鳥栖が横浜FCのMF手塚康平を完全移籍で獲得「より成長するために決断」

2022.07.25 11:23 Mon
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サガン鳥栖は25日、横浜FCのMF手塚康平(26)が完全移籍で加入することを発表した。背番号は「7」となる。

手塚は柏レイソルの下部組織出身。U-15、U-18に所属すると、2015年にニュージーランドのオネハンガ・スポーツへと移籍。その後、2016年に柏に復帰した。
2020年には横浜FCへと期限付き移籍すると、2021年には完全移籍。2年半在籍し、J1で43試合に出場し2得点、今季はJ2で22試合に出場していた。

手塚は鳥栖への移籍に際して両クラブを通じてコメントしている。

◆サガン鳥栖
「この度、サガン鳥栖に移籍してきました、手塚康平です。このクラブのために自分の持っている力を全て出し、勝利に貢献できるよう日々努力します!」
「そして、サガン鳥栖のファン・サポーターの皆さんに認めてもらえるように頑張ります!」

◆横浜FC
「横浜FCファン・サポーターのみなさま。この度、サガン鳥栖に完全移籍する事になりました。J1復帰に向けてチームが頑張っている中での移籍にとても迷いましたが、短いサッカー人生の中でより成長するために、この決断をさせていただきました」

「横浜FCで過ごした、この2年半は僕にとってかけがえのない経験であり、チームメイト、ファン・サポーターの皆さんと共に戦ったことは、僕にとっての誇りです」

「コロナ禍で声が出せない応援でしたが、皆さんの思いは、僕の所までちゃんと届いていて、とても嬉しかったです。僕はチームを去りますが、横浜FCならJ1復帰ができると信じていますし、応援しています。また、ピッチでお会いしましょう!2年半ありがとうございました!」

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