リヨンがバイエルン退団のトリソに接触、復帰のラカゼットも言及「戻ってきて欲しい」
2022.06.09 22:30 Thu
フランス代表MFコランタン・トリソ(27)にリヨン復帰の可能性があるようだ。
トリソは2017年夏にリヨンからおよそ4000万ユーロの移籍金で加入。1年目に公式戦40試合10ゴール7アシストをマークし、リーグ優勝に貢献した。その後も順風満帆なキャリアを送るかに思われたが、翌シーズンに前十字じん帯断裂と半月板損傷の大ケガを負うと、以降もケガの連続で、満足にシーズンをフルで戦えたのは1年目のみだった。
今季もふくらはぎの問題などで1カ月程度の離脱を3回繰り返しており、出場は22試合で先発はそのうち12試合のみ。先月30日に5年間の契約満了をもって退団が発表されていた。
注目の新天地だが、現在は古巣のリヨンが接触している模様。ジャン=ミシェル・オラス会長は「コンタクトを取った」と公に認めており、まだ初期段階ではあるものの、歓迎の意思はあることを伝えていた。
そして、9日にリヨン復帰が発表された元フランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットも、ファーストインタビューでトリソについて言及しており、「僕は彼に戻ってきて欲しい」と、選手間で移籍を働きかけていることを明かしている。
トリソは2017年夏にリヨンからおよそ4000万ユーロの移籍金で加入。1年目に公式戦40試合10ゴール7アシストをマークし、リーグ優勝に貢献した。その後も順風満帆なキャリアを送るかに思われたが、翌シーズンに前十字じん帯断裂と半月板損傷の大ケガを負うと、以降もケガの連続で、満足にシーズンをフルで戦えたのは1年目のみだった。
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