返答を保留したタグリアフィコがリヨン移籍へ! 22日にメディカルチェック受診

2022.07.22 01:30 Fri
Getty Images
アヤックスに所属するアルゼンチン代表DFニコラス・タグリアフィコ(29)がリヨンと個人間合意に達したようだ。

移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、年俸250万ユーロ(約3億5000万円)+ボーナスの総額300万ユーロ(約4億2000万円)の3年契約で合意に至ったとのこと。

かつては屈指の左サイドバックとして名を馳せ。バルセロナやチェルシーをはじめとするビッグクラブが挙って関心を寄せたタグリアフィコ。ただ、アヤックスが放出固辞を貫いたため、ビッグクラブへのステップアップは実現しなかった。
しかし、契約が残り1年となった今夏、ついにアヤックスが売却を認めると、リヨンが基本移籍金400万ユーロ(約5億5500万円)にボーナスを組み込んだオファーでクラブ間合意したが、タグリアフィコが来季の国際大会出場の権利を持つクラブからのオファーを待ち、リヨンへの返答を保留していた。

なお、タグリアフィコは22日にリヨンでメディカルチェックを受けるとのことだ。

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リヨン、アメリカ人実業家テクストル氏による買収が決定…C・パレスやボタフォゴも保有

リヨンは20日、アメリカの実業家ジョン・テクストル氏との独占交渉に入り、同氏が経営する『Eagle Football Holdings』がクラブの筆頭株主となることを発表した。フランス『レキップ』が伝えている。 リヨンでは1987年以来、ジャン=ミシェル・オラス会長が率いる『OLグループ』がクラブの経営を担ってきた。 しかし、ここ最近になってクラブ身売りの可能性が取り沙汰されると、直近では元リバプールオーナーのジョージ・ジレット氏の息子であるアメリカ人実業家フォスター・ジレット氏による買収が決定的と報じられたが、最終的に同氏が資金を調達することができず、破談となっていた。 そういった中、もう一人の候補に挙がっていたテクストル氏は、資産価値が8億ユーロ(約1137億円)とも伝えられるリヨンの買収交渉を完了させた。 テクストル氏は、クラブの株式の約40%を保有していた『Pathé』社と『IDG』社の株式及び、オラス家が保有する一部の株式を取得。現時点で66.5%を保有することになり、今後は保有率が最大で88.55%に上昇する可能性もあるという。 なお、今回の買収によって筆頭株主から少数株主となったオラス会長だが、今後3年間はクラブ会長職を継続するという。また、同会長がこれまでクラブを運営してきた『OLグループ』は、すべての利害関係者の臨時総会の承認を待つ間、8600万ユーロ(約122億円)の資本増強が認められるようだ。 フランス屈指の名門の新オーナーとなるテクストル氏は、スポーツ中心のOTTストリーミング企業である『fuboTV, Inc.』の元CEOで、2016年にアメリカ『Forbes』によって「ハリウッドのバーチャルリアリティの第一人者」として紹介されたこともある実業家だ。 また、フットボール界との関わりではプレミアリーグのクリスタル・パレスの共同オーナー、ブラジルのボタフォゴやベルギーのRWDモレンベークのオーナーでもある。 先日にチェルシーが売りに出された際には、ジョシュ・ハリス氏、デイビッド・ブリッツァー氏と共に買収を試みていた。 2022.06.21 14:45 Tue

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