原口と浅野がアシスト、ウニオンがボーフムに競り勝ってEL出場権獲得《ブンデスリーガ》

2022.05.15 02:28 Sun
Getty Images
ブンデスリーガ最終節、ウニオン・ベルリンvsボーフムが14日に行われ、3-2でウニオンが競り勝った。

ウニオンのMF原口元気は66分までプレー、MF遠藤渓太はベンチ入りせず。ボーフムのFW浅野拓磨は80分までプレーしている。

前節フライブルク戦を4-1と快勝して7位以上が確定し、2季連続での欧州カップ戦出場が決まった6位ウニオン・ベルリン(勝ち点54)は勝利すればヨーロッパリーグ出場が決まる中、原口が[3-5-2]の右インサイドMFの位置で3試合連続スタメンとなった。
一方、残留を決めている11位ボーフム(勝ち点42)は浅野が中盤ダイヤモンド型[4-4-2]のトップ下で7試合連続スタメンとなった。

立ち上がりから攻勢をかけたウニオンは5分、原口が右サイドを力強いドリブルで持ち上がってクロス。完璧なボールを送り、プロメルがヘッドで合わせて幸先良く先制に成功した。
先制したウニオンは自陣に引いてボーフムの攻撃を受け止めると、23分にPKを獲得。ミヒャエルのシュートがボックス内でブロックに入ったテスチェの手に当たった。

このPKをアウォニーが決めてリードを広げたウニオンはハーフタイムにかけてボーフムに反撃の隙を見せずに2-0で前半を終えた。

迎えた後半、51分に浅野が強烈なミドルシュートで牽制したボーフムは、55分に1点差に詰め寄る。左サイドからのダニーロのアーリークロスをツォラーがヘッドで押し込んだ。

その後、66分に原口がピッチを後にした中、79分にボーフムが追いつく。浅野がボックス左深くでボールをキープ。マイナスのパスを受けたレーヴェンがコントロールシュートを決めきった。

しかし88分、ウニオンが勝ち越す。ロングフィードのルーズボールを拾ったアウォニーがシュートを蹴り込んだ。これが決勝点となってウニオンが勝利。クラブ史上最高位の5位フィニッシュとし、ヨーロッパリーグ出場を決めている。

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