他クラブとの交渉明かした主将ラカゼット、アルテタ監督は「ここで彼はベストを尽くす義務がある」
2022.04.20 18:07 Wed
アーセナルのミケル・アルテタ監督が、他クラブとの交渉を認めたFWアレクサンドル・ラカゼットに残るシーズンへの集中を求めた。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
チームは現在プレミアリーグで5位につけるなどトップ4入りに向けて激しい争いを繰り広げているが、こうしたなかでラカゼットはフランス『Canal+』に出演した際、すでに複数クラブと交渉していることを明らかに。チャンピオンズリーグでのプレー願望についても明らかにしており、アーセナルからの退団を匂わせた。
20日に行われる延期分のプレミアリーグ第25節チェルシー戦の前日会見に出席したアルテタ監督は、ラカゼットの振る舞いについて理解を示しつつ、残りのシーズンに集中することを要求。契約についてはシーズン終了後に再び話し合いの場が設けられることを示唆した。
「契約状況を考えれば、彼が自分の将来を決めようとしていることは理解できる。我々の意向は明確に伝えている。将来的に彼とどうするかが固まれば、夏に一度話し合いの場を設けるつもりだ」
「彼が自分の人生において何をするか、私が話す必要はない。それは彼の権利だ。そして同時に、彼にはここでベストを尽くす義務もある。それが我々と彼が交わした契約だ。我々の立場は変わっていない。我々や彼の問題ではなく、両者の問題なのだ」
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2017年夏にリヨンからアーセナルへ加入したラカゼットは、チームの主軸としてここまで公式戦通算201試合に出場して71ゴール36アシストの成績を記録。今冬にFWピエール=エメリク・オーバメヤンがバルセロナへ去ってからはキャプテンを務めるなどチームで重要な役割を果たしているが、アーセナルとの契約は今夏までとなっており、退団の可能性が高まっている。20日に行われる延期分のプレミアリーグ第25節チェルシー戦の前日会見に出席したアルテタ監督は、ラカゼットの振る舞いについて理解を示しつつ、残りのシーズンに集中することを要求。契約についてはシーズン終了後に再び話し合いの場が設けられることを示唆した。
「契約状況を考えれば、彼が自分の将来を決めようとしていることは理解できる。我々の意向は明確に伝えている。将来的に彼とどうするかが固まれば、夏に一度話し合いの場を設けるつもりだ」
「残るシーズンに向けて、彼がいつもそうしてきたようにアーセナルを守るという未来に集中して欲しい。そのために腕章をつけているのだから」
「彼が自分の人生において何をするか、私が話す必要はない。それは彼の権利だ。そして同時に、彼にはここでベストを尽くす義務もある。それが我々と彼が交わした契約だ。我々の立場は変わっていない。我々や彼の問題ではなく、両者の問題なのだ」
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