ボルドーにリーグ・ドゥ残留の可能性!? セク・マーラ売却が光明に?

2022.07.25 22:15 Mon
Getty Images
3部降格を言い渡されたボルドーだが、リーグ・ドゥ残留に向けて微弱だが光が灯っているようだ。フランス『レキップ』が伝えている。
PR
2021-22シーズンのリーグ・アンを最下位で終え、リーグ・ドゥ降格が決定したボルドーは、さらに4000万ユーロ(約55億4000万円)もの負債を理由に、フランスサッカー連盟(FFF)からナシオナル(フランス3部)降格が言い渡された。ジェラール・ロペス会長は異議申し立てを行ったものの、FFFや全国経営監査委員会(DNCG)とのヒアリングの結果、用意した財務計画が十分でないと判断され、却下されていた。
ところが現在、フランスのスポーツ全般を統括するフランス国立オリンピック委員会(CNOSF)は、ボルドーのリーグ・ドゥ残留に好意的な態度を示しているという。その要因は、ロペス会長の提示した、同氏が経営する『Jogo Bonito』社から資金調達案と、先日にサウサンプトン移籍が発表されたU-21フランス代表FWセク・マーラ(19)売却による収益だ。

セク・マーラ売却により、ボルドーは少なくとも1100万ユーロ、最大で1300万ユーロの収入が見込めるため、負債の4000万ユーロの大半を補える算段となっている。
ただ、ボルドーが3部降格を回避できるのは、あくまでFFFの承認があった場合のみ。微かな光明は差したものの、現状では可能性に過ぎないようだ。

PR

ボルドーの関連記事

試合中に相手選手と接触しその場で昏倒したホンジュラス代表FWアルベルト・エリスは記憶を失っていたと明かした。『The Athletic』が伝えた。 痛ましい事故は2024年2月のリーグ・ドゥ(フランス2部)で発生した。2月24日に行われたリーグ・ドゥ第26節のボルドーvsギャンガン。試合開始40秒で発生した。 2024.11.10 23:50 Sun
ボルドーは18日、元イングランド代表FWアンディ・キャロル(35)の加入を発表した。 かつてはイングランドを背負って立つ大型ストライカーとして期待された時期もあったキャロル。フェルナンド・トーレス氏の後釜としてのリバプール行きがうまくいかず、その後は母国クラブを転々としながらキャリアを紡いだ。 だが、昨年9 2024.09.18 22:07 Wed
ボルドーは4部リーグへの参戦も厳しいのか。 財政難でシャンピオナ・ナシオナル2(フランス4部)への強制降格を余儀なくされたボルドー。トップディビジョンで6度の優勝を誇る名門だが、これでアマチュアクラブとなった。 ここまでの推移としては、昨季2部で中位の12位も、財政問題で3部降格が決定…そこから決定が見直さ 2024.08.19 21:00 Mon
アスレティック・ビルバオは7日、ボルドーからフランス人DFジョハネコ・ルイ=ジャン(20)を完全移籍で獲得した。契約期間は2026年6月30日までで、2年間の延長オプションが付随している。 2019年にボルドーの下部組織に加入したルイ=ジャンは、2022年1月のブレスト戦でプロデビュー。2023-24シーズンはプ 2024.08.08 00:15 Thu
ラージョ・バジェカーノは5日、ボルドーからスペイン人MFペドロ・ディアス(26)が完全移籍で加入することを発表した。契約期間は2027年6月30日までの3年間となる。 ペドロ・ディアスは、スポルティング・ヒホンの下部組織出身で、2019年7月にファーストチームに昇格した。 セグンダ・ディビシオン(スペイン2 2024.08.06 13:05 Tue

リーグ・アンの関連記事

スタッド・ランスは23日、リーグ・アン第12節でリヨンと対戦し1-1の引き分けに終わった。ランスの伊東純也、中村敬斗はフル出場している。 前節のル・アーヴル戦を伊東&中村のアベック弾で勝利した7位ランスが、前節サンテチェンヌ戦で公式戦5試合ぶりの白星を飾った5位リヨンをホームに迎えた一戦。ランスは伊東、中村を両ウ 2024.11.24 07:02 Sun
パリ・サンジェルマンは22日、リーグ・アン第12節でトゥールーズをホームに迎え、3-0で快勝した。 代表ウィーク前の前節アンジェ戦を快勝して3連勝とした首位PSG(勝ち点29)は、4日後にチャンピオンズリーグ(CL)バイエルン戦を控える中、アセンシオ、バルコラ、デンベレの3トップで臨んだ。 10位トゥールー 2024.11.23 07:01 Sat
モナコは22日、リーグ・アン第12節でスタッド・ブレストをホームに迎え、3-2で逃げ切った。モナコのMF南野拓実は欠場している。 代表ウィーク前の前節ストラスブール戦を逆転勝利で飾って連敗を止めた2位モナコ(勝ち点23)は、日本代表戦2試合に先発していた南野が欠場となった。 12位ブレスト(勝ち点13)に対 2024.11.23 05:17 Sat
パリ・サンジェルマン(PSG)のモロッコ代表DFアクラフ・ハキミ(26)に契約延長が濃厚視されるようだ。 これまでレアル・マドリー、ドルトムント、インテルを渡り歩くハキミ。2021年夏にPSG入りして以降も持ち前の攻撃センスで、サイドバックのポジションを欲しいがままにする。 PSGでは早4年が経ち、契約も来 2024.11.22 10:55 Fri
スタッド・ランスは20日、U-23コートジボワール代表MFヤヤ・フォファナ(20)との契約延長を発表した。新たな契約期間は2029年6月30日までとなる。 シュツットガルトのマリ代表FWエル・ビラル・トゥーレやスタッド・ランスのU-23コートジボワール代表MFアマドゥ・コネらも在籍したAFEアカデミーでトレーニン 2024.11.21 07:00 Thu

ボルドーの人気記事ランキング

1

「自分がサッカー選手だったことを思い出せなかった」開始40秒で頭部負傷し昏倒…ホンジュラス代表FWが事故当時を振り返る「ホンジュラス人だったことも…」

試合中に相手選手と接触しその場で昏倒したホンジュラス代表FWアルベルト・エリスは記憶を失っていたと明かした。『The Athletic』が伝えた。 痛ましい事故は2024年2月のリーグ・ドゥ(フランス2部)で発生した。2月24日に行われたリーグ・ドゥ第26節のボルドーvsギャンガン。試合開始40秒で発生した。 右サイドからクレマン・ミシュランが仕掛けてクロスを入れると、ボックス内に飛び込んだアルベルト・エリスが合わせに行くもゴールとはならず。このプレーで、ドナティアン・ゴミスと頭部同士が接触してしまい8分程度試合が中断。アルベルト・エリスは、そのまま担架で運び出されていた。 病院に緊急搬送され、後に意識を取り戻したアルベルト・エリス。『The Athletic』で当時の状況を振り返った。 「何が起こったのかわからなかった。頭に何かが起こったとは知らなかった。そしてその時、医師から告げられた」 「目覚めたとき、自分がサッカー選手だったことを思い出せなかった」 「フランスにいたことも思い出せなかったし、自分がホンジュラス人だったことも思い出せなかった。医師たちは、僕が再び健康になるのは難しいだろうと考えていた」 「最初の2週間は精神的に100%ではなかったため大変だったけど、日ごとに良くなっていった」 「毎日、まるで1歳ずつ歳を重ねているようだった。毎日、良くなっていき、自分自身をより深く理解するようになった」 「目が覚めてから、両親は僕がいつも幸せだと言ってくれた。生きているから幸せで、神が僕にもう一度生きるチャンスを与えてくれたことに感謝している」 意識を取り戻してから2週間後、エリスはボルドーのリハビリクリニックへと転院し、一から読み書きを覚えたという。 「僕は精神的に助けてくれる先生のところへ行った。話し方や書き方を教えてくれた。なぜなら、僕はその能力をかなり失っていたんだ」 「うまく話せなかったし、うまく書けなかったこともたくさんあった。少しずつすべてが戻ってくるように授業を受け、一日中それをやっていたんだ」 「午前中は学校へ行き、午後はジムへ行き、他のテストにも行った。回復して復帰できるように、毎日同じことを繰り返していた」 徐々に回復を見せたエリスは無事に退院。しかし、次に待ち受けていたのはチームの消滅だった。ボルドーはエリスが離脱している間に財政破綻。リーグの降格が言い渡されたが、クラブ売却の話が何度も頓挫した結果、4部に降格が決定していた。 「ボルドーに戻って回復し、また彼らのためにプレーすることをずっと考えていた。特に契約があと2年残っていたから、大変だった」 「それが僕の計画だった。しかし残念ながら、チームは倒産してしまった。僕の考えは、ボルドーに戻ってトレーニングし、またそこでプレーすることだった。それが起こったとき、実質的にすべての計画が変更になり、今日でも僕はチームに所属していない」 現場復帰のためにリハビリをしているエリス。母国ホンジュラスのクラブ・デポルティーボ・オリンピアはトレーニングに招待し、オファーも受けている。 「復帰して、100%の状態であることを証明したい」 「理想的には1月に復帰したい。すでに医師の検査を受け、大丈夫で、プレーに復帰できると言われ、今はトレーニング中だ。5カ月間トレーニングを続けており、常にヘッドガードを付けてトレーニングしている。これは、打撲を受けたときに役立つからだ」 記憶を失うところまで行ったエリス。再びピッチでプレーする姿は1月に見ることができるのか注目だ。 <span class="paragraph-title">【動画】頭部の負傷からチームに復帰したアルベルト・エリス</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/HCHDeportes?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw"><a href="https://twitter.com/HCHTelevDigital/status/1773738028319506899?ref_src=twsrc%5Etfw">March 29, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.10 23:50 Sun
2

元イングランド代表の35歳アンディ・キャロル、財政破綻でフランス4部のボルドー加入

ボルドーは18日、元イングランド代表FWアンディ・キャロル(35)の加入を発表した。 かつてはイングランドを背負って立つ大型ストライカーとして期待された時期もあったキャロル。フェルナンド・トーレス氏の後釜としてのリバプール行きがうまくいかず、その後は母国クラブを転々としながらキャリアを紡いだ。 だが、昨年9月に海外で心機一転を図り、リーグ・ドゥのアミアン移籍を決断し、公式戦31試合で4得点1アシスト。今季もここまでリーグ・ドゥ4試合に出場中だったが、アミアンのリリースによると、双方合意で契約解消に至った。 そうしてキャロルが新たな舞台とするボルドーだが、今夏に破産申請。その財政破綻により、シャンピオナ・ナシオナル2(フランス4部相当)での戦いを余儀なくされている。 フランス『Le Parisien』によると、かつてアミアン加入時に誘いをかけ、現在はボルドーでリクルートを司どるジョン・ウィリアムズ氏との繋がりもこの移籍が実現した理由の1つという。 2024.09.18 22:07 Wed
3

フランス2部でホンジュラス代表FWが昏倒…開始40秒で相手選手と頭部激突、クラブが声明「人工的な昏睡状態に陥っている」

リーグ・ドゥ(フランス2部)で痛ましい事故が起こっていた。 24日、リーグ・ドゥ第26節のボルドーvsギャンガンが行われ、1-0でボルドーが勝利していた。 事故は開始40秒に発生。右サイドからクレマン・ミシュランが仕掛けてクロスを入れると、ボックス内に飛び込んだアルベルト・エリスが合わせに行くもゴールとはならなかった。 しかし、このプレーでエリスが昏睡状態に。ドナティアン・ゴミスと頭部同士が接触してしまい8分程度試合が中断していた。 昏睡状態のまま病院に運ばれ、手術も受けたとのこと。ボルドーは25日に声明を発表した。 「アルベルト・エリスは、リーグ・ドゥ第26節のギャンガン戦のスタート時に頭部に重傷を負いました」 「メディカルチームの手当を受けたエリスは、すぐにボルドーのCHUペレグラン病院へ搬送され、夜間に手術を受けました」 「アルベルト・エリスは、頭部を負傷し、人工的な昏睡状態に陥っています」 「今後数日間、病院で彼の状態を見守ることになります。現段階では、アルベルトの生命的、機能的な予後についてはコメントはできません。そのため、クラブは数日間は新たな決定的な情報をお伝えできないと予想しており、アルベルtの健康状態についてこれ以上のコメントは控えさせていただきます」 「アルベルトとその家族、そしてアルベルトに近しい人々への配慮から、何も重要なことがないこの時期に医療情報を公開する際には、自制するよう強く求めます。この困難な時期にクラブの従業員をサポートするための心理部門がすぐに設置される予定です」 また、ボルドーのジェラール・ロペス会長も今回の件にコメントしている。 「アルベルトと彼の愛する人たち、特にフランス中のクラブでサポートを示してくれた全ての人たちに心から感謝します。皆さんの言葉は我々の心を温かくし、アルベルトの闘いにおける大きな力となります」 「クラブと全ての従業員は、この大変な試練にあるアルベルトの家族と友人を全面的にサポートする」 エリスは2022年7月にボアヴィスタから完全移籍で加入。今シーズンはリーグ・ドゥで18試合に出場氏5ゴールを記録していた。また、ホンジュラス代表としても64試合で13ゴールを記録している。 <span class="paragraph-title">【動画】試合中に相手と激突し昏睡状態のエリス</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="FjpWwiBnxfY";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.02.26 15:45 Mon
4

元フランス代表MFクレマン・シャントームがレンヌと3年契約

▽スタッド・レンヌは23日、元フランス代表MFクレマン・シャントーム(28)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2019年6月30日までの3年契約となる。 ▽パリ・サンジェルマンの下部組織出身のシャントームは、2006年にトップチームデビュー。中盤をマルチにこなす応用力と高い技術が評価され、在籍9シーズンで公式戦217試合に出場するなど活躍を見せたが、2011年から始まった大型補強の影響で徐々に出場機会が減らすと、2013-14シーズンにはトゥールーズへのレンタル移籍を決断。その後、一度はパリ・サンジェルマンに復帰するも、2015年1月にボルドーに完全移籍した。 ▽なお、ボルドーとの契約も今月末で満了を迎えるため、フリートランスファーでの加入となる。 2016.06.24 16:00 Fri
5

ナポリ、ユナイテッド関心の“NEXTロッベン”獲得か? 今週中に1000万ユーロの移籍実現へ

▽ナポリがボルドーに所属するアルジェリア代表MFアダム・ウナス(20)の獲得を決定的なモノとしたようだ。フランス『レキップ』が報じている。 ▽『レキップ』が伝えるところによれば、以前からマンチェスター・ユナイテッドやローマ、ゼニトなどの関心を集めてきたウナスは、今週中にナポリと5年契約のサインを結ぶ見込みだという。また、ナポリは同選手の移籍金として1000万ユーロ(約12億5000万円)を支払うようだ。 ▽2015年にボルドーでトップデビューを飾ったウナスは、卓越した左足の精度とテクニックを併せ持った若手アタッカー。右サイドからのカットインを得意とする左利きのウイングは、フランス国内で“NEXTロッベン”と評されている。今季はリーグ戦26試合に出場し、3ゴール2アシストを記録していた。 ▽また、フランスとアルジェリアの二重国籍を持つウナスは、過去にU-20フランス代表でプレーをしていたものの、先日にアルジェリアのフル代表でプレーすることを選択した。 2017.06.27 00:15 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly