決定機逸を悔やむ鎌田大地、「自分が決めていれば、また違った内容の試合」
2022.06.14 23:07 Tue
日本代表のMF鎌田大地がチュニジア代表戦を振り返った。
日本は14日、キリンカップサッカー2022決勝でチュニジア代表と対戦し、0-3で完敗した。
カタール・ワールドカップ(W杯)開幕が11月に迫る中、今回のシリーズで4試合の強化試合を組み、チーム作りと選手のサバイバルが本格化する日本。パラグアイ代表、ブラジル代表、ガーナ代表と戦い、このチュニジア戦が締め括りとなった。
タイトルも懸かる重要な一戦に臨んだ日本だったが、相手のインテンシティとコンパクトな守備に苦戦。前半に幾度かあった決定機も決め切ることができず、最低限の0-0で試合を折り返した。
その後半戦では前半の課題を修正したいところだったが、55分にDF吉田麻也が与えたPKから先制を許すと、以降は選手交代で攻勢を強めたものの、76分には守備陣のコミュニケーションミスから痛恨の2失点目。さらに、一矢報いろうと前がかった後半アディショナルタイムにはカウンターから3失点目まで喫し、思わぬ完敗で4連敗を終えることになった。
「課題としては、個人では個の能力を上げられると思いますし、ブラジル戦でも今日の試合でも難しいときに、(三笘)薫のように一人でドリブルでどうにかしていく選手になれるわけではないですが、ボールを失わないとか、一人でタメを作るだとか、そういう部分はどこが相手だとしても、もっと自分が高められる部分だと思います。上でやっていくには必要なところです。そういう個の部分ではもっと上を目指さないと思っています」
「手応えに関して、ある程度インサイドハーフのポジションでやっていましたが、多くの人は僕がインサイドハーフをできると思っていなかったと思うし、そのインサイドハーフである程度できるということは見せられたのかなと思っています」
「チームとしては2試合すごく良い試合をして、ブラジル戦は結果的に0-1でしたが、すごく差を感じました。今日に関してもうまくいっていない中で、自分を含めて仕留め切るところだったり、0-0のタイミングで失点しないであったり、そういうワールドカップのような戦いになれば、最初の得点が大事ですし、先に失点しないことが重要です。そういう部分をチームとして徹底していかなければならないです」
この試合では左のインサイドハーフでよりフィニッシュに絡むシーンが目立った鎌田。決定機を逸したことは反省しながらも、その他の選手にない自身の特長を突き詰めていきたい考えだ。
「僕が(決定機を)外したシーンだったりは、細かい状況を全然覚えていませんが、自分は足があまり速くないので、常にボールを奪った後のカウンターのところは狙っていましたし、今日はそういう部分が狙いという話もあったので、僕自身はああいう場面で決め切れなかったですが、ああいうところに入って行けているところは、他のインサイドハーフの選手にない部分だと思っているので、他の選手に比べて怖いところに顔を出せているとは感じています
「今日に関しては自分が決めていれば、また違った内容の試合になっていたと思います。ああいうところに顔を出せていること自体は良いことだと思いますし、あとはその回数を増やしていくことが大事だと思います」
また、直近に対戦したガーナに比べ、コンディション、本気度も勝ったチュニジア相手に、ビルドアップや崩しの局面で苦戦を強いられた日本。だが、鎌田は自身を含め個人のミスを反省しつつも、チーム全体のパフォーマンスに関してはそこまで悪くはなかったと考えている。
「全試合でうまくビルドアップから良い崩しをして得点を取ることを自分たちは目指していますが、毎試合良いパフォーマンスを見せるのは、どんな国でもどのクラブでもできないことです」
「今日に関してもめちゃくちゃ良かったわけではないですが、前半は相手に得点チャンスを作らせていなかったですし、逆に僕たちは自分のところで外しましたが、ビッグチャンスもありました。やっぱり強い国や選手はそういうチャンスを逃さないですし、もちろんどんな良い選手でも、ああいうチャンスを外すこともあります」
「今日はうまくいかなかったですが、別にチームとして悪くなかったと思うので、個人的な部分で決め切る、守り切るであったりの部分がまだまだ足りてないと思うので、そこは成長できる部分でもあるので、1個のミスでクヨクヨしてもしょうがないのです」
「プラスに考えるのであれば、ワールドカップ前にこういう試合でミスをしたことが、良かったと思えるようにやっていきたいです。大事なのはワールドカップなので、しっかりとチームとして切り替えていくべきですし、この4試合ではすごく良いことにトライもできましたし、いろいろな良いところ、悪いところも出たことをポジティブに捉えたいです」
最後に、今回の4試合では一部主力を欠いたガーナを除き、ブラジル、チュニジアとW杯出場国からゴールを奪うことができなかったが、強豪相手にゴールを奪うための道筋に関しては、守備時の我慢、カウンターの精度を挙げた。
「今日もチャンスになっているシーンは奪ってからのカウンターだったですし、ブラジル戦もそうでした。やっぱり、良い守備から良い攻撃というのが、相手が上になればなるほど、自分たちの戦う形になってくると思うので、逆にガーナやパラグアイ戦では良い奪い方からショートカウンターでチャンスも作れていました。そういうシーンを多く作ることで、相手も疲れて自分たちも良いフィーリングでポゼッションしながら崩すこともできます」
「試合としてはそういう形ですが、今日もうまくいっていない時間帯にもっと割り切って、守備の行き方を変えたり、ハイプレスからロープレスなど、まだまだチームとしてうまく試合中に変えていくこともできると思います」
「ワールドカップのような大きな大会では、失点することがダメなので、強豪国になればなるほど、今日僕たちが0-1から2点を失ったように、僕たちがゼロで長い時間プレーできればできるほど、強豪国とかは勝たなければいけないという部分で、カウンターをより狙いやすくなると思いますし、どれだけゼロで抑えられるか、どれだけ悪くても先に失点しないというところ、うまくいっていないときに自分たちで変えられる力が必要だと思っています」
日本は14日、キリンカップサッカー2022決勝でチュニジア代表と対戦し、0-3で完敗した。
カタール・ワールドカップ(W杯)開幕が11月に迫る中、今回のシリーズで4試合の強化試合を組み、チーム作りと選手のサバイバルが本格化する日本。パラグアイ代表、ブラジル代表、ガーナ代表と戦い、このチュニジア戦が締め括りとなった。
その後半戦では前半の課題を修正したいところだったが、55分にDF吉田麻也が与えたPKから先制を許すと、以降は選手交代で攻勢を強めたものの、76分には守備陣のコミュニケーションミスから痛恨の2失点目。さらに、一矢報いろうと前がかった後半アディショナルタイムにはカウンターから3失点目まで喫し、思わぬ完敗で4連敗を終えることになった。
同試合後、オンライン会見に出席した鎌田はこの4試合での個人と、チームとしての課題に言及。個人としては、より上のレベルでプレーする上でのプレーの質の追求、チームとしてはW杯に向けてゲーム運びの改善を挙げている。
「課題としては、個人では個の能力を上げられると思いますし、ブラジル戦でも今日の試合でも難しいときに、(三笘)薫のように一人でドリブルでどうにかしていく選手になれるわけではないですが、ボールを失わないとか、一人でタメを作るだとか、そういう部分はどこが相手だとしても、もっと自分が高められる部分だと思います。上でやっていくには必要なところです。そういう個の部分ではもっと上を目指さないと思っています」
「手応えに関して、ある程度インサイドハーフのポジションでやっていましたが、多くの人は僕がインサイドハーフをできると思っていなかったと思うし、そのインサイドハーフである程度できるということは見せられたのかなと思っています」
「チームとしては2試合すごく良い試合をして、ブラジル戦は結果的に0-1でしたが、すごく差を感じました。今日に関してもうまくいっていない中で、自分を含めて仕留め切るところだったり、0-0のタイミングで失点しないであったり、そういうワールドカップのような戦いになれば、最初の得点が大事ですし、先に失点しないことが重要です。そういう部分をチームとして徹底していかなければならないです」
この試合では左のインサイドハーフでよりフィニッシュに絡むシーンが目立った鎌田。決定機を逸したことは反省しながらも、その他の選手にない自身の特長を突き詰めていきたい考えだ。
「僕が(決定機を)外したシーンだったりは、細かい状況を全然覚えていませんが、自分は足があまり速くないので、常にボールを奪った後のカウンターのところは狙っていましたし、今日はそういう部分が狙いという話もあったので、僕自身はああいう場面で決め切れなかったですが、ああいうところに入って行けているところは、他のインサイドハーフの選手にない部分だと思っているので、他の選手に比べて怖いところに顔を出せているとは感じています
「今日に関しては自分が決めていれば、また違った内容の試合になっていたと思います。ああいうところに顔を出せていること自体は良いことだと思いますし、あとはその回数を増やしていくことが大事だと思います」
また、直近に対戦したガーナに比べ、コンディション、本気度も勝ったチュニジア相手に、ビルドアップや崩しの局面で苦戦を強いられた日本。だが、鎌田は自身を含め個人のミスを反省しつつも、チーム全体のパフォーマンスに関してはそこまで悪くはなかったと考えている。
「全試合でうまくビルドアップから良い崩しをして得点を取ることを自分たちは目指していますが、毎試合良いパフォーマンスを見せるのは、どんな国でもどのクラブでもできないことです」
「今日に関してもめちゃくちゃ良かったわけではないですが、前半は相手に得点チャンスを作らせていなかったですし、逆に僕たちは自分のところで外しましたが、ビッグチャンスもありました。やっぱり強い国や選手はそういうチャンスを逃さないですし、もちろんどんな良い選手でも、ああいうチャンスを外すこともあります」
「今日はうまくいかなかったですが、別にチームとして悪くなかったと思うので、個人的な部分で決め切る、守り切るであったりの部分がまだまだ足りてないと思うので、そこは成長できる部分でもあるので、1個のミスでクヨクヨしてもしょうがないのです」
「プラスに考えるのであれば、ワールドカップ前にこういう試合でミスをしたことが、良かったと思えるようにやっていきたいです。大事なのはワールドカップなので、しっかりとチームとして切り替えていくべきですし、この4試合ではすごく良いことにトライもできましたし、いろいろな良いところ、悪いところも出たことをポジティブに捉えたいです」
最後に、今回の4試合では一部主力を欠いたガーナを除き、ブラジル、チュニジアとW杯出場国からゴールを奪うことができなかったが、強豪相手にゴールを奪うための道筋に関しては、守備時の我慢、カウンターの精度を挙げた。
「今日もチャンスになっているシーンは奪ってからのカウンターだったですし、ブラジル戦もそうでした。やっぱり、良い守備から良い攻撃というのが、相手が上になればなるほど、自分たちの戦う形になってくると思うので、逆にガーナやパラグアイ戦では良い奪い方からショートカウンターでチャンスも作れていました。そういうシーンを多く作ることで、相手も疲れて自分たちも良いフィーリングでポゼッションしながら崩すこともできます」
「試合としてはそういう形ですが、今日もうまくいっていない時間帯にもっと割り切って、守備の行き方を変えたり、ハイプレスからロープレスなど、まだまだチームとしてうまく試合中に変えていくこともできると思います」
「ワールドカップのような大きな大会では、失点することがダメなので、強豪国になればなるほど、今日僕たちが0-1から2点を失ったように、僕たちがゼロで長い時間プレーできればできるほど、強豪国とかは勝たなければいけないという部分で、カウンターをより狙いやすくなると思いますし、どれだけゼロで抑えられるか、どれだけ悪くても先に失点しないというところ、うまくいっていないときに自分たちで変えられる力が必要だと思っています」
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「なんて可愛いんだ」「素晴らしいコンビ」PSGのウルグアイ代表MF、日本代表ユニフォームを笑顔で着用して話題に
パリ・サンジェルマン(PSG)のウルグアイ代表MFが日本代表ユニフォームを着用して話題となっている。 日本代表ユニフォームを着用していたのはPSGのMFマヌエル・ウガルテ。2022-23シーズンまでスポルティングCPでプレーしており、今シーズンからPSGに加入。中盤を支え、リーグ・アンでは22試合で3アシストを記録している。 ポルトガル『SportTV』のインスタグラムがウガルテの写真をアップ、そこには背番号「13」の日本代表ユニフォームを笑顔で着用する姿が。それはスポルティングCPの日本代表MF守田英正のユニフォームだった。 ウガルテと守田は、2022-23シーズンはチームメイト。スポルティングの中盤を2人で支えており、名コンビとして注目されていた。 また、ウルグアイ代表としてプレーするウガルテは、2023年3月に来日し、日本代表と対戦。守田と共にスタートからピッチに立ち、対戦していた。 『SportTV』は「スポルティングの中盤のウガルテと守田が懐かしいですか?」と投稿。ファンは「なんて可愛いんだ」、「2人は恋人のような仲だった」、「素晴らしいコンビだった」とコメントが集まり、守田も投稿にいいねを送っている。 <span class="paragraph-title">【写真】笑顔で日本代表のユニフォームを着用するウルグアイ代表MF</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C5icoShtWEr/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C5icoShtWEr/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C5icoShtWEr/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">sport tv(@sporttvportugal)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.04.11 00:01 Thu2
【選手評】ハリルホジッチ監督、招集メンバー26名へ期待と要求…初招集FW中島翔哉は「日本になかなかいない選手」《キリンチャレンジカップ》
▽日本サッカー協会(JFA)は15日、国際親善試合及びキリンチャレンジカップ 2018 in EUROPEに臨む同国代表メンバー26名を発表した。 ▽メンバー発表会見に出席した日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、今回の選考基準を説明。代表復帰となったDF森重真人(FC東京)やFW本田圭佑(パチューカ/メキシコ)への期待や初選出となったFW中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル)の招集理由についても明かした。 GK 川島永嗣(メス/フランス) 中村航輔(柏レイソル) 東口順昭(ガンバ大阪) 「GKは3人。ただ、現段階のパフォーマンスに満足している訳ではない。もっともっと向上して欲しい。」 DF 酒井宏樹(マルセイユ/フランス) 遠藤航(浦和レッズ) 「酒井は日本人選手の中では、定期的に高いパフォーマンスを継続している。ここ最近調子も良い。遠藤は昨日のルヴァンカップで少し問題が出た。今検査をしている段階と聞いている。ただ、バックアップはすでに用意している。何が起きても問題はない」 DF 長友佑都(ガラタサライ/トルコ) 車屋紳太郎(川崎フロンターレ) 宇賀神友弥(浦和レッズ) 「次に左サイド。長友はクラブを変えたにも関わらず、定期的に試合に出場していて嬉しい。彼の存在は日本代表に必要不可欠だ。車屋と宇賀神の戦いは、これから始まる。合宿を多くこなしている訳ではないが、右サイドでもいけるのかというのも見極めなくてはいけない。どこまでついて行けるかをこれから見ていく」 DF 昌子源(鹿島アントラーズ) 植田直通(鹿島アントラーズ) 槙野智章(浦和レッズ) 森重真人(FC東京) 「それから真ん中。最初の3人(昌子、植田、槙野)はもっとできると思っている。そして、森重をなぜ呼んだか。まだ彼は準備できている段階ではない。すぐに使う訳でもない。ただ、彼がどのような状況になっているかを知りたい。励ますためにも呼んでいる。彼が以前のレベルに戻るかどうか。もちろん(吉田)麻也がいないということもある。彼の経験が我々にとってどこまで使えるかというのもある。ただ、まだまだトップパフォーマンスには程遠い。モチベーションを上げる努力をしていかなくてはいけない。早くレベルを戻してほしい」 MF 長谷部誠(フランクフルト/ドイツ) 三竿健斗(鹿島アントラーズ) 山口蛍(セレッソ大阪) 「長谷部は真ん中もできれば後ろもできる。本会までにケガなくいってほしい。三竿は、良いパフォーマンスを続けている。(山口)蛍は、常に呼んでいる選手だが、守備だけで終わるのではなく攻撃のところでもっと野心を持ってほしい。代表では良いパフォーマンスを見せている。イラク戦では我々を助けてくれた選手の1人だ」 MF 大島僚太(川崎フロンターレ) 柴崎岳(ヘタフェ/スペイン) 森岡亮太(アンデルレヒト/ベルギー) 「大島は国内でも優秀な選手の1人。彼もよくケガをするが、我々もしっかりとコンタクトをとって、そこを脱して良い状況が続いていると思う。(柴崎)岳と森岡は、(香川)真司と清武が居ないこともあり、10番や8番のタイプとして期待している。柴崎は、クラブで毎回先発という訳ではないが、レベルが上がってきていると思う。森岡はすでに2、3回観ているが、フィジカル的なところやデュエルの部分でまだ伸びると思う。ゴール数やアシスト数はリーグでも断トツ。ただ、ゲームのアクションの中でまだまだ伸びる部分はあると思う」 FW 久保裕也(ヘント/ベルギー) 本田圭佑(パチューカ/メキシコ) 「久保もまだまだ私の満足いくパフォーマンスではない。それから(本田)圭佑は、このチャンスを是非とも掴んでほしい」 FW 原口元気(デュッセルドルフ/ドイツ) 宇佐美貴史(デュッセルドルフ/ドイツ) 中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル) 「原口と宇佐美は、同じクラブでプレーしている。ここ直近の数試合で宇佐美は、しっかりと伸びている状況。ある時期はチームで干されるかもしれない状況だったが、今は出ている。原口も同じだ」 「それから長い間追跡している中島。本当にたくさん試合に出場していて、得点やアシストもしている。ドリブラーでここまで俊敏で爆発的なものを持っている選手は日本になかなかいない。前回のオリンピック代表の監督であったテグ(手倉森誠)さんともしっかりと話をして、オフェンス面で何かもたらせるのではないかという判断。ただ、守備面では代表で私が求めるレベルではない。様子を見たい」 FW 小林悠(川崎フロンターレ) 杉本健勇(セレッソ大阪) 大迫勇也(ケルン/ドイツ) 「最初の2人はここ最近で本当に伸びてきている。オフェンス面で日本で素晴らしい結果を出している。彼も自分たちのプレーの仕方を変えて伸びてきている。真ん中の選手として、アグレッシブに背後、そしてペナルティエリア内で存在感を出している。それから相手の最終ラインからの組み立てを最初に防ぐ仕事もしている。我々が観たここ数試合でも良いパフォーマンスだった。これを続けてくれと言いたい」 「大迫は、クラブで真ん中でなく、横や後ろでもプレーしているが、良くなってきている。代表ではクラブとは全く違うアクションをしてほしい。常に背負った状態でプレーするのではなく、ゴールに向いてプレーして欲しい。この3人は素晴らしいヘディングを持っている。W杯本大会でもこれが重要になってくる。もちろんFKを貰えればの話。守備でもしっかりと守らなくてはいけない。大事になってくる。W杯ではFKが決定的な状況を作ることもある」 ▽なお、日本代表は、3月のベルギー遠征で2試合の国際親善試合を予定。ロシアW杯に向けた選手見極めとチーム強化のため、マリ代表(23日/ベルギー)、ウクライナ代表(27日/同)と対戦する。 2018.03.15 19:50 Thu3
森保監督続投で歴代最長監督はというと…/六川亨の日本サッカーの歩み
まだ正式決定ではないが、森保一監督の『2年間の』続投が決まったようだ。正式には来年のJFA(日本サッカー協会)理事会での承認待ちになる。その頃にはコーチ陣などのスタッフの詳細も決定しているだろう。 93年のJリーグ誕生以降、日本代表の監督は基本的にW杯の4年サイクルで交代してきた。例外は94年のアジア大会で韓国に敗れたロベルト・ファルカン氏、97年のアウェー中央アジア2連戦で更迭された加茂周氏、07年に病に倒れたイヴィチャ・オシム氏、15年に契約解除されたハビエル・アギーレ氏、そして18年に解任されたヴァイッド・ハリルホジッチ氏の5人しかいない。 そうした過去30年の歴史のなかで、初めて『続投』が決定的となったのが森保監督である。目標としていた「ベスト8」には届かなかったものの、大国ドイツとスペインに逆転勝ちを収めたことが高く評価されたことは言うまでもない。 そこで過去の歴代監督の任期を振り返ると、上には上がいるもので、長沼健氏(元JFA会長)は1962年から69年までの7年間と、さらに72年から76年までの4年間、トータル11年間も日本代表の監督を務めた。「時代が違う」と言ってしまえばそれまでだが、おそらく2度と破られることのない記録と言っていいだろう。 長沼氏が“長期政権"を担うことになったのには理由がある。64年に東京五輪があったからだ。このため62年に33歳の若さで監督に抜擢された。そして東京五輪ではグループリーグでアルゼンチンを倒して決勝トーナメントに進出。準々決勝で銀メダルに輝いたチェコスロバキアに0-4で敗れたが、ベスト8進出で日本に“第1次サッカーブーム"を巻き起こした。 さらに4年後のメキシコ五輪では、アジア勢初となる銅メダル獲得の快挙を達成。その再現を半世紀後の21年東京五輪で森保監督は期待されたが、残念ながらメダルにはあと一歩届かなかった。 長沼氏は69年のメキシコW杯アジア1次予選で、韓国とオーストラリアの後塵を拝したことで監督の座をコーチだった岡野俊一郎氏(元JFA会長)に譲る。しかし岡野氏が71年のミュンヘン五輪予選で韓国とマレーシアに負けたことで、日本サッカーの復権は再び長沼氏に託されることになった。 ところが73年の西ドイツW杯アジア予選はイスラエル(当時はアジアに所属し、中東勢が対戦を拒否したため予選は東アジアに組み込まれた)とマレーシアに敗れ、76年のモントリオール五輪アジア予選も韓国とイスラエルに敗れて監督から退くことになった。 当時の日本サッカーは、「W杯予選は負けても当たり前」であり、五輪予選で敗退するたびに監督は交代していた。Jリーグ開幕以前では、92年のバルセロナ五輪アジア最終予選で敗れた横山謙三総監督、88年ソウル五輪アジア最終予選で中国に逆転負けを喫した石井義信氏(故人)、80年モスクワ五輪アジア予選で韓国とマレーシアに及ばなかった下村幸男氏らである。 しかし96年のアトランタ五輪に28年ぶりに出場して以来、五輪出場は7大会連続して出場。その間には12年ロンドン五輪と21年東京五輪ではメダルまであと一歩に迫った。もう五輪は出場するのは当たり前で、次の24年パリ五輪は「メダル獲得」がノルマになるだろう。 同じようにW杯も98年以降7大会連続して出場中で、さらに2026年のアメリカ・カナダ・メキシコ大会は出場国が48に増えるため、出場権を失うことはまず考えられない。森保監督にとっては「ベスト8」への再チャレンジになるが、その前に横内昭展ヘッドコーチは磐田の監督に、上野優作コーチはFC岐阜の監督に転身するなどスタッフの陣容は一新せざるを得ない。 果たして新たなスタッフの顔ぶれはどうなるのか。そこに外国人コーチが入るのかどうかなどは楽しみなところ。 そして森保監督は、23年こそ秋まで親善試合しかない“静かな"一年になるものの、21年東京五輪は「金メダル」を目標に掲げながらも4位に終わり、カタールW杯も「ベスト8」が目標だったがラウンド16で敗退した。このため、まだ先の話ではあるが、24年のアジアカップでは『優勝』がW杯まで続投するためのノルマにすべきではないだろうか。 2022.12.26 22:00 Mon4
21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン
IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu5