レバンテに苦戦もセビージャがコロナのドブレーテで競り勝つ、暫定3位浮上《ラ・リーガ》
2022.04.22 04:26 Fri
セビージャは21日、ラ・リーガ第33節でレバンテとのアウェイ戦に臨み、3-2で競り勝った。
前節レアル・マドリー戦を痛い逆転負けに終わったチャンピオンズリーグ出場圏内ぎりぎりの4位セビージャ(勝ち点60/1試合未消化)は5位ベティスと3ポイント差の中、マドリー戦のスタメンから2選手を変更。マルシャルとラメラに代えてエン=ネシリとオカンポスを起用した。
19位レバンテ(勝ち点25)に対し、最前線にエン=ネシリ、2列目に右からオカンポス、パプ・ゴメス、コロナと並べたセビージャは開始7分にD・ゴメスのミドルシュートでゴールを脅かされるもGKブヌが好守で凌いだ。
すると14分、セビージャが先制する。ボックス右で仕掛けたオカンポスがクロスを上げると、ファーサイドのコロナがヘッドで押し込んだ。
しかし17分、モラレスのボレーシュートがジエゴ・カルロスの手に当たると、VARの末にハンドを取られてPK献上となった。このPKをモラレスに決められたセビージャだったが、27分に勝ち越す。
迎えた後半、開始5分にペペルの直接FKでゴールを脅かされたセビージャはここもGKブヌが凌ぐも、劣勢が続いた中69分に再びPKを献上する。アクーニャがラドヤのボックス内への侵入を許し、後方からユニフォームを引っ張ってしまった。
しかし、キッカーのモラレスが外して助かったセビージャは終盤の81分に決定的な3点目を挙げる。ラキティッチの右CKからクンデのヘディングシュートが決まった。
その後、ソルダードに1点差に詰め寄られるゴールを決められたセビージャだったが、3-2で逃げ切り。暫定3位に浮上している。
前節レアル・マドリー戦を痛い逆転負けに終わったチャンピオンズリーグ出場圏内ぎりぎりの4位セビージャ(勝ち点60/1試合未消化)は5位ベティスと3ポイント差の中、マドリー戦のスタメンから2選手を変更。マルシャルとラメラに代えてエン=ネシリとオカンポスを起用した。
19位レバンテ(勝ち点25)に対し、最前線にエン=ネシリ、2列目に右からオカンポス、パプ・ゴメス、コロナと並べたセビージャは開始7分にD・ゴメスのミドルシュートでゴールを脅かされるもGKブヌが好守で凌いだ。
しかし17分、モラレスのボレーシュートがジエゴ・カルロスの手に当たると、VARの末にハンドを取られてPK献上となった。このPKをモラレスに決められたセビージャだったが、27分に勝ち越す。
右サイドからオカンポスがクロスを上げると、コロナが受けてシュートを決めきった。コロナのドブレーテで勝ち越したセビージャは33分、ショートコーナーの流れからクンデが際どいシュートを浴びせて牽制。ハーフタイムにかけてはレバンテが前がかった中、自陣に引いて凌ぎ1点をリードして前半を終えた。
迎えた後半、開始5分にペペルの直接FKでゴールを脅かされたセビージャはここもGKブヌが凌ぐも、劣勢が続いた中69分に再びPKを献上する。アクーニャがラドヤのボックス内への侵入を許し、後方からユニフォームを引っ張ってしまった。
しかし、キッカーのモラレスが外して助かったセビージャは終盤の81分に決定的な3点目を挙げる。ラキティッチの右CKからクンデのヘディングシュートが決まった。
その後、ソルダードに1点差に詰め寄られるゴールを決められたセビージャだったが、3-2で逃げ切り。暫定3位に浮上している。
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