E-1選手権連覇に王手のなでしこ、林香奈絵&北川ひかるがケガで離脱
2022.07.25 14:08 Mon
日本サッカー協会(JFA)は25日、EAFF E-1サッカー選手権に出場しているなでしこジャパンから、DF林香奈絵(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)、DF北川ひかる(アルビレックス新潟レディース)が離脱することを発表した。
林は今回が初のなでしこジャパン招集となっていた中、23日に行われたチャイニーズ・タイペイ女子代表戦に先発出場した。
しかし、試合中に相手選手と競り合った際に左ヒザを痛めると、そのままヒザを押さえて立ち上がれず、担架でピッチを後にしていた。千葉レディースは全治やケガの状態は検査後に発表するとのことだ。
また、北川は追加招集を受けトレーニングに参加。チャイニーズ・タイペイ戦では後半から途中出場していたが、ケガで離脱となった。
2連勝のなでしこジャパンは、26日に中国女子代表と対戦。引き分け以上で連覇を達成する。
林は今回が初のなでしこジャパン招集となっていた中、23日に行われたチャイニーズ・タイペイ女子代表戦に先発出場した。
しかし、試合中に相手選手と競り合った際に左ヒザを痛めると、そのままヒザを押さえて立ち上がれず、担架でピッチを後にしていた。千葉レディースは全治やケガの状態は検査後に発表するとのことだ。
2連勝のなでしこジャパンは、26日に中国女子代表と対戦。引き分け以上で連覇を達成する。
北川ひかるの関連記事
ジェフユナイテッド市原・千葉レディースの関連記事
EAFF E-1選手権の関連記事
|
北川ひかるの人気記事ランキング
1
なでしこジャパンが2戦連続4ゴールで連勝! 開始18秒の谷川萌々子スーパーミドル弾に、田中美南が2戦連続2G1A【2025 SheBelieves Cup】
なでしこジャパン(女子日本代表)は日本時間24日、2025 SheBelieves Cupの第2戦でコロンビア女子代表と対戦し、4-1で快勝した。 ニルス・ニールセン監督が就任した新生なでしこジャパン。その初陣となった2025 SheBelieves Cupの初戦では田中美南の2ゴールの活躍などでオーストラリア女子代表に4-0の完勝。幸先の良いスタートを飾った。 今回の第2戦ではアメリカ女子代表との初戦を0-2で落としたコロンビアと中3日で対戦した。ニールセン監督は今回の一戦で先発5人を変更。GKに平尾知佳、継続の4バックは右から高橋はな、南萌華、古賀塔子、北川ひかる。中盤はアンカーに三浦成美、インサイドハーフに宮澤ひなた、谷川萌々子。3トップは右から藤野あおば、田中美南、植木理子という並びとなった。 初陣に続いて勢いを持って入ったなでしこが電光石火の先制点を奪う。開始18秒、キックオフの流れからGK平尾が前線に入れた長いボールを起点に田中とのサンドでボールを奪い切った谷川がボックス手前左から左足を一閃。強烈なシュートがゴール右上隅の完璧なコースに突き刺さった。 谷川のスーパーゴールで開始早々にリードを手にしたなか、攻守に勢いを持ってプレーを続ける。さらに、8分には左CKの場面でキッカーの谷川が右足インスウィングの正確なボールを入れると、ゴール前でバックステップを踏んだ田中が巧みなヘディングシュートをゴールネットに突き刺し、2試合連続ゴールとした。 10分経たずに2点のリードを手にしたなでしこ。以降はカイセドら相手アタッカー陣のスピードに乗ったカウンターアタックに手を焼き、幾度かボックス内への侵入を許す。だが、最後の局面では集中した対応をみせ、決定機までは持ち込ませず。 ボールを保持するなかで収まりのいい田中を起点に前向きでボールを受ける谷川がボールを散らしながらチャンスを窺う。そして、宮澤や植木がパワフルなミドルレンジのシュートを放っていく。 前半半ば過ぎには相手との接触の末にコーナーポストに腰を打ち付けた植木がピッチサイドで治療を受けるアクシデントもあったが、植木は無事にプレーへ復帰。数分間の中断の末に再開された後は、なでしこ優勢の時間が続いたが、41分の波状攻撃から北川、藤野がボックス内で続けて放った枠内シュートはいずれも相手DFのゴールカバーに遭う。 すると、前半アディショナルタイムにはハーフウェイライン付近での三浦のボールロストからコロンビアのコレクティブなカウンターを受けると、ボックス左に抜け出したカイセドにゴール右隅へシュートを流し込まれ、新体制での初失点を喫した。 1点リードで試合を折り返したなでしこはハーフタイムに2枚替え。三浦に代えて長野風花、植木に代えて浜野まいかを投入。アンカーに宮澤、高橋と古賀の立ち位置の入れ替え、藤野を左ウイングに回すなど各選手の立ち位置も変更した。 後半も前線からの積極的なプレスに安定したボール保持で主導権を握り、序盤からフィニッシュのシーンを作り出す。そして、57分にはハーフウェイライン付近で南がロングボールを撥ね返したカウンターから左の藤野、中央の田中と展開し、最後はボックス右でラストパスを受けた浜野が右足の対角シュートをゴール左隅に突き刺し、田中に続いて2試合連続ゴールとした。 これで2点差に戻した日本は危なげなくゲームをコントロール。69分には谷川を下げて今大会初出場の林穂之香を投入する。77分には相手のハイプレスを受けてGK平尾のパスが引っかけられてピンチを招くが、ゴール前に侵入したカイセドの仕掛けは平尾が見事な飛び出しで阻止。自らのミスを挽回した。 この直後には北川のアーリークロスに反応した田中がボックス内でGKに倒されてPKを獲得。これを田中自ら左隅へ蹴り込み、オーストラリア戦に続く1試合2ゴールとした。 試合終盤に千葉玲海菜、宝田沙織、松窪真心を投入し、主力のプレータイムコントロールとともに戦力の見極めを意識したニールセン監督。その交代選手に見せ場は訪れずも、4-1のままゲームをクローズした。 この結果、新体制連勝のなでしこは、日本時間27日昼に行われる最終戦でアメリカ女子代表に臨む。 コロンビア女子代表 1-4 なでしこジャパン 【コロンビア】 リンダ・カイセド(前45+4) 【なでしこジャパン】 谷川萌々子(前1) 田中美南(前8、後35[PK]) 浜野まいか(後12) ◆なでしこジャパン出場メンバー GK 平尾知佳 DF 高橋はな(88分→ 宝田沙織)、古賀塔子、南萌華、北川ひかる MF 宮澤ひなた、三浦成美(HT→ 長野風花)、谷川萌々子(69分→ 林穂之香) FW 藤野あおば(88分→ 松窪真心)、田中美南(83分→ 千葉玲海菜)、植木理子(HT→ 浜野まいか) <span class="paragraph-title">【動画】谷川スーペルゴラッソに田中&浜野が2戦連発!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">18 SECONDS INTO THE MATCH <br><br>Momoko Tanikawa gives Japan the lead 1-0 over Colombia!<a href="https://twitter.com/hashtag/shebelievescup?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#shebelievescup</a> x <a href="https://twitter.com/Visa?ref_src=twsrc%5Etfw">@Visa</a> <a href="https://t.co/WsdOE1fF9c">pic.twitter.com/WsdOE1fF9c</a></p>— U.S. Women's National Soccer Team (@USWNT) <a href="https://twitter.com/USWNT/status/1893740899546407270?ref_src=twsrc%5Etfw">February 23, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">Mina Tanaka's third goal of the tournament!<br><br>Is she making the case to be the <a href="https://twitter.com/Visa?ref_src=twsrc%5Etfw">@Visa</a> shebelieves cup MVP? <a href="https://t.co/BYsVLWPvIT">pic.twitter.com/BYsVLWPvIT</a></p>— U.S. Women's National Soccer Team (@USWNT) <a href="https://twitter.com/USWNT/status/1893742943573295216?ref_src=twsrc%5Etfw">February 23, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">Japan gets their third! <br><br>Tanaka gets her second assist of the tournament on this Maika Hamano finish <a href="https://twitter.com/hashtag/shebelievescup?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#shebelievescup</a> x <a href="https://twitter.com/Visa?ref_src=twsrc%5Etfw">@Visa</a> <a href="https://t.co/DUknK8RkMU">pic.twitter.com/DUknK8RkMU</a></p>— U.S. Women's National Soccer Team (@USWNT) <a href="https://twitter.com/USWNT/status/1893761725544968413?ref_src=twsrc%5Etfw">February 23, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.02.24 06:07 Monジェフユナイテッド市原・千葉レディースの人気記事ランキング
1
【明治安田J2第14節まとめ】昨季のJ1対決は倍井謙の38秒弾など磐田が4ゴールで快勝! 約5万人の“国立”上位決戦はRB大宮に軍配…2位仙台もしっかり勝利
6日、明治安田J2リーグ第14節の10試合が全国各地で行われた。 <h3>【札幌vs磐田】昨季のJ1対決は磐田に軍配</h3> 12位の北海道コンサドーレ札幌と9位のジュビロ磐田の対戦。昨季はJ1で戦った両者が上位に向かうために大事な試合に臨んだ。 試合は開始38秒に動く。リカルド・グラッサのロングフィードを裏に抜けた倍井謙がトラップ。髙尾瑠が対応できず、そのままゴールに流し込んで磐田が先制する。 早々に試合が動いた中で磐田が押し込んでいくことに。20分、右サイドでFKを獲得すると、ジョルディ・クルークスのクロスにリカルド・グラッサが合わせにいくと、対応した家泉怜依が頭で押し込む形になってしまいオウンゴールで追加点。さらに25分には、角昂志郎のシュートが右ポストを叩くと、跳ね返りを倍井が繋いで、金子大毅フリーで押し込み3点を奪い切る。 3点ビハインドとなった札幌だったが、4点目も磐田に。70分、カウンターから倍井がしっかりと流し込んで4点リードに。札幌はジョルディ・サンチェス、家泉がゴールを奪うが、2-4で惨敗に終わった。 <h3>【千葉vsRB大宮】RB大宮が首位・千葉を撃破!</h3> 首位のジェフユナイテッド千葉が3位のRB大宮アルディージャと国立競技場で対戦。WEリーグのジェフユナイテッド・市原レディースvs大宮アルディージャVENTUSとの千葉vs大宮ダブルヘッダーとなった。 試合は開始5分、右CKからRB大宮がデザインされたプレー。カプリーニのグラウンダーのパスをニアで小島幹敏がダイレクトパス。これを最後は豊川雄太が流し込み、RB大宮が先制する。 さらに15分にもRB大宮が決定機。カプリーニ、杉本健勇と繋ぎ、最後は豊川がボックス内でシュートも、枠の右にわずかに外れる。 首位の千葉は先制を許した中で18分にアクシデント。エドゥアルドが傷んで倒れ込んでしまい、横山暁之と交代。千葉は失点、そしてアクシデントに見舞われたが首位の維持。23分、左サイドを崩すと、ボックス左から前貴之がフリーで上げたクロスに石川大地がフリーでヘッド。千葉が前半のうちに追いついた。 1-1で迎えた後半は千葉が押し込む展開に。それでも53分、小島が自陣でボールを奪うとそのままドリブルスタート。中央を1人で持ち上がるとボックス手前でラストパス。これに反応したカプリーニが中央へ折り返すと、豊川が飛び込んでいた中で相手DFがクリアしきれずにオウンゴールでRB大宮が勝ち越しに成功する。 千葉は71分、右サイドからのクロスに対して飛び込んだカルリーニョス・ジュニオが合わせてゴールかと思われたが、完全に右手を伸ばして手で触れておりノーゴール。イエローカードとなり、カルリーニョス・ジュニオは2枚目で退場となる。その後も千葉が押し込むが、RB大宮のGK笠原がビッグセーブ連発。RB大宮が逃げ切り、1-2で勝利を収めた。 なお、WEリーグの試合は、大宮Vの髙橋美紀、千葉Lの石田菜々海がゴールを決めて1-1で迎えた89分に千葉Lの林香奈絵がゴール。千葉Lが逆転勝利かと思われた中、後半AT3分に大宮Vの西尾葉音が劇的同点ゴールを決め、2-2の引き分けに終わっていた。 <h3>【仙台vs藤枝】仙台もしっかり勝利し2位キープ</h3> 前節2位に浮上したベガルタ仙台が13位の藤枝MYFCをホームに迎えた試合。シーズン初の4連勝を目指した中、23分に仙台が先制。自陣からカウンターが発動。宮崎鴻が左サイドを仕掛けて中央へパス。これを真瀬拓海がつなぐと、最後は髙田椋汰が豪快なミドルシュートを決めて仙台が先制する。 仙台はリードして後半を迎えると、49分には技ありゴール。ボックス内へとクロスを送ると、宮崎が競った中で真瀬が背後でトラップ。GK北村海チディが寄せた中で真瀬が滑り込みながら浮かせると、荒木駿太がヘディングで押し込み、追加点を奪う。 藤枝は69分に中川風希がネットを揺らすも、2-1で終了。仙台が3連勝として2位をキープした。 <h3>◆明治安田J2リーグ第14節</h3> ベガルタ仙台 2-1 藤枝MYFC 【仙台】 髙田椋汰(前23) 荒木駿太(後4) 【藤枝】 中川風希(後24) カターレ富山 1-2 V・ファーレン長崎 【富山】 武颯(前35) 【長崎】 フアンマ・デルガド(後1) マテウス・ジェズス(後10) 北海道コンサドーレ札幌 2-4 ジュビロ磐田 【札幌】 ジョルディ・サンチェス(後32) 家泉怜依(後36) 【磐田】 倍井謙(前2、後25) オウンゴール(前20) 金子大毅(前25) モンテディオ山形 3-0 大分トリニータ 【山形】 藤本佳希(前25) 國分伸太郎(後24) 高橋潤哉(後49) レノファ山口FC 1-2 水戸ホーリーホック 【山口】 横山塁(後48) 【水戸】 渡邉新太(前38) 齋藤俊輔(前45) ブラウブリッツ秋田 0-1 ヴァンフォーレ甲府 【甲府】 大島康樹(後3) 愛媛FC 1-1 いわきFC 【愛媛】 佐藤亮(前27) 【いわき】 山下優人(後31) ロアッソ熊本 0-1 FC今治 【今治】 近藤高虎(前36) 徳島ヴォルティス 0-1 サガン鳥栖 【鳥栖】 今津佑太(前20) ジェフユナイテッド千葉 1-2 RB大宮アルディージャ 【千葉】 石川大地(前23) 【RB大宮】 豊川雄太(前5) オウンゴール(前8) 2025.05.06 18:40 Tue2
千葉Lにジャマイカ女子代表が加入!女子W杯16強入り貢献のMFサンプソン「ずっと日本に来たいと思っていました」
ジェフユナイテッド市原・千葉レディースは13日、ハート・オブ・ミドロシアン(ハーツ)のジャマイカ女子代表MFビアン・サンプソン(27)が完全移籍で加入することを発表した。 サンプソンはロンドンの生まれで、チャールトン・アスレティックやアーセナルの育成組織で育った。アーセナルのトップチーム昇格後はウェストハム、ロンドンシティでプレー。その後イタリアへと移籍をするも、國澤志乃とチームメイトとなったサンマリノ・アカデミーでは出場機会を得られず、チャールトンへ帰還し、昨季はスコットランドでプレーした。 年代別の代表ではイングランド女子を選択していたが、A代表では両親のルーツであるジャマイカ女子代表を選択。レゲエ・ガールズの一員としてオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)にも出場し、ボランチの一角として全4試合に先発するなど、ジャマイカ女子史上初のノックアウトステージ進出に大きく貢献していた。 自身にとって初の欧州外でのプレーとなるサンプソンだが、クラブ通じて「ずっと日本に来たいと思っていました」と、WEリーグでのプレーを心待ちにしていることを明かした。 「皆さん初めまして。ヴィアン・サンプソンです。ずっと日本に来たいと思っていましたので、それをこのチームで実現することが出来てとても嬉しく思っています。今シーズン、このチームがより良い成績を残せるように全力を尽くします。このチームで、チームメイトとプレーすることがとても楽しみですし、チームとして一緒に成長していきたいです」 <span class="paragraph-title">【写真】千葉Lの練習に参加するサンプソン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">チームのトレーニングにも参加しています<a href="https://twitter.com/hashtag/jefunited?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#jefunited</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%95%E5%8D%83%E8%91%89%E3%83%AC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%B9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ジェフ千葉レディース</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/WE%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#WEリーグ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ジャマイカ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/Jamaica?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jamaica</a> <a href="https://twitter.com/VV_SAMPSON?ref_src=twsrc%5Etfw">@VV_SAMPSON</a> <a href="https://t.co/yaHnYK7exZ">https://t.co/yaHnYK7exZ</a> <a href="https://t.co/vzaSSlDaFd">pic.twitter.com/vzaSSlDaFd</a></p>— ジェフ千葉レディース (@jefchiba_ladies) <a href="https://twitter.com/jefchiba_ladies/status/1702608634432405908?ref_src=twsrc%5Etfw">September 15, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.09.15 20:37 Fri3
S広島Rが浦和Lを下しクラブ史上初の決勝進出!ボランチ2人の得点で昨季王者を敵地で破る【WEリーグカップ】
17日、2023-24 WEリーグカップ グループステージ グループA第4節の2試合が各地で行われた。 3連勝でグループ首位に立つサンフレッチェ広島レジーナが、2勝1分けで2位につける昨季王者の三菱重工浦和レッズレディースの敵地へ乗り込んだ一戦は、S広島Rがしたたかに勝利。クラブ史上初の決勝進出を決めた。 気温34.4℃のなかで行われた首位攻防戦。勝てばグループステージ突破が決まるS広島Rは、開始早々にチャンスが到来。最終ラインからのロングボールで裏を取った中嶋淑乃が左サイドをえぐってのシュートを放つも、浦和もGK福田史織が好セーブを披露する。 逆転突破へ向けて勝利必須の浦和は、徐々にポゼッション率を高めて相手陣内での時間を増やし、菅澤優衣香をターゲットにした両サイドのクロスで好機を作る。30分には中央もショートパスで攻略し、菅澤がミドルを狙えば、前半終了間際には左CKから高橋はなが惜しいヘディングを見せた。 ハーフタイムには両ベンチが動き、浦和は右サイドハーフの塩越柚歩に代えて島田芽依、S広島Rは右サイドバックの近賀ゆかりを下げて藤生菜摘を送り込むと、後半早々に試合を動かしたのはS広島Rだった。 48分、前線の駒を欠く中で先発の機会を得た渡邊真衣が右足ミドル。これで右CKを得て柔らかいボールを送ると、左山桃子が落としてゴール前の柳瀬楓菜が反転から右足を振り抜き、ネットを揺らした。 近賀に代わって後半からキャプテンマークを巻いた柳瀬のプロ初ゴールで試合を動かしたS広島Rは、その5分後に追加点を奪取。ボックス左角付近でFKを獲得すると、中距離砲を武器とする小川愛がニアポストの内側を掠めるこれ以上ないコースへ蹴り込み、リードを広げる。 立て続けに得点を重ねたS広島Rだが、58分に市瀬千里が右足のもも辺りに違和感を覚え、担架でピッチを後にするアクシデント。浦和は直後の再開後のFKから高橋がヘッドで狙うも、左ポストを叩いた。 攻勢を強める浦和はさらに清家貴子、柴田華絵と力のある選手を次々と送り込み、終盤には高橋を前線に上げてのパワープレーを決行。追加タイム2分に島田のラストパスから清家が1点を返すも、時すでに遅し。 S広島Rは9分の追加タイムも粘り強い守備を続け、連勝を「4」に。昨季2冠の浦和を下し、クラブ史上初の決勝進出を決めた。 一方で懸念は負傷者の状態か。殊勲の柳瀬も83分に担架で運ばれ、試合後には左足首をアイシングしながら松葉杖をつく姿が確認されている。 グループAのもう1試合、ノジマステラ神奈川相模原vsジェフユナイテッド市原・千葉レディースは、引き分けに終わった。 開幕から無得点が続くN相模原だったが、今節は開始1分も経たないうちに先制点をマーク。中盤で起用された榊原琴乃のスルーパスから、開幕戦以来の先発となった右ウイングの浜田芽来が抜け出し、GKとの一対一を冷静に制した。 今季初ゴールを挙げたN相模原は笹井一愛にも好機が訪れる。30分過ぎには左サイドへ抜け出し、飛び出したGKを見てループで狙えば、5分後にも厚みのある攻撃からゴール前で触れば1点をいうシーンを迎えた。 一方、千葉はビハインドで折り返すこととなったが、51分にアジア競技大会の日本女子代表メンバーに選出された大澤春花が試合を振り出しに戻す。最終ラインからのロングボールで裏へ抜け出すと、大賀理紗子をかわしてGKの頭上を越すループを沈めた。 以降は互いにチャンスを作ったものの、N相模原は平田ひかりのカットインからの右足がポストを叩くなど、新たなゴールは生まれず。1-1の引き分けに終わっている。 ◆WEリーグカップグループステージ第4節 ▽9月16日 ▼グループA セレッソ大阪ヤンマーレディース 3-1 マイナビ仙台レディース ▽9月17日 ▼グループA 三菱重工浦和レッズレディース 1-2 サンフレッチェ広島レジーナ ノジマステラ神奈川相模原 1-1 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース ▼グループB アルビレックス新潟レディース vs 大宮アルディージャVENTUS 日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs INAC神戸レオネッサ AC長野パルセイロ・レディース vs ちふれASエルフェン埼玉 2023.09.17 17:22 Sun4
国際女性デーの3月8日に行われた「女性らしさから、ありのままの自分へ」イベント、YS横浜・松本珠奈コーチが3年間の変化を語る
国際女性デーである3月8日、「プライドハウス東京」が主催する、「女性らしさから、ありのままの自分へ」プロジェクトのオンラインローンチイベントが開催された。 性のあり方で取り残されることなく、平等に、健やかに生きられる社会づくりに貢献し、さまざまな分断を超えるための希望と経験を創出するプロジェクトの「プライドハウス」。2020年10月に日本初となる常設の大型総合LGBTQセンターの「プライドハウス東京レガシー」を東京・新宿区にオープンさせていた。 このイベントのパネリストには、以下の5名が登壇した。 【パネリスト】 ・大滝麻未さん(WEリーグ/ジェフユナイテッド市原・千葉レディース) ・中倉あかねさん(WEリーグ理念推進部/マーケティング部) ・下山田志帆さん(現役サッカー選手/株式会社Reboltの共同代表) ・松本珠奈さん(Y.S.C.C.横浜/アスレティックパフォーマンスコーチ) ・松岡けいさん(DAZN JAPAN Vice President Communications&PR) 【モデレーター】 野口亜弥さん(プライドハウス東京理事/S.C.P.JAPAN共同代表) イベント内では、テーマに沿ってパネリストがそれぞれトークをしていく展開に。オンラインで参加した大滝さんは現役選手でありながら出産を経験し、すでにプレーに復帰している。「去年サッカーを辞めるか続けるかの選択が迫られ、子供が欲しいから辞めるということを思っていた」とコメント。しかし、「夫に話した時に、なんでサッカー辞めるの?と当たり前に聞かれて、ハッとした」と明かした。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/otaki20220310_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:left;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">大滝麻未さん/©Pride House Tokyo<hr></div> また、松本さんはトランスジェンダー女性であることを公表。YS横浜と契約を結んだが、このタイミングで性自認をオープンにした理由について「自分が診断を受けて、ホルモン治療を始めたことで体の変化を隠すというのはバレる怖さがあった」とコメント。「ただ、バレても悪いことはしていないし、その考えが良くない」と考えたとのこと。「クラブとも話をして、良い環境でできていて、自分でも力を発揮できると考えていた」と、YS横浜のクラブも受け入れてくれたことが大きいと語った。 下山田さんはLGBTQの当事者である中、女子サッカー界にいることで発信しようと強く思っているとし、「自分が女性だ、LGBTQの当事者であるという感覚があまりない」とコメント。「女子サッカー界では肯定されてきた人生だったので、凄く良かった」と語った。だだ、「ありのままで自分でいることが難しいことも感じていて、女性らしさ、男性らしさによって阻まれている人もいる」と感じているとした。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/otaki20220310_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:left;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">下山田志帆さん/©Pride House Tokyo<hr></div> イベント後の囲み取材では、松本さんがYS横浜での3年間の変化についてコメント。当初はバレることを気にしていたものの、今ではコーチとしての実力が認められ、オープンにしても問題はないと語った。 「最初契約する時は、メイクや服装もバレないように薄くしていました。しかし、2年目になると、徐々に本来の自分を表現する場面も増えていきました。例えば、メイクもだんだん濃くなっていきますた」 「服装も、いつも自分の服装で家を出て、途中でカモフラージュの服装(レディースパンツ)などに着替え、現場に入って現場の服装になるのだが、だんだんと、カモフラージュの服装の時間が短くなっていきました」 「一方で、メイクが濃いとメイクをしていることがバレてしまうので、選手や他のスタッフの目を見れない時もありました」 「3年目の今は、既に選手たちがコーチとしてのスキルを認めてくれているので、オープンにしても接し方が変わることはなかったです」 2022.03.10 20:30 Thu5