ラウタロ・マルティネスもインテル残留が濃厚に! 代理人「退団の可能性を考える理由すらない」

移籍の噂のあるインテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス(24)だが、代理人のアレハンドロ・カマノ氏が否定した。今季はスクデットを逃しながらも、個人的には優勝した昨季を上回る21ゴールを挙げてチームの攻撃を牽引したラウタロ。昨夏に退団したFWロメル・ルカクの穴を埋める活躍で、優勝争いに大きく貢献した。ただ、ルカクを手放さざるを得なかった財政難は未だインテルを苦しめており、今夏の移籍市場でも、最低一人は主力を売却しなければならない状況と伝えられている。
それに伴って噂されているのがラウタロの売却だ。2018年夏のインテル加入から4シーズンで公式戦181試合74ゴール24アシストをマークしているストライカーには引く手あまたで、相当な移籍金も期待できる。

しかし、『FcInterNews.it』のインタビューに応じたカマノ氏は移籍の噂を否定。オファーは全く受けてないうえ、本人がインテルで満足しているため、移籍の可能性はゼロに近いと主張した。また、近々ミラノにレストランを出店することも、去就に影響を与えているようだ。「今、我々はラウタロにとって非常に良い時期を迎えている。サッカーの面だけでなく、私生活の安定性といった観点からもね」

「最近はミラノ市内でパートナーのアグスティナとレストランを経営するプロジェクトを始めたばかりで、ミラノの人々からの愛情も感じているところだ」

「もちろん、サッカー選手としての職業が優先されるが、今日の時点では、彼がインテルから去る可能性があると考える理由さえない。誰も何も言ってこない」

「イタリアのような複雑なリーグでこれだけのゴールを決める選手が注目されないわけがないのだが、彼の契約はあと4年残っているのだ。彼は元気だし、幸せだし、チームやクラブ、チームメイトとの仕事を楽しんでいる。離れる理由はない」

「しかし、プロのサッカーはどうなるか分かっている。今日これを言って、明日にはすべてが変わる可能性がある」

なお、インテルでは移籍の噂が挙がっていたイタリア代表DFアレッサンドロ・バストーニ(22)も、代理人が「間違いなくインテルに残る」とコメントを残している。