也のクロスから西村拓真</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/TVer?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#TVer</a> でも生配信<a href="https://t.co/QAzSCeYagQ">https://t.co/QAzSCeYagQ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/jfa?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#jfa</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/daihyo?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#daihyo</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/SAMURAIBLUE?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#SAMURAIBLUE</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#サッカー日本代表</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%86%E3%83%AC%E6%9C%9D%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#テレ朝サッカー</a> <a href="https://t.co/VJscpHbuDC">pic.twitter.com/VJscpHbuDC</a></p>&mdash; テレ朝サッカー (@tvasahi_soccer) <a href="https://twitter.com/tvasahi_soccer/status/1639238768879341568?ref_src=twsrc%5Etfw">March 24, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.03.25 22:35 Sat

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ウディネーゼ、ヘント主将MFクムスをレンタルで獲得

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アーセナル、アンデルレヒトからベルギー代表MFサンビ・ロコンガを獲得!

アーセナルは19日、アンデルレヒトからベルギー代表MFアルベール・サンビ・ロコンガ(21)を完全移籍で獲得した。契約期間は長期とだけ明かしており、背番号は「23」を着用する。 新戦力となったサンビ・ロコンガ獲得に際して、チームを率いるミケル・アルテタ監督は、大きな期待を口にしている。 「アルベールは、非常に知的な選手で、成長過程でのパフォーマンスの成熟度には目を見張るものがある。彼は、アンデルレヒトのヴァンサン・コンパニ(監督)からよく指導を受けている。私はヴィンセントをよく知っていますが、彼はアルバートのことをとても高く評価していますし、彼が最近のアンデルレヒトに与えたポジティブな影響についても話したよ」 「我々はアルベールが次のステージに進む準備ができていると確信していますし、彼のようなクオリティと存在感を持った選手を新たなメンバーに迎えることを楽しみにしているよ」 ベルギー屈指の育成組織を持つアンデルレヒトのアカデミー出身のサンビ・ロコンガは、2017年にトップチームデビュー。DRコンゴにルーツを持つセントラルMFは、豊富な運動量と機動力を生かしたダイナミックなプレーに加え、安定したボール捌きやミドルシュートもレパートリーに持つプレミアリーグ向きのプレーヤーだ。 2020-21シーズンの公式戦では37試合3ゴール3アシストの活躍をみせ、6月にはベルギー代表の初招集を受けていた。 2021.07.20 00:05 Tue

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