「サラーならPK」発言のランパードをFAが告発…9日までの回答求められる

2022.05.05 16:57 Thu
Getty Images
イングランドサッカー協会(FA)がエバートンのフランク・ランパード監督を告発した。

エバートンは4月24日にホームで行われたプレミアリーグ第35節でリバプールと対戦。マンチェスター・シティと激しい首位争いを演じるリバプールが相手といえど、残留ラインのギリギリを彷徨う状況だけに勝ち点がほしい一戦だったが、0-2の敗北を喫した。
だが、エバートン側からしたら吠えたくなる微妙な場面もあり、0-0の54分に左サイドから一気にボックス内まで侵攻していったイングランド人MFアンソニー・ゴードンがリバプールの元カメルーン代表DFジョエル・マティプに後ろからチャージを受けて転倒した。

かなり際どいシーンだったが、スチュアート・アトウェル主審はノーファウルの判定を下すと、オンフィールドレビューもなし。ランパード監督は試合後も自軍に不利なジャッジに納得がいかず、上位びいきの笛だと痛烈に批判した。

「あれはPKだ。しかし、ここ(アンフィード)ではもらえない。それが反対側のサラーだったら、PKだったんじゃないかな。あれはアンソニーに対するファウルだ」
そして、『BBC』や『The Athletic』などのイギリス複数メディアによると、FAがスポークスマンを通じてランパード監督の発言を不適切なものと主張したという。

フランク・ランパードは2022年4月24日に行われたプレミアリーグのリバプールFC後に発したメディアコメントがFA規則に違反して告発された。同監督の発言は試合審判の誠実さに対するバイアスや攻撃を意味し、FAルールに反してゲームの評判を落とすため、不適切なものである」

なお、渦中のランパード監督はこの件に関して、9日までの回答が求められている。
関連ニュース

プレミア4クラブを筆頭に20歳FWイリング・ジュニア争奪戦? ユベントスがしぶしぶ売却受け入れか

ユベントスのU-21イングランド代表FWサミュエル・イリング・ジュニア(20)は今夏の移籍の可能性が高まっているようだ。イギリス『フットボール・インサイダー』が報じた。 チェルシーのアカデミー出身で、2020年夏にユベントスへ移籍した逸材アタッカーのイリング・ジュニア。2022年10月にファーストチームデビューを果たすと、同年12月にはプロ契約を締結し、2025年6月までの契約を結んだ。 これまでも度々ビッグクラブからの関心が報じられてきた中、途中出場がメインながら今シーズンここまで公式戦19試合でプレー。さらなる飛躍が期待されると同時に、U-21イングランド代表でのパフォーマンスで評価を高めている。 ところが、イリング・ジュニアとの契約が残り1年に迫るユベントスは、フリーでの移籍を防ぐため、今夏の売却をしぶしぶ受け入れているとのこと。かねてから獲得への動きを見せていたトッテナムやエバートンの他、ウェストハムやブライトン&ホーブ・アルビオンなど、プレミアリーグのクラブが獲得を検討しているという。 また、ドイツ方面のクラブも興味を示しているようで、レバークーゼンとバイエルンが動向を注視。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、イタリアのクラブも移籍先の候補に挙がっている模様だ。 なお、ユベントスは1月の移籍市場においても、1700万ポンド(約32億5000万円)のオファーがあれば売却を受け入れていた見込み。今度こそいずれかのクラブが獲得へ漕ぎ着けるのだろうか。 2024.03.28 15:32 Thu

ユナイテッドら関心の人気株ブランスウェイトにシティも注目か

エバートンのイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)を巡り、マンチェスター・シティも目を光らすようだ。 今季のエバートンで本格的にブレイクしたばかりの若きセンターバックだが、獲得を望むチームが多く存在する人気株であり、バックライン中央に補強の必要性が叫ばれるマンチェスター・ユナイテッドやトッテナムのほか、レアル・マドリーの関心もまことしやかに取り沙汰される。 そんなブランスウェイトはこの3月の代表ウィークでイングランド代表から初めて声がかかり、26日に行われる国際親善試合のベルギー代表戦でデビューを目指すなか、イギリス『デイリー・メール』によると、シティが動向をモニタリングしているという。 シティのセンターバック陣を見てみると、昨夏に移籍金7700万ポンド(約146億8000万円)で獲得したクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオルも加わって層が薄いわけではないが、高いレベルの競争力を保つべく、ブランスウェイトに注目しているそうだ。 なお、エバートンはブランスウェイトを手放すなら、6000万ポンド(約114億4000万円)を上回る移籍金を求めるといわれる。 2024.03.25 16:30 Mon

人気銘柄ブランスウェイトの後釜に…エバートンが2部ハル・シティの超屈強CBグリーブス獲得に本腰か

エバートンがU-21イングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)の後釜を選定中だ。イギリス『フットボール・インサイダー』が伝えている。 今季終了後のビッグクラブ移籍が浮上している“人気銘柄”ブランスウェイト。若くて伸びしろも大きそうな国産の195cm左利きセンターバックを、マンチェスター・ユナイテッドなどが狙っているとされる。 一歩間違えれば「経営難」というほどに財政が逼迫するエバートンとしては、今季終了後の主力複数売却が必須とされており、もちろんブランスウェイトもその1人。すでに後釜の選定を進めているという。 有力候補はトッテナムも関心を寄せているとされるイングランド人DFジェイコブ・グリーブス(23)。チャンピオンシップ(イングランド2部)のハル・シティに所属する193cmの左利きで、プレミアリーグ経験のない選手ながら、1400万ユーロ(約22億5000万円)の市場価値を誇る。 その特徴は圧倒的な“頑丈さ”。フィジカルコンタクトがプレミアより激しい2部の選手でありながら、2021-22シーズンにリーグ戦全46試合フルタイム出場、昨季は46試合中44試合出場、今季はここまで出場停止1試合を除いて全36試合フルタイム出場… とにかく屈強なのだ。 前述の通り、グリーブスにはトッテナムも関心を寄せるが、その比重は大きくなく、対してエバートンはブランスウェイトの後釜として本腰。プレミアリーグでも即戦力になると踏んでいるようだ。 獲得への絶対条件は「エバートンのプレミア残留」。現段階でプレミア昇格の可能性も残すハル・シティだが、グリーブス自身はチームの昇格がなければ今季終了後に個人昇格する決意が固まっているとレポートされている。 2024.03.13 17:00 Wed

2つ目のPKキッカー、ラッシュフォードはブルーノからの提案 「変更すべきだと感じた」

マンチェスター・ユナイテッドが2つのPKで連敗ストップの白星を手にした。 ユナイテッドは9日のプレミアリーグ第28節でエバートンとホームで対戦。前半にアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョが獲得した2つのPKをモノにして、2-0で勝利した。 そのPKシーンではポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが1本目を担い、2本目はイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードだった。 クラブ公式サイトによると、ブルーノは試合後のクラブ公式チャンネル『MUTV』でその経緯を明らかに。ブルーノからラッシュフォードに提案してのキッカー変更だったようだ。 「何度も言うように、僕らは複数のPKキッカーがいて、ドレッシングルームにもリストがある。マーカスはPKキッカーとして2番目の名前で、彼が蹴ろうとするときは僕もいつだって自信を持っている」 「彼なら、僕と同じ効果をもたらせると信じているんだ。1本目は僕が決めたけど、2点目はGKの心を少し揺さぶるという面で、変更すべきだと感じた」 「そうすると、彼(ジョーダン・ピックフォード)はまた違う動き方で、また異なるPKキッカーに対応していく必要性が出てくる。だから、僕らが追加点を奪う上で、チームにとって最善の判断だったと思う」 「あれは自分にゴールを決める自信がなかったわけじゃない。ただ、マーカスと話をして、やりたいかどうかを尋ねたからで、そうしたら『喜んでやる』と言ったから、『どうぞ』って返したんだ」 そんなブルーノは前回のエバートン戦でもPKチャンスを獲得した際、ラッシュフォードにキッカーを託した過去。今季のラッシュフォードが悩める状況とあって、今回も自信を取り戻させるために譲った、というのもありそうだ。 2024.03.10 12:55 Sun

連敗ストップ試合で輝いたガルナチョにテン・ハグ監督が言及 「我々の仕事は彼のレベルを押し上げること」

マンチェスター・ユナイテッドが連敗をストップした。 ユナイテッドは9日のプレミアリーグ第28節でエバートンとホームで対戦。前半に2つのPKをブルーノ・フェルナンデスとマーカス・ラッシュフォードが決めると、後半を無失点で切り抜け、2-0で勝利した。 イギリス『スカイ・スポーツ』によると、これでチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位アストン・ビラと暫定8ポイント差のエリク・テン・ハグ監督は守りの部分が光った試合だと感じているようだ。 「すべてにおいて良いパフォーマンスで、良い結果だった。チームとしてのパフォーマンスだったが、4バックとGK、そして前のカゼミロが特に素晴らしかったし、彼らはよくやってくれたよ」 「セットプレー時の守り方も良かった。本当によく組織化され、集中し、全員がそれぞれの仕事をしたと思う。後半もいくつかのチャンスがあったが、全体的によくやってくれた」 また、2選手による2つのPKに関する話では「彼らがピッチで決めた。ブルーノも、ラシーも、カゼミロも、クリスティアン・エリクセンも、そのほかの選手もだし、我々には良い担い手がいる」と話した。 そして、PKチャンスを獲得するなど、鋭い仕掛けとフィニッシュで存在感のアレハンドロ・ガルナチョにも「彼は集中し続けられるかどうか」と若い選手が故の課題を口にしつつ、一目置いた。 「チームにいるほかの選手と同じく、私は彼との仕事も好きだ。彼はチャレンジを求める選手で、チャレンジが好きな選手。とても勇敢で自信に溢れている。我々の仕事は彼のレベルをより高いところに押し上げることだ」 「だが、彼はそれをやっている。彼には大きなポテンシャルがあるし、我々も引き出していかないといけない。日々頑張らないといけないし、若い頃は激しい競争があるなかで、3日おきにプレーするのがどういうことなのかわからないものだ」 「そういう経験が必要だし、向上する上ですべてのトレーニングでパフォーマンスを発揮していかないといけない。改善すべき点がまだたくさんあるのだからね」 2024.03.10 09:05 Sun
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly