コパ・デル・レイ優勝のベティス、ソシエダからレンタルのウィリアン・ジョゼ買い取りへ

2022.05.14 00:20 Sat
Getty Images
ベティスにレンタル中のブラジル人FWウィリアン・ジョゼ(30)は、ソシエダからの完全移籍が決定したようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

2016年夏にソシエダに加入し、ラ・リーガでは4シーズン連続で二桁得点を記録してきたウィリアン・ジョゼ。昨季からやや序列を落とすと、昨季途中に頭蓋骨骨折で長期離脱中のFWラウール・ヒメネスに代わるセンターFWとしてウォルバーハンプトンへレンタル移籍。

昨夏にソシエダへ復帰したが、今季はベティスにレンタル移籍で加入。ここまで公式戦42試合で11得点5アシストを記録し、17年ぶりのコパ・デル・レイ優勝に貢献していた。
『マルカ』によれば、ベティスは買い取り金としてソシエダに1000万ユーロ(約13億4400万円)強を支払うことで合意に至っており、ウィリアン・ジョゼとは3~4年の契約を結ぶとのことだ。

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フィオレンティーナのラッファエレ・パッラディーノ監督が、レアル・ベティス戦へ意気込んだ。『UEFA.com』が伝えた。 8日、UEFAカンファレンスリーグ(ECL)準決勝2ndレグでフィオレンティーナはホームにベティスを迎える。 1stレグはアウェイで2-1と敗れたフィオレンティーナ。決勝進出には逆転勝利が必要になる中で、パッラディーノ監督はホームの声援に後押しされて勝ち上がりたいとした。 「明日はファンとみんなと共に、フィオレンティーナを決勝に導くために全力を尽くす。強豪相手に素晴らしい試合だった1stレグを研究した」 「技術的にはもっと良くならなければならないし、そうできるはずだ。相手を苦しめることもできるはずだ」 「チームは気合十分だ。そして明日は、ファンのみんながさらに大きな声援を送ってくれるだろう」 2025.05.08 16:30 Thu
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「失望と後悔が」2年連続ECL準優勝のフィオレンティーナはベスト4敗退…指揮官は「選手たちにはこれ以上望めない」

フィオレンティーナのラッファエレ・パッラディーノ監督が、レアル・ベティス戦を振り返った。 8日、UEFAカンファレンスリーグ(ECL)の準決勝2ndレグでフィオレンティーナはベティスと対戦。1stレグを2-1で敗れていたフィオレンティーナは、アントニーのゴールで失点し苦しい状況に。それでもロビン・ゴセンスの2ゴールで2戦合計3-3に追いつき、延長戦にもつれ込んだ。 しかし、延長戦ではエズ・アブデにゴールを許してしまい、2戦合計3-4で敗戦となった。 3シーズン連続でECLに臨んだフィオレンティーナは、2022-23シーズンは決勝でウェストハムに敗れ優勝を逃すと、2023-24シーズンは決勝でオリンピアコスに敗れ2年連続準優勝。3度目の正直を目指したが、今度は準決勝で敗れる結果となった。 パッラディーノ監督は試合後にイタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューに応じ、後悔もあるとコメント。ただ、やるべきことはやったとし、残りのシーズンへ意欲を見せた。 「この試合に向けてしっかり準備してきたので、失望と後悔はあるが、相手にはチャンピオンになっている選手がたくさんおり、その中の1人があのFKで見せた」 「上手く逆転し、2-1とリードした。3点目を決めるチャンスもあったが、それを活かせなかった。そして延長戦で相手GKのロングキックにもっと良い形で対応できたのに、失点してしまった」 「選手たちにはこれ以上望むものはなかった。彼らは懸命に戦い、粘り強く戦い、残っていたFWを全員投入した。悔いは残るが、選手たちを誇りに思う。彼らは最後まで全力を尽くしてくれた」 「ファンの前での試合だった。決勝進出を目指していたが、残念ながら叶わなかった。これからは気持ちを切り替え、セリエAに集中しなければならない。シーズンを良い形で締めくくらなければ、今の順位は上がらないだろう」 2025.05.09 16:55 Fri

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