「ロッベンやん」日本代表復帰の堂安律がゴール集動画を公開「黄金の左足」

2022.05.26 06:15 Thu
Getty Images
PSVに所属する日本代表MF堂安律が自身のゴール集を公開した。
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アルミニア・ビーレフェルトへのレンタル移籍からPSVに復帰した今季の堂安は、エールディビジ24試合で8ゴール1アシストを記録。KNVBベーカーやヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)を含めると、公式戦39試合で11ゴール3アシストの成績を残した。6月に行われるキリンチャレンジカップ2022、キリンカップサッカー2022の日本代表メンバーにも久々の招集を受けた堂安だが、25日に自身のSNSを更新。今季マークした11ゴールをまとめた動画を公開した。
マン・オブ・ザ・マッチに輝いたエールディビジ第12節のフォルトゥナ・シッタート戦の2ゴールやECLでの初ゴールなど、武器である左足のゴールが中心の動画には「ロッベンやん」、「黄金の左足」、「何度見ても最高」、「代表楽しみ」といった期待の声が寄せられている。

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【CLグループB総括】アーセナルが順当に首位通過、PSVが奮闘ランス&低迷セビージャ振り切る

アーセナルを本命に、PSV、RCランス、セビージャの3チームが残り1枠を争う格好となったグループB。その本命が順当に力を発揮し、対抗と思われたセビージャが期待外れの結果に終わったなか、アーセナルとPSVの2チームが突破を決めた。 ■順位表■ [勝ち点/勝/引/負/得失点] 1.アーセナル[13/4/1/1/12] 2.PSV[9/2/3/1/-2] 3.RCランス[8/2/2/2/-5] 4.セビージャ[2/0/2/4/-5] ◆思わぬ躓きも順当に首位通過~アーセナル~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20231213_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 7シーズンぶりの参戦による経験不足が唯一の懸念材料となったが、その懸念は杞憂に終わった。 昨季のプレミアリーグ2位チームは、覇権奪還を期すリーグ戦と久々の欧州での躍進に向け、センターラインを中心にピンポイント補強。有力な対抗と想定されたPSVとの初戦を4-0の快勝で飾る最高のスタートを飾ると、第2節のRCランス戦では開幕からリーグ戦で大不振の相手に1-2の敗戦を喫する、思わぬ躓きも経験した。 だが、同じくリーグ不振のセビージャとの連戦をきっちり連勝で飾ると、第5節のRCランス戦ではDF冨安健洋のチャンスメークも光り、6-0の圧巻の大勝で最終節を残しての首位通過を確定させた。 圧倒的な強さを見せたホームの戦いぶりは評価に値するが、アウェイゲームでは1勝1分け1敗の結果に加えて内容面も振るわなかった印象があり、決勝トーナメントではその改善が躍進のカギを握る。また、リーグ戦でもここまで2位で優勝争いのメインキャストを担うなか、今冬の移籍市場での選手層の拡充も重要となる。それでも、欧州の舞台でも着実に経験を踏むアルテタ監督、DFサリバ、MFライス、FWサカと頼もしい若手の躍動ぶりは今後の戦いに大きな期待を感じさせる。 ◆国内リーグでの勢いを活かして2位通過~PSV~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20231213_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> セビージャとRCランスを退けて2015-16シーズン以来のグループステージ突破を果たす。 レンジャーズとの予選プレーオフを制して2018-19シーズン以来の本戦出場を決めたオランダ屈指の名門。ボス新監督の下、エールディビジでの好スタートの自信を持って臨んだアーセナルとの初戦では0-4の大敗を喫すると、以降もセビージャとRCランスとの連戦をいずれもドロー。グループステージ前半戦で未勝利に終わった。 それでも、ここまでのリーグ戦で開幕15戦全勝、52得点6失点と驚異的な強さを誇るチームはグループステージ後半戦で真価を発揮すると、RCランス、セビージャ相手にしぶとく1点差の勝利を重ねて最終節を前に2位通過を決定。また、前回対戦で大敗したアーセナルとのホームでの再戦では相手が大幅なターンオーバーを敢行した影響はあったものの、ほぼ互角のドローで試合を終えてチームとしての成長を示した。FWバカヨコやMFサイバリら一部主力の引き抜きは懸念材料だが、久々の決勝トーナメントでも対戦相手にとってタフなチームとなるはずだ。 ◆突破ならずも2勝挙げて堂々の3位~RCランス~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20231213_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 2002-03シーズン以来のCL本戦で見事な奮闘を見せた。 昨季リーグ・アンで王者パリ・サンジェルマンに肉薄する大躍進を見せた古豪は、約20年ぶりに欧州最高の舞台に参戦。国内リーグではエースFWオペンダ、主将MFフォファナの流出で厳しいスタートを切ったが、CLの舞台では格上アーセナルに金星を挙げるなど1勝2分けの無敗でグループステージを折り返した。 その後、突破を決めた2チーム相手に連敗を喫して敗退が決定したが、最終節では引き分けでも3位確定となる状況できっちりセビージャに勝利を収めてヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメントプレーオフ行きを決めた。 一時リーグ・アンでの低迷でエズ監督解任も取り沙汰されたなか、継続路線を選んだチームは目下10戦無敗と完全に復調を遂げており、ELの舞台での躍進も期待される。得点力不足が懸念されるなか、CLで経験を積んだ若きエース候補ワイらの奮起が求められる。 ◆屈辱の未勝利で敗退…~セビージャ~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20231213_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> EL王者としてポット1での参戦となったが、屈辱の未勝利での敗退となった。 敏腕SDモンチの退団もあり、これまでと異なる補強戦略で臨んだ今季は開幕から低迷。昨季EL制覇の立役者となったメンディリバル前監督を解任し、その後任に前ウルグアイ代表指揮官のディエゴ・アロンソ監督を招へい。しかし、この監督交代はラ・リーガ、CLのいずれのコンペティションにおいても完全に裏目に。 前体制で戦ったCL最初の2試合はいずれもドローだったが、監督交代後は4戦全敗。度重なる負傷者やカードトラブルというエクスキューズはあったが、前体制に比べて攻守両面でぼやけた戦いとなった結果、攻守両面で低調なパフォーマンスに終始。古巣帰還となったセルヒオ・ラモスがDF登録選手としてCL最多ゴール(17点)という偉業を成し遂げたが、チームとしては屈辱の2分け4敗での敗退となった。 2023.12.15 12:01 Fri
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【CLグループB展望】アーセナル本命もPSV&セビージャにもチャンスあり

2023-24シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)グループステージが9月19日に開幕する。グループBはアーセナルが軸となるが、PSVとセビージャにも十分チャンスがある拮抗した争いが予想される。 ◆編集部予想 ◎本命:アーセナル ○対抗:PSV △連下:セビージャ ▲大穴:RCランス ◆7季ぶりの参戦で躍進目指す~アーセナル~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230918_100_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今グループの本命は昨シーズンのプレミアリーグで王者マンチェスター・シティと熾烈な優勝争いを演じたポット2のアーセナルだ。 リーグ全体のレベルの向上によって長らくヨーロッパ最高の舞台から遠ざかっていたイングランドの名門だが、青年指揮官アルテタを先導役に堅実な歩みの末に7シーズンぶりの出場を決定。リーグ戦での20年ぶりの覇権奪還、CLの舞台での躍進を目指す重要なシーズンに向けてはMFライス、DFティンバー、MFハヴァーツ、GKラヤと各ポジションに実力者を迎え入れ、二足の草鞋に耐えうるスカッドを構築してきた。 ティンバーの長期離脱やハヴァーツのフィットの遅れと幾つかの誤算はあるものの、リーグ戦では開幕から4勝1分けの無敗と昨季同様に上々の滑り出しを見せる。そのため、ここ2シーズンで披露しているパフォーマンスを含め、間違いなく今グループをリードしていく存在となるはずだ。 ただ、ここからの超過密日程の中ではメンバーを固定する傾向が顕著な指揮官が、いかに柔軟なチームマネジメントができるかが重要なポイントとなる。とりわけ、やや手薄なディフェンスラインではCL初参戦となるDF冨安健洋のユーティリティー性がチームの助けになるはずだ。 ◆PO突破の勢いにのってGS突破へ~PSV~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230918_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 実績やスカッドの厚さではセビージャに叶わないものの、現状のパフォーマンスや勢いを考慮し、オランダ屈指の名門をアーセナルの対抗とする。 クラブとの不和で昨季終盤に電撃退任したファン・ニステルローイ前監督の後釜に、国内外で経験を積んだボス監督を招へいしたPSV。ここまではその決断が功を奏し、昨季と同じ顔合わせとなったレンジャーズとの予選プレーオフでは見事にリベンジを達成し、2018-19以来のCL本戦出場を決めた。 今夏の移籍市場ではパリ・サンジェルマンに買い戻されたエースのMFシャビ・シモンズやノッティンガム・フォレストに引き抜かれたMFサンガレに加え、バックアッパー組がレンタル元に帰還。その一方で、FWロサーノやFWラングMFスハウテン、DFデスト、DFベラ=コチャプといった実力者を獲得。さらに、CL出場決定によって流出濃厚だったFWバカヨコらの慰留に成功したことで、世界最高峰の舞台でも十分に戦えるスカッドに仕上げてきた。 その証拠に国内リーグでは開幕4連勝に加え、13得点1失点と結果、内容ともに充実。また、昨季のヨーロッパリーグ(EL)グループステージで同居したアーセナルとは1勝1敗と互角の戦績を残しており、2015-16シーズン以来のグループステージ突破に期待が懸かる。 ◆実績十分も開幕から不振…~セビージャ~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230918_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季のEL王者としてポット1に入ったアンダルシアの雄だが、ラ・リーガでの不振によって3番手の評価とした。 ロペテギ、サンパオリと2人の指揮官を解任する混迷の昨季を送りながらも、シーズン終盤に就任したメンディリバル監督の下で最多7度目のEL制覇を成し遂げたセビージャ。とはいえ、昨季の12位という順位が物語るようにチーム全体の問題は完全には解決しておらず、今季のラ・リーガでは開幕3連敗という屈辱を味わった。 今夏の移籍市場では、良くも悪くも近年のリクルートを主導したモンチの“負の遺産”の整理を優先しつつ、MFソウやFWルケバキオ、MFスマレらを完全移籍やレンタルで補強。また、DFペドロサやFWマリアーノ、GKニーランをフリーで獲得した。さらに、移籍市場閉幕後はウルトラスの反発を覚悟した上で手薄なディフェンスラインにDFセルヒオ・ラモスを迎え入れる、賭けに出た。そのベテランDFはデビュー戦となった直近のラス・パルマス戦で1-0の今季初勝利に貢献し、ひとまず良い形で18年ぶりの復帰戦を飾った。 今グループステージではその“劇薬”が良い形で作用することを期待しつつ、爆発力に欠けるFWエン=ネシリら攻撃陣の奮起が突破のカギを握る。 ◆21年ぶり参戦も苦戦必至~RCランス~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230918_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 2020-21シーズンのリーグ・アン昇格から見事な躍進を見せた古豪は、2002-03シーズン以来のCL本戦に出場する。 フランク・エズ監督の就任をきっかけにリーグ・アン昇格、2シーズン連続7位での1部残留と躍進を遂げたフランス北部に本拠を置くクラブは、昨季パリ・サンジェルマンと熾烈な優勝争いを繰り広げた末に2位フィニッシュ。望外のCLストレートインを決めた。 ただ、その躍進と引き換えに今夏の移籍市場では中盤に君臨していた主将MFフォファナがアル・ナスル、エースFWオペンダがRBライプツィヒに流出。代わってモンペリエの逸材FWワイを始め、MFディウフやFWコルテスといった若手有望株を獲得。さらに、モナコDFアギラールやレスターMFメンディ、DFマウアサといった即戦力を補強し、スカッドの拡充に務めた。 ただ、今季ここまでのリーグ戦では1分け4敗の5戦未勝利で最下位に低迷する想定外の序盤戦となっており、久々のCLに向けて大きな不安を残す。フランス代表GKサンバ、オーストリア代表DFダンソにガーナ代表MFサメドとセンターラインの主軸は健在なだけに、新エース候補のワイを含めた若手の台頭が待たれるところだ。 2023.09.20 12:30 Wed
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【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.30“ヒディンク第2次政権”国内2冠/PSV[2004-05]

1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.30</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2004-2005シーズン/PSV 〜ヒディンク第2次政権〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2004-05PSV.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:フース・ヒディンク(58) 獲得タイトル:エールディビジ、KNVBカップ 攻撃力8:★★★★★★★★☆☆ 守備力8:★★★★★★★★☆☆ タレント7:★★★★★★★☆☆☆ 連係8:★★★★★★★★☆☆ 選手層7:★★★★★★★☆☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">充実のシーズン</div> オランダの強豪クラブとして輝かしい実績を誇るPSVは2002年夏、同年に開催された日韓ワールドカップで韓国代表をベスト4に導いたヒディンク監督を招へい。1988年のチャンピオンズカップ(現CL)制覇などクラブに数々のタイトルをもたらしたオランダ人監督に再び指揮を委ねた。 ヒディンク第2次政権の初年度にエールディビジを制覇したチームは、2004年夏にロッベンなどの主力数人を放出。ただ、GKゴメスやアレックス、ファルファン、ビーズリーといった活きの良い若手を獲得した上に、バルセロナで実績を残したコクーを6年ぶりに復帰させた。これに伴い、ヒディンク監督は若手とベテランがうまく融合した好チームを作り上げる。 そして2004-05シーズン、PSVはCLで好成績を残す。グループステージをアーセナルに次ぐ2位で突破すると、モナコとリヨンを破って1996-97シーズンのアヤックス以来となるオランダ勢のベスト4進出を果たした。 そして、イタリアの強豪・ミランと対戦した準決勝は名勝負となる。アウェイでの1stレグを0-2で落としたPSVは、ホームで開催された2ndレグでパク・チソンとコクーのゴールで2点を奪い、2戦合計スコアをタイとする。しかし、後半アディショナルタイムにアンブロジーニにゴールを奪われて失点。残り数分で2点を奪わなければならなくなったPSVは、直後にコクーの見事なゴールで1点を返したが反撃もここまで。2戦合計スコアを3-3としたが、アウェイゴール差で敗退となった。 CLで躍進したPSVは、国内リーグで圧巻の強さを見せて首位を独走し、エールディビジの王座を奪還。さらに、KNVBカップも制覇して国内2冠を達成するなど、充実のシーズンを送った。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ヒディンク仕込みのアタッキングフットボール</div> ヒディンク監督に率いられたPSVは、粋の良い若手と経験豊富なベテランがうまく融合し、攻守にアグレッシブなフットボールを展開した。その中で、チームのストロングポイントは中盤の3枚。コクーを中心にファン・ボメルやフォーゲルといった中堅が攻守にわたって気の利いたプレーを見せて、チームに安定をもたらした。 また攻撃では、191cmの身長を持つフェネホール・オフ・ヘッセリンクの高さを生かすべく、パク・チソンやファルファン、ビーズリーらのサイドアタックや中盤からの飛び出しで攻撃を仕掛けた。そのため、コクーやファン・ボメルが10ゴール以上を記録し、ウイングプレイヤーがそれぞれ9ゴールを挙げる活躍を見せた。 守備陣もアレックスやボウマを軸に安定したパフォーマンスを披露。両サイドバックを務めたオーイエルとイ・ヨンピョは堅実な守備を見せた。最後尾に控えたGKゴメスは、ビッグセーブを連発して失点を最小限に抑えていた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">MFフィリップ・コクー(34)</span> GK以外のポジションをこなす左利きのオールラウンダー。バルセロナで主力として活躍したコクーは、古巣のPSVに復帰して以降も攻守に絶大なる存在感を放って、若手が多いチームをまとめ上げた。2008年に引退した後、PSVの監督も務めた。現在はトルコのフェネルバフチェの監督を務めている。 2019.04.18 12:00 Thu

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