ドルトムントがトルコ代表MFエズジャンを獲得! 今夏4人目の補強に
2022.05.23 18:50 Mon
ドルトムントは23日、ケルンからトルコ代表MFサリフ・エズジャン(24)を獲得したことを発表した。契約は2026年6月30日までとなる。
ドルトムントでは、ドイツ代表のDFニクラス・ズーレ、DFニコ・シュロッターベック、FWカリム・アデイエミに続く今夏4人目の補強となったエズジャン。ケルンへの愛を示しながらも、今後はドルトムントでプレーしていく意欲を語った。
「ケルンは僕の故郷で信じられないほどの恩義があるクラブだ。だからよっぽどのクラブじゃなければ自分の街を離れることはしなかった」
「81000人を超える観客の前でさらに成長し、自分のスタイルでブンデスリーガやチャンピオンズリーグでチームに貢献できることを本当に嬉しく思う。僕は非常に野心的で、全てを捧げる覚悟があるんだ」
なお、エズジャンは2023年まで契約を残していたが、ドイツ『キッカー』によれば、ドルトムントは500万ユーロ(6億8000万円)の移籍金を支払ったと見られている。
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ケルンの下部組織で育ったエズジャンは、2016年9月に行われたシャルケ戦でプロデビュー。2017-18シーズンから本格的にトップチームへ昇格したが、19-20シーズンは当時のアヒム・バイエルロルツァー監督の構想外となり、2部のホルスタイン・キールへレンタル移籍。それでも監督が変わった20-21シーズン以降は主力として活躍しており、今季はブンデスリーガ31試合に出場した。また、代表歴に関して、これまでは各アンダー世代のドイツ代表を経験。2021年には主力としてU-21欧州選手権優勝を果たした。だが、今年3月にルーツであるトルコでフル代表デビュー。U-21ドイツ代表を指揮していたシュテファン・クンツ監督とも再会することとなった。「ケルンは僕の故郷で信じられないほどの恩義があるクラブだ。だからよっぽどのクラブじゃなければ自分の街を離れることはしなかった」
「だけど、ドルトムントのエネルギーが文字通り感じられること、そしてチャンピオンズリーグでプレーできることが、最終的に僕の決断を後押ししてくれた」
「81000人を超える観客の前でさらに成長し、自分のスタイルでブンデスリーガやチャンピオンズリーグでチームに貢献できることを本当に嬉しく思う。僕は非常に野心的で、全てを捧げる覚悟があるんだ」
なお、エズジャンは2023年まで契約を残していたが、ドイツ『キッカー』によれば、ドルトムントは500万ユーロ(6億8000万円)の移籍金を支払ったと見られている。
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ドイツ国内最大の外国籍コミュニティ…ユーロ2024でトルコ系移民6万人が祖国代表の試合ごとに大挙へ
トルコ代表はユーロ2024を“もうひとつの開催国”として戦う。 いよいよ開幕したユーロ2024。今大会はドイツ開催となり、ここまで開催国ドイツ代表、前回王者イタリア代表、UNL王者スペイン代表などが、順当に白星発進となっている。 17日にはグループE、18日にグループFが幕を開けるなか、F組はスター軍団のポルトガル代表、前回ベスト8のチェコ代表、トルコ代表、初出場のジョージア代表という組み合わせ。 スペイン『Relevo』は、F組首位通過はポルトガルでもチェコでもなく「開催国トルコ」ではないか、と予想する。 トルコ代表は昨年11月、アウェイで国際親善試合・ドイツ代表戦を戦い、3-2と勝利。試合会場のベルリン・オリンピアシュタディオンは「完全にホームトルコ、アウェイドイツの雰囲気だった」と、あるドイツ人記者が語る。 そう、ドイツ連邦には300万人を優に越えるトルコ系移民が暮らしており、国内の外国籍コミュニティとしてトルコが最大。2番目に多いバルカン半島諸国出身者でも、トルコ系移民の1/3にも満たないとされる。 この事実はサッカー界も例外でなく、ブンデスリーガにはドイツ出身のトルコ人選手、ドイツ国籍を取得したトルコ系選手が多数。現ドイツ代表もキャプテンのイルカイ・ギュンドアン、またエムレ・ジャン、かつての背番号「10」メスト・エジル氏などがトルコ系だ。 国家への帰属意識を巡ってエジル氏が代表引退に追い込まれるなど、センシティブな側面が否めないところだが、その一方、現在のトルコ代表もドイツ生まれが多数おり、キャプテンのハカン・チャルハノール、サリフ・エズジャン、ケナン・ユルディズらがその筆頭格。 どうやら今大会、ドイツ国内で暮らすトルコ系移民らは、祖国から応援に駆けつける同胞とともに、代表チームの試合に合わせて大移動するとみられており、試合ごとに6万人のトルコ人が会場内外へ向かう見通しとのこと。 18日の初戦・ジョージア代表戦は、収容人数約6万6000人(国際試合)を誇るドルトムントの本拠地・BVBシュタディオン・ドルトムント(ジグナル・イドゥナ・パルク)での開催。地元警察は予測不能な事態に備え、相当な数の警察官を会場周辺に配置するという。 ドルトムントに所属するドイツ生まれのトルコ代表MFエズジャンが「僕たちはこのユーロをホームとして戦う」と語れば、イタリア人のヴィンチェンツォ・モンテッラ監督までもが「ドイツに住むトルコ人全員をハッピーにするため、私たちはここへ来た」と宣言。 トルコ代表の躍進が始まろうとしている。 2024.06.17 15:10 Monドルトムントの人気記事ランキング
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