柏がM・サヴィオのAT弾2発で劇的逆転勝利、鳥栖は念願の初白星挙げグループは大混戦に【ルヴァンカップ・グループC第5節】
2022.04.23 17:26 Sat
YBCルヴァンカップのグループC第5節の2試合が23日に行われた。
先制を許した柏は33分、升掛が高い位置でボールを奪いドリブルを開始。ボックス手前中央まで持ち込み左足を振り抜くも、相手GKに防がれる。
ハーフタイムを終え、ホームチームは前節の京都サンガF.C.戦で2ゴールを挙げた19歳FW中島を投入。186㎝の大型ストライカーを起用し、追加点を狙う。
後半アディショナルタイムに入ると、札幌はボールを回し、逃げ切りを図る展開に。しかし、ドラマは最後に待っていた。
93分、椎橋のワンタッチパスをマテウス・サヴィオがボックス手前中央で収め、右足のシュート。これがDFに当たって軌道が変わり、ゴール左隅に決まった。
土壇場で追いついたアウェイチームはさらにその1分後、岩下のクロスからボックス内で混戦となり、ボックス手前右にボールがこぼれると、そこに反応したマテウス・サヴィオがダイレクトで右足を一閃。素晴らしい軌道を描いたシュートがゴール左に決まり、スーパーゴールで逆転に成功した。
試合はそのまま終了し、1-2で柏が劇的逆転勝利。マテウス・サヴィオの大活躍で掴んだ3ポイントにより、グループ首位に浮上した。
駅前不動産スタジアムではサガン鳥栖vs京都サンガF.C.が行われた。
試合は5分、鳥栖のファン・ソッコが鋭い縦パスをボックス右の小野へ供給。小野がダイレクトでゴール前に流すと、走り込んできた福田がゴール右に強烈なシュートを叩き込み、早々に先制する。
先手を取られた京都は20分、左CKの場面で大前のキックにボックス中央で麻田が頭で合わせるも、枠の上に外れる。
1点のリードを保ったまま試合を折り返したホームチームは50分に相手を突き放す。ゴール前での混戦からボールがボックス右へとこぼれると、これに反応した岩崎がワンタッチのターンで相手をかわし、左足のシュート。これが相手GKに当たりながらも、右のサイドネットに決まった。
2点ビハインドとなった京都は63分に決定機。アピアタウィアのロングボールに抜け出したマルティノスがボックス右から折り返し、中央のイスマイラがダイレクトで合わせるも、これは枠の上に飛んでしまう。
試合は終盤、京都が5人の交代枠を使い終えた後でマルティノスが負傷。ピッチを去ることとなり、10人で2点を追う厳しい状況となる。
その後も相手に大きなチャンスを作らせなかったホームの鳥栖。後半アディショナルタイムには途中出場の藤原がダメ押しとなる3点目を決めると、3-0で試合終了を迎え、グループ突破へ望みを繋ぐ今大会初勝利となった。
北海道コンサドーレ札幌 1-2 柏レイソル
サガン鳥栖 3-0 京都サンガF.C.
1:柏レイソル 8pt/+2
2:北海道コンサドーレ札幌 7pt/+2
2:京都サンガF.C. 7pt/-4
4:サガン鳥栖 5pt/0
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札幌厚別公園競技場で行われた北海道コンサドーレ札幌vs柏レイソルは、ホームチームが勝利すれば無条件で突破が決まる状況。強風が吹く中でキックオフを迎えた。試合はロングボールを中心に序盤から攻勢を強めた札幌が最初にチャンスを迎える。14分、ボックス内で縦パスを受けたガブリエル・シャビエルがワンタッチで右サイドにボールを落とすと、走り込んだ田中が中央へグラウンダーのクロスを供給。絶好のボールに反応したトゥチッチがワンタッチで合わせ、ゴールに流し込んだ。ハーフタイムを終え、ホームチームは前節の京都サンガF.C.戦で2ゴールを挙げた19歳FW中島を投入。186㎝の大型ストライカーを起用し、追加点を狙う。
76分に右サイドのコンビネーションからボックス右へ抜け出したルーカス・フェルナンデスが中央に折り返し、走り込んだ中島が右足ダイレクトでシュート。しかし、これは枠の上に外れた。
後半アディショナルタイムに入ると、札幌はボールを回し、逃げ切りを図る展開に。しかし、ドラマは最後に待っていた。
93分、椎橋のワンタッチパスをマテウス・サヴィオがボックス手前中央で収め、右足のシュート。これがDFに当たって軌道が変わり、ゴール左隅に決まった。
土壇場で追いついたアウェイチームはさらにその1分後、岩下のクロスからボックス内で混戦となり、ボックス手前右にボールがこぼれると、そこに反応したマテウス・サヴィオがダイレクトで右足を一閃。素晴らしい軌道を描いたシュートがゴール左に決まり、スーパーゴールで逆転に成功した。
試合はそのまま終了し、1-2で柏が劇的逆転勝利。マテウス・サヴィオの大活躍で掴んだ3ポイントにより、グループ首位に浮上した。
駅前不動産スタジアムではサガン鳥栖vs京都サンガF.C.が行われた。
試合は5分、鳥栖のファン・ソッコが鋭い縦パスをボックス右の小野へ供給。小野がダイレクトでゴール前に流すと、走り込んできた福田がゴール右に強烈なシュートを叩き込み、早々に先制する。
先手を取られた京都は20分、左CKの場面で大前のキックにボックス中央で麻田が頭で合わせるも、枠の上に外れる。
1点のリードを保ったまま試合を折り返したホームチームは50分に相手を突き放す。ゴール前での混戦からボールがボックス右へとこぼれると、これに反応した岩崎がワンタッチのターンで相手をかわし、左足のシュート。これが相手GKに当たりながらも、右のサイドネットに決まった。
2点ビハインドとなった京都は63分に決定機。アピアタウィアのロングボールに抜け出したマルティノスがボックス右から折り返し、中央のイスマイラがダイレクトで合わせるも、これは枠の上に飛んでしまう。
試合は終盤、京都が5人の交代枠を使い終えた後でマルティノスが負傷。ピッチを去ることとなり、10人で2点を追う厳しい状況となる。
その後も相手に大きなチャンスを作らせなかったホームの鳥栖。後半アディショナルタイムには途中出場の藤原がダメ押しとなる3点目を決めると、3-0で試合終了を迎え、グループ突破へ望みを繋ぐ今大会初勝利となった。
北海道コンサドーレ札幌 1-2 柏レイソル
サガン鳥栖 3-0 京都サンガF.C.
1:柏レイソル 8pt/+2
2:北海道コンサドーレ札幌 7pt/+2
2:京都サンガF.C. 7pt/-4
4:サガン鳥栖 5pt/0
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