2-0は危険なスコア…崖っぷちエバートンが後半3発で逆転勝利、プレミア残留が決定!《プレミアリーグ》
2022.05.20 08:28 Fri
19日、プレミアリーグ第33節延期分のエバートンvsクリスタル・パレスがグディソン・パークで行われ、3-2でエバートンが逆転勝利。この結果、プレミアリーグ残留を決定した。今シーズンはラファエル・ベニテス体制でスタートしたエバートンは、開幕当初こそ結果を残していたが、10月に入ってから急降下。今年2月からフランク・ランパード監督が率いていたが、それでもチーム状態は上がらず、残留も危うい状況に追い込まれていた。
一方のクリスタル・パレスは、パトリック・ヴィエラ監督の下、一桁フィニッシュに向けて勝利が欲しい状況。4戦負けなしという中での一戦となった。
残り2節でなんとか残留を決めたいエバートン。今節も結果次第では残留確定という状況の中でホームゲームに臨んだが、大一番でも今シーズンのチームを象徴するかのような低調パフォーマンスとなった。
そのエバートンは16分にボックス手前でのFKを獲得。リシャルリソンが直接狙うが、シュートはクロスバーに嫌われる。
先手を奪われて不安が過ぎるエバートン。すると36分、ハーフウェイライン付近でシーマス・コールマンがマテタにボールを奪われると、左サイドを突破。そのままクロスボールが送られるが、これは飛び出したGKジョーダン・ピックフォードがDFと被りながらもパンチングでクリア。しかし、クリアボールがウィルフリード・ザハの元へ飛ぶと無人のゴールへシュート。それでもGKピックフォードがなんとか手を伸ばして勢いを止めるが、このボールがジョルダン・アイェウにわたり、もつれながらもゴールに転がっていった。
粘りながらも前半で2失点。スタンドのファンも頭を抱え、ランパード監督も信じられないと言った表情を見せる。ホーム最終戦が最悪のものになることすら過った瞬間だったはずだ。
反撃に出なければいけないランパード監督は、ハーフタイムでアンドレ・ゴメスを下げて、デレ・アリを投入。すると、チームは息を吹き返す。
55分、ヴィタリー・ミコレンコがFKから前線にフィード。これをボックス内で、メイソン・ホルゲイトがヘディングで落とし、最後はマイケル・キーンが左足アウトサイドでゴールへとねじ込んだ。
後半早々のゴールにスタンドのファンのボルテージが一気に上がることに。騒然とした空気の中でのプレーが続き、エバートンがファンの後押しを受けてプレーを続け、ゴールに向かうプレーだけでも大歓声が上がる。
すると76分、アブドゥライエ・ドゥクレのパスを受けたコールマンがボックス手前からクロス。これをファーサイドでデレ・アリが受けて折り返すもブロックされる。しかし、こぼれ球がリシャルリソンの下に転がると、体勢を崩しながらもねじ込んで同点に。スタンドのボルテージはさらに上がっていく。
完全にエバートンの空気となった試合は85分に決着。デマライ・グレイがFKからゴール前にクロスを送ると、GKも出られない絶妙なクロスに対してドミニク・キャルバート=ルーウィンがドンピシャヘッド。これがネットを揺らし、エバートンが2点差を逆転。興奮したファンがピッチになだれ込む事態となった。
結局、このままエバートンは逃げ切り、3-2で逆転勝利。勝ち点を39まで伸ばすと、同じく残留を争っていたバーンリーがアストン・ビラと1-1のドロー。この結果、エバートンが最終節を残して残留を決めることに成功。スタジアムは、まるで優勝を決めたかのような大騒ぎとなった。
なお、残留争いは最終節で1枠を争うことに。勝ち点35で並ぶバーンリーと降格圏のリーズ・ユナイテッドの一騎打ち。バーンリーはニューカッスル、リーズはブレントフォードと対戦する。
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そのエバートンは16分にボックス手前でのFKを獲得。リシャルリソンが直接狙うが、シュートはクロスバーに嫌われる。
チャンスを逸したエバートンは、クリスタル・パレスに先手を奪われる。22分、左サイドからのFK。エベレチ・エゼがゴール前へクロスを送ると、完全にフリーになったジャン=フィリップ・マテタがピンポイントヘッドで合わせ、リードする。
先手を奪われて不安が過ぎるエバートン。すると36分、ハーフウェイライン付近でシーマス・コールマンがマテタにボールを奪われると、左サイドを突破。そのままクロスボールが送られるが、これは飛び出したGKジョーダン・ピックフォードがDFと被りながらもパンチングでクリア。しかし、クリアボールがウィルフリード・ザハの元へ飛ぶと無人のゴールへシュート。それでもGKピックフォードがなんとか手を伸ばして勢いを止めるが、このボールがジョルダン・アイェウにわたり、もつれながらもゴールに転がっていった。
粘りながらも前半で2失点。スタンドのファンも頭を抱え、ランパード監督も信じられないと言った表情を見せる。ホーム最終戦が最悪のものになることすら過った瞬間だったはずだ。
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55分、ヴィタリー・ミコレンコがFKから前線にフィード。これをボックス内で、メイソン・ホルゲイトがヘディングで落とし、最後はマイケル・キーンが左足アウトサイドでゴールへとねじ込んだ。
後半早々のゴールにスタンドのファンのボルテージが一気に上がることに。騒然とした空気の中でのプレーが続き、エバートンがファンの後押しを受けてプレーを続け、ゴールに向かうプレーだけでも大歓声が上がる。
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結局、このままエバートンは逃げ切り、3-2で逆転勝利。勝ち点を39まで伸ばすと、同じく残留を争っていたバーンリーがアストン・ビラと1-1のドロー。この結果、エバートンが最終節を残して残留を決めることに成功。スタジアムは、まるで優勝を決めたかのような大騒ぎとなった。
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VARでミスをした審判、リバプールvsエバートン、アーセナルvsシティのビッグマッチの担当を外される
VARによる人為的なミスが大きな問題となっているプレミアリーグだが、ミスをしたオペレーターが担当を外されることとなった。イギリス『BBC』が伝えた。 問題が起こったのは11日。プレミアリーグの2試合でVARが重大なミスを起こしてしまった。 アーセナルvsブレントフォードの試合では、ブレントフォードのFWイヴァン・トニーが同点ゴールを決めたが、このシーンでアシストしたMFクリスティアン・ノルゴーアがオフサイドポジションにいながら、ゴールが認められた。 FKの流れからのゴールとなったが、その前のプレーのファウルかどうかをチェックしたリー・メイソン氏は、最後にノルゴーアにパスを出したイーサン・ピノックのヘディングのシーンでオフサイドラインを引き忘れるという大失態。これによりゴールが認められ、優勝を争うアーセナルは勝ち点2を落とす形となった。 また、同日に行われていたクリスタル・パレスvsブライトン&ホーヴ・アルビオンの試合では、ブライトンのペルビス・エストゥピニャンのゴールがオフサイドだったとして取り消しに。しかし、別の選手をオフサイドラインと設定してしまい、正しいオフサイドラインではオンサイドとなるため、ゴールが認められるべきだった事案となった。なお、ブライトンも1-1の引き分けに終わっている。 同日にVARの2つの人為的なミスが起こり、PGMOL(イギリス審判協会)のチーフを務めるハワード・ウェブ氏が両チームへと謝罪していた。 そんな中、ブライトンの試合でVARを担当したジョン・ブルックス氏は13日のリバプールvsエバートンの“マージーサイド・ダービー”、15日のアーセナルvsマンチェスター・シティの首位攻防戦の担当だったが、外されることとになった。 リバプールvsエバートンはアンドレ・マリナー氏、アーセナルvsシティはデイビッド・クート氏が担当することになる。 なお、ウェブ氏は審判員を会議に招集。今回のミスの背後にある問題について話し合い、監督と選手がシステムを信頼し続けるためには、同様のミスを2度と起こすことはできないと伝え、問題点を議論するようだ。 今回の判定については『BBC』で解説を務めるアラン・シアラー氏は「VARにとっての恐ろしい日という以外になんというべきかわからない」とコメント。ダニー・マーフィー氏は「酷すぎる」と酷評した。 また、元主審のキース・ハケット氏は主審がVARに依存しすぎだと主張。「昨日のようなミスを犯すことはできない。VARがなければ、副審はそのような状況で旗を上げ、オフサイドを与えていただろう」とコメントしていた。 テクノロジーで誤審が減るどころか、まさかの人為的ミスが起こるとは思われていないVAR。信頼を揺るがす今回の事案は、大きな影響を与えそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】VARのミスで見逃されたオフサイドからの同点ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="29pS8DskPBE";var video_start = 91;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.02.13 22:45 Mon4
エバートンが新スタジアム移転を後ろ倒し、2025-26シーズンから使用…130年使用したスタジアムとの時間は残り1年半
エバートンは15日、2025-26シーズンより新スタジアムを使用することを発表した。 現在はグディソン・パークを使用しているエバートン。1892年に建設された歴史あるスタジアムとは、2024-25シーズンでお別れになることが決定した。 今シーズンのエバートンは、2021-22シーズンまでの損失が1億2450万ポンド(約224億5000万円)に達したことを受け、勝ち点10剥奪という処分を下されている状況。現在控訴中となっている。 この中には、7億6000万ポンド(約1370億5000万円)の新スタジアム建設費用も含まれており、支払う利息分が上乗せされている状態のようだ。 ブラムリー・ムーア・ドックに建設中の新たなスタジアムは5万2888人収容で、2024年末までに完成予定。しかし、エバートンは、シーズン途中の移転を望まず、2024-25シーズンをグディソン・パークのラストシーズンにすることにしたという。 理由については「商業的、物流的、スポーツ的、ファン関連のさまざまな要素を考慮した結果」とのこと。また、ラストシーズンを1年間用意したことで、グディソンパークに「相応しい見送り」の期間を設けることにしたようだ。 <span class="paragraph-title">【写真】エバートンが2025-26シーズンから使用する新スタジアム</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">We can confirm our Men’s Senior Team will play competitive fixtures at <a href="https://twitter.com/EvertonStadium?ref_src=twsrc%5Etfw">@EvertonStadium</a> at the start of the 2025/26 season. </p>— Everton (@Everton) <a href="https://twitter.com/Everton/status/1735691251213627498?ref_src=twsrc%5Etfw">December 15, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.12.16 20:40 Sat5